【ステーキ漂流記season2】
59軒目(南越谷)「ビッグシェフ 南越谷店」ガーリックサイコロステーキ
今日は29日。肉の日。
ということで、サービスをやっている店がいくつかある。
その中で、チェーン展開をしながら一部の店舗でしかサービスやらない所もある。
「ビッグシェフ」がまさにそうだ。
29日の29%引きサービスは東京近郊では南越谷店と池袋のサンシャインシティー内の「ビッグシェフ」ぐらい。
ということで、久しぶりに「ビッグシェフ 南越谷店」へ。
【ステーキ漂流記】ではまさしく去年の今日に行っているが、この間にも一度言っている。が、面倒で書かなかった。
肉の日サービスメニューを見るのはちょうど1年ぶり。
あれ、ちょっと値上げした。前はサイコロステーキがサービス価格で899円だったのに1024円になっている。ま、いっか。
変わってのは値段だけではない。メニュー表をよく見ると、サイコロステーキの下に「使用している肉は成形肉(オーストラリア産)」と書いてあるではないか?
え、成形肉かよ。
成形肉……ようはクズ肉を接着し、固めた肉。
前は違ったよね?
まあ、来てからだね、とりあえずは。
しばらくして、ステーキ配膳。
ん、前とちょっと形が違う。
前はちゃんとしたザブトンのような肉だった。サイコロなのにザブトンとはこれどうよ、と思ったぐらい。
しかし、今日のは明らかにクズ肉という感じ。
それでも、一口。
ん?
強引な美味さ。
てか、これ、「ペッパーランチ」のサーロインペッパーステーキのような味がする。とにかく、塩・胡椒・脂をたくさん使い、しかも妙な柔らかさ。力ずくで「美味い」と言わせたいのが分かる。
しかしだな……
美味いけど、明らかにステーキっぽくない。ステーキを食べている感触が薄い。
もどき、だよね。
断面もステーキっぽくない。
つまり、ステーキもどきのバイオケミカルを食べているのだ。
どうよそれ?
たしかに、遠い昔の小学校・中学校の給食はケミカル感満載だった。学校給食だからしょうがなかったけどね。
しかし、「ビッグシェフ」はステーキとハンバーグを売りにしている店。
つまり、こういうことか。
ケミカルなステーキを食べたくなけりゃ、もうちょっと高いサーロインを頼みなさい。っていうことか。
まさか、肉の日の〆のステーキでステーキもどきを食べさせられるとはな。
エグいぞ、「ビッグシェフ」
でも、「成形肉」とちゃんと言っただけでもなんぼかマシか。
評価:★★
素材:★
グリル:★★★
タレ:★★★
工夫:★★
リーズナブル:★★