アルプスの少女ハイジでおばあさんが食べていたライ麦パン(黒パン)を焼いてみました。苦労したのはライ麦がなかなか売ってないこと。逗子では手に入らず、ネットで入手。
ハイジの時代、パンの粉は自分で調達、それをパン屋に持って行って焼いてもらったそう。裕福な家庭は小麦粉を揃えられたけど、そうでない家庭はライ麦。そしてこのライ麦のパンは硬く、美味しくないと描かれていた。
なぜ硬いかというと、パン生地にした時、発酵せずフワフワにならないのであろうと推察できる。でも現代はイースト菌もいいものがあり、ライ麦の質も上がっているだろうから工夫すれば美味しく出来るのではないかと考え、工夫しながら焼いてみた。
試し焼きを5回ほどして焼いてみたのがこのパン。独特の香りがして・・・、美味しい!。これはこれで新しいパンとして一つのジャンルになりそう。創意工夫して、さらなる磨きをかけていきたいところです。
登山というよりも戦争みたいなものになりそうだ。戻ってこられないかもしれない。J・マロリー