ステーキ漂流記
11月11日「食のよろず屋」極上サーロインステーキ ?g(錦糸町)
錦糸町スポッティングにもなっているこのレポートだが、そういえばWINS周辺は行ってなかった。全くないわけじゃないはずだ。と思いWINS周辺を練り歩いてみると、明らかに喫茶店とは違う食べ物屋の雰囲気を醸し出している店を発見。それが今回の店で、表にあるディスプレイで極上サーロインステーキというメニューを見つけたので1枚写真を撮ってから中に入る。
中に入ると右手前にオールバックにチョビヒゲの男がなにやらパソコンを打っていて、その傍らには手下と思われる若衆が。左手側には男二人と女一人。見るからにホストクラブのアフターといった感じで、これに後から狩野英孝に激似の野郎が加わる。そんな方たちに囲まれつつボクは極上サーロインステーキとグラスワイン(パタゴニア・カベルネソーヴィニヨン)を頼む。
いつも通り5分以上待たされるが今日は飽きなかった。右手側では狩野英孝似が朝にも関わらずえらいテンション。「スカイツリーカレーの縦に長いバージョンと男山!」「牛タン、ナマコ刺し、あとキミ(女性店員)をお持ち帰り」などなど、おそらく本当にお持ち帰りする友近似のお客に絶え間なくウケをとっている。そして、相変わらず真ん前のオールバックは相変わらずパソコンとにらめっこをしているかと思いきや、なにやら携帯で連絡。多分、競馬だろうね。
そんなザ・錦糸町な店内を観察している中で元ヤンと思われる女性店員がステーキを配膳する。はじめからタレつき。ま、それほど期待はしなかったけど、硬い肉、タレで超誤魔化した味付けなど……ぶっちゃけ極上じゃなく極道と言った方がぴったりなステーキ。でも、右にいる狩野君ならさぞ美味しく食べれるんだろうな……。
まあ、居酒屋レベルのステーキ。けど、これでお通し代もとられて2000円以上する。何だか競馬で少し損をした気分になる、そんな非道の極道ステーキ。余程、WINSで大儲けした人なら感覚が麻痺して極上に思えるかも。☆一つプラスしたのは人間観察をして楽しめたから。
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