ラジオタイランド日本語放送への受信報告書。いつも「ザ・ニッポン」みたいなポストカードを同封してる。歌舞伎や鎌倉、富士山のものなど。今回は滝のもの。タイ人は滝好き。暑い国だから、滝が人気観光スポットなのだ。
日本語放送は15分間、最後にタイポップスがかかるけど、曲の選択がタイ的で、曲名に「ขอ(〜を下さい)」とか「คน(人)」と決まったワードの入った曲名のものを連続何日もかける癖?がある。これ、タイ人の仕事で珍しくない。頑張らない、ある種適当に仕事する、タイ的です。
そこで曲のリクエストをしてこれを突き壊す作戦。日本人がこんな曲をリクエストする?、でもラジオで流しやすいそうな曲を伝えてみた。
この曲は、タイの児童労働の問題を情緒的に歌い上げた名曲。渋滞の交差点でジャスミンの花飾り(プアンマライ)を売るスラムの子供たち。それに気がついた私は、「何か手伝えますか」と声かけると「赤信号を少し長くしてほしい、花飾りのジャスミンが開ききってしまう前に売り切りたいから(開花したジャスミンは誰も書いたくないでしょう?)」と。泣ける歌詞です。
PARADOXはタイの小椋佳?サザンオールスターズ?。チュラロンコーン大学の同級生が在学中にPARADOXを結成。本業を持ちながら最先端で音楽活動をし、ヒット曲も多い。ラジオで良くかかるバンドです。
エベレストは冷酷で危険な魔の山だ。正直なところ勝ち目はないかもしれない。 J・マロリー