おつきさま

この世とあの世を結ぶお月さま

太陽の隠れた夜にも光を届けん

この月の光の下で

同じ月を見てなにを思わん

平等に降り注ぐ月の下

それぞれがそれぞれの思いで

月を眺める

月の満ち欠けの影響が人にはあるという

それぞれに何を思わん

怯える必要はない

誰も君を責めたりしない

月も責めてなんかいない

ただ平等に降り注ぐ

何を思わん

癒しておくれこのココロ

許しておくれこのココロ

誰のせいでもなく

私のココロが弱いだけ

自分に自信がないだけ

でもこの存在を許しておくれ

いま生きている

それだけでも許されているのかもしれない

生かされている

死んでいった人もいるのに

君はその分生きないといけないよ

たくさんの夢があっただろう

君には叶えてあげることは

できないかもしれないけれども

精一杯生きるしかない

生かしてもらったんだから

罪悪感を感じる必要はない

生きていることに対して

原罪を感じる必要はないんだ

精一杯生きて

生きているだけでいいんだ

生かされている

そう君はそれを知っている

罪なんてないんだよ

夢幻のようなものだとしたら

精一杯夢を楽しんだらどうだろう

夢のような悪夢も

夢のような幸せも

この一生が尽きたら消える

どうせならば

生きていることに感謝して

ありがとう

苦しかったね

君たちがいたからボクがいる

ありがとう

苦しいけれども生きるよ

ありがとう

そう感謝に変えよう

謝るんじゃないんだ

ごめんねじゃない

ありがとう

生きてみよう

楽しいことばかりじゃないけれども

フラッシュバックするときもあるけれども

生きてみよう

いつでもこれからいまからだから

たとえ何があっても経験だよ

生かされたんだ

その人のぶんまで

夢は叶えてあげられないかもしれないけれども

あなたはあなたで生きていこう

ボクはボクで生きていく

ありがとう

また今度は太陽が昇るだろう

だからね・・・。