バカモンは宮司に言った
おいらは狂ってる
なんかしらん餓鬼の声がする
宮司曰く
餓鬼とか言うのは何か知らないが
自分が狂ってるって言うことは
あなたは狂っていないな
いまはそれがわからない人が多いからね
バカモンが僧侶に言った
餓鬼をどうにかしたい
どうにかならんか
僧侶が言った
わたしは餓鬼が好きですよ
仏さんに散々お願いだけする
そんな餓鬼が好きですよ
それで食べることができるんだから
バカモンはお爺ちゃんとお婆ちゃんの夢をみた
笑っていた
握手した
バカモンはだんだん餓鬼は
おのれのありようで現れるんだと気がついた
バカモンはいろんな声は
怖れからきていると気がついた
そしてバカモンはさらに
怖れは声をも呼び寄せると気がついた
バカモンはすこし気がついた
食う・寝る・排便する
衣・食・住
これをみんなにみたしてあげたら
それ以上は何やろう
これをなんで争わせんねんやろう
バカモンはバカモンだから
それはそのまま屁をこいて寝た
夢のなかバカモンは笑っていた
バカモンは笑っていた
それでええ
おいらは狂ってる
なんかしらん餓鬼の声がする
宮司曰く
餓鬼とか言うのは何か知らないが
自分が狂ってるって言うことは
あなたは狂っていないな
いまはそれがわからない人が多いからね
バカモンが僧侶に言った
餓鬼をどうにかしたい
どうにかならんか
僧侶が言った
わたしは餓鬼が好きですよ
仏さんに散々お願いだけする
そんな餓鬼が好きですよ
それで食べることができるんだから
バカモンはお爺ちゃんとお婆ちゃんの夢をみた
笑っていた
握手した
バカモンはだんだん餓鬼は
おのれのありようで現れるんだと気がついた
バカモンはいろんな声は
怖れからきていると気がついた
そしてバカモンはさらに
怖れは声をも呼び寄せると気がついた
バカモンはすこし気がついた
食う・寝る・排便する
衣・食・住
これをみんなにみたしてあげたら
それ以上は何やろう
これをなんで争わせんねんやろう
バカモンはバカモンだから
それはそのまま屁をこいて寝た
夢のなかバカモンは笑っていた
バカモンは笑っていた
それでええ