ステーキ漂流記
11月15日「听屋」黒毛和牛サーロインステーキ250g,100g(吉祥寺)
11月16日「camaro’s dinner」特選サーロインステーキ150g(両国)
わけがあって2日分である。
まず、15日のこと。
ブラピのレッドカーペットイベントが終わった後、吉祥寺へ移動。友人が主宰するクラブイベントへ行くためだが、その前に取材、取材ときてクラブイベントの連続だから単純にスタミナをつけたい。と思って、検索して出てきたのが「听屋」。ぽんどや、と読む。何が凄いって、黒毛和牛を200gで2000円前後で出している。リーズナブルに旨そうな物を出す。こりゃ行くしかないでしょ。
ということで、「听屋」に入ると威勢のいい店員の声がする。まるでやる気茶屋のような雰囲気。店内はサタデーナイトということもあって2、30代の客で盛況。早速、黒毛和牛サーロインステーキ250gを頼むと常陸牛か栃木産か選び、さらに生肉を2つもってきて選ぶ。その上、これが250gにカットした肉です、とまたもってくる。とにかく、サービスは抜群にいい。これは期待出来る。今年の阪神で言えば4番のゴメスがいかにもホームランを打ちそうなオーラを醸し出している。
ところが……
来たステーキを一口食べたら……旨味がほとんどない。タレをつければ悪くはない程度。いくら食べてもほんの少しも黒毛和牛特有の旨味を感じない。常陸牛だから?それとも俺の舌が味覚異常になっているか?
納得いかなかったので店長(らしき人)を呼んでどういうことか訊いた。とりあえず肉の伝票を見せてもらったりした後に栃木産の方を100g頼む。けど、結果は同じ。腑に落ちないまま店を出た。
俺の舌がおかしいのか?
やっぱり安かろう、悪かろうなのか?
ここ最近ろくな肉を食べてないのでおかしくなったか?
そんな自信さえ揺らぐような「听屋」の黒毛和牛。やはりここは一番良かった「camaro’s dinner」に行くしかない。ここの黒毛和牛サーロインステーキで何も感じなかったら俺の舌がおかしいっていうこと。
ということで、大病院の救急外来に行く気分で今日の夕方「camaro’s dinner」へ。店にスリランカ人のシェフの奥さんがいた。もちろんシェフもいて、俺のことを覚えていた。早速、特選サーロインステーキを頼む。今回も青森産。
美味かったよ、やっぱり。
同じステーキでもレベルが違いすぎる!
野球で例えればスリランカのおじさんのステーキは大リーガー。マー君やダルビッシュ。听屋のステーキは10月下旬で戦力外になっちゃう選手のようなもんだ。トライアウト受けても無駄。
どう違うか?
旨味が封じ込められてるように濃縮されている。
あと、格段に柔らかい。ゴムのような柔らかさじゃなくて、サクサク切れる。
ハンバーグよりも柔らかいんじゃないか、と思うほど。
ということで、わかった。
黒毛和牛、というだけでもそうそう当たりはない。
牛を選ぶだけじゃダメ。
何かが必要なんだよ。
いまのところ黒毛和牛で美味かったのは、
有楽町の「naniwaen」
麻布の「ビーフマンバル」
渋谷の「将泰庵」
内幸町の「せいとう 西新橋店」
そして、
両国の「camaro’s dinner」
以上5店のみ。
これからも遠慮なく評価する。
「听屋」★
「camaro’s dinner」★★★★★
11月15日「听屋」黒毛和牛サーロインステーキ250g,100g(吉祥寺)
11月16日「camaro’s dinner」特選サーロインステーキ150g(両国)
わけがあって2日分である。
まず、15日のこと。
ブラピのレッドカーペットイベントが終わった後、吉祥寺へ移動。友人が主宰するクラブイベントへ行くためだが、その前に取材、取材ときてクラブイベントの連続だから単純にスタミナをつけたい。と思って、検索して出てきたのが「听屋」。ぽんどや、と読む。何が凄いって、黒毛和牛を200gで2000円前後で出している。リーズナブルに旨そうな物を出す。こりゃ行くしかないでしょ。
ということで、「听屋」に入ると威勢のいい店員の声がする。まるでやる気茶屋のような雰囲気。店内はサタデーナイトということもあって2、30代の客で盛況。早速、黒毛和牛サーロインステーキ250gを頼むと常陸牛か栃木産か選び、さらに生肉を2つもってきて選ぶ。その上、これが250gにカットした肉です、とまたもってくる。とにかく、サービスは抜群にいい。これは期待出来る。今年の阪神で言えば4番のゴメスがいかにもホームランを打ちそうなオーラを醸し出している。
ところが……
来たステーキを一口食べたら……旨味がほとんどない。タレをつければ悪くはない程度。いくら食べてもほんの少しも黒毛和牛特有の旨味を感じない。常陸牛だから?それとも俺の舌が味覚異常になっているか?
納得いかなかったので店長(らしき人)を呼んでどういうことか訊いた。とりあえず肉の伝票を見せてもらったりした後に栃木産の方を100g頼む。けど、結果は同じ。腑に落ちないまま店を出た。
俺の舌がおかしいのか?
やっぱり安かろう、悪かろうなのか?
ここ最近ろくな肉を食べてないのでおかしくなったか?
そんな自信さえ揺らぐような「听屋」の黒毛和牛。やはりここは一番良かった「camaro’s dinner」に行くしかない。ここの黒毛和牛サーロインステーキで何も感じなかったら俺の舌がおかしいっていうこと。
ということで、大病院の救急外来に行く気分で今日の夕方「camaro’s dinner」へ。店にスリランカ人のシェフの奥さんがいた。もちろんシェフもいて、俺のことを覚えていた。早速、特選サーロインステーキを頼む。今回も青森産。
美味かったよ、やっぱり。
同じステーキでもレベルが違いすぎる!
野球で例えればスリランカのおじさんのステーキは大リーガー。マー君やダルビッシュ。听屋のステーキは10月下旬で戦力外になっちゃう選手のようなもんだ。トライアウト受けても無駄。
どう違うか?
旨味が封じ込められてるように濃縮されている。
あと、格段に柔らかい。ゴムのような柔らかさじゃなくて、サクサク切れる。
ハンバーグよりも柔らかいんじゃないか、と思うほど。
ということで、わかった。
黒毛和牛、というだけでもそうそう当たりはない。
牛を選ぶだけじゃダメ。
何かが必要なんだよ。
いまのところ黒毛和牛で美味かったのは、
有楽町の「naniwaen」
麻布の「ビーフマンバル」
渋谷の「将泰庵」
内幸町の「せいとう 西新橋店」
そして、
両国の「camaro’s dinner」
以上5店のみ。
これからも遠慮なく評価する。
「听屋」★
「camaro’s dinner」★★★★★