【ステーキ漂流記season2】
47軒目(新宿)「茜屋」溶岩焼き 牛
ちょうど17時前。
ミーティング前にもう一軒いけるかな、と思い新宿駅前を歩いていると、居酒屋がいっぱいあるビルが目につき、メニュー表を見る。
すると、「茜屋」という店の「溶岩焼き 牛」というメニューが目にとまった。
これ、ステーキだよな。
すると、客引きの兄ちゃんに声をかけられる。
「滞在が1時間以内なら直ぐにご案内出来ます」
と言うのでその誘いに乗り、7階の「茜屋」へ。
確かに直ぐに席に案内され、
「溶岩焼き 牛」と赤ワインを頼む。
ふと、斜め左前のグループを見ると、男女がそれぞれ向かい合わせの席にいる。
なるほど、合コンか。
しばらくすると、アラサーの男性が二次会のお誘いのアナウンスをする。
ん、なんだこれは?
店内全体が合コンパーティーか?
オイラは合コンパーティーの会場に紛れ混んでしまった(笑)。
ま、いっか(笑)。
しばらくしてお通しとワインが配膳。
そのぐらいから合コンが終わり、合コン軍団は店を出る。
さらにちょっとして、溶岩焼き 牛が配膳。
……見るからにカッチカチの肉。
一口。
焼き過ぎてカッチカチ。
心の「こ」の字もない。
店員に訊くと、やはりオーストラリア牛。
タレをつけても、変わらず。
これぞ焼け石に水。いや肉か。
野菜もぶったぎって焼いただけ。
肉も野菜も完食がキツかった。
肉なんかこんなに少ないのに。
罰ゲームの味っす。
今のところ、新宿一不味いステーキかな。
総合:★
素材:★★
グリル:★
タレ:★★
付け合わせ:★★
リーズナブル:★★
【ステーキ漂流記season2】
46軒目(武蔵浦和)「グリル&キッチン eee」国産牛サーロインステーキ
さあ、今日は午後から映画→「映画野郎」ミーティングだからステーキを食べるなら昼しかない。映画はTOHOシネマズ新宿で観るから新宿界隈がいいかな……と思ったが、ふと「武蔵浦和のeeeで確実な物が食べたい」と思った。
昨日は食い運が良くなかった。そういう時もある。
ならば、【ステーキ漂流記】で過去に高評価だった店に行くのが確実である。
もっとも昨日の「叙々苑」はまさにそんな感じだったんだけどね。
武蔵浦和駅を出て、「eee」(イースリー)に行こうとするが、駅の逆方面に出て少し迷い、なんとかレストラン街に着く。
あった、あった。
中に入り、カウンター奥の席へ。
メニューを見ると、ランチメニューでは国産牛サーロインステーキというのがある。
国産牛?
ホルスタイン?
北海道産?
えー、ランチタイムではグランドメニューは出せないの?
仕方なく、渋々国産牛サーロインステーキを頼む。
あれ、サラダバーがある。
前はなかったのに。
サラダバーの豆とコーンを食べ、ステーキを待つ。
すると、ちょっとしてステーキ配膳。
あれ? 匂いが良い。
これは美味いステーキの予感。
一口。
うん、ホルスタインにしては良い。
少し硬いが、脂身と下拵え、シャリアピンのタレがしっかりし、ホルスタインの美味さを引き出している。
美味い店はキリの肉でも美味い。
よく分かっている。
脂身はちょっと脂っこい。
さすがは埼玉一!
埼玉代表のグリルレストラン!
夜は夜で実力を発揮する。
【ステーキ漂流記】の歴代屈指の店に間違いなし。
総合:★★★★★
素材:★★★
グリル:★★★★
旨味:★★★★
タレ:★★★★★
下拵え:★★★★
工夫:★★★★★
サラダバー:★★★★
リーズナブル:★★★★