jogo式Canoe Life

インド、大人の社会見学(8)



 クロさんの専任ドライバーアリーさんです。ドライバーさんと言うと、会社が着けてくれるとか、ハイヤーのイメージがありましたが、インドでは少々違うようです。クロさんは、友人とか仕事のパートナーと考えてるようでした。確かに、ドライバーの仕事以外も担っています。僕はボディーガード兼ドライバーみたいに見えました。さらに雇い主が健康的、文化的生活を送れるようにするサポーター。外国人に寄ってくる物乞いや変に話しかけてくる人(宗教の勧誘など)をあっち行けと追い払ったり、接近を阻止したり。面倒な買い物(15リットル入りの飲料ボトルとか)をしておいてくれたり。


 で、アリーさんが実家に招待してくれました。クロさんも初めて行くとのこと。この時、インドのいろいろな話を聞かさせてもらったり、習慣、生活をダイレクトに見せてもらったり。世界は広い、いろいろな価値観、習慣、ライフスタイルがある!。

 アリーさんは単身赴任をしてる。で、奥さんは夫のお母さんと同居してると言うのだ。嫁と姑が同居・・。なんと、嫁さんはお母様が見つけきたと、お母様が気に入って決めたと言うのだ。で、自分の意思は?と問うと、母親が気に入った人に間違いはないからと、、、それで嫁にもらったそうだ。田舎だと家族の決めた人と結婚せず、他の人と恋愛結婚した人が家族に殺されたなんて話は普通にあるそうだ。ちなみに恋愛結婚率は10-20%、都会でないと恋愛結婚は無理だ・・。



 食事をごちそうになりました。美味しかった。右手で食べる。左手は使わない。食べ物は口だけでなく、手の感触でも味わえるのだ、と言うことを知った。手触り感も食事のうちです。知らないことを見、知らないことに触れ、いろいろ考える場を与えられる。これ、旅の醍醐味です。そしてそこで感じたこと、得た物を家に持ち帰ろう。さらに、自分の生活の中に取り入れてみるのだ。上手くいくこともあるけど、上手くいかないこともあるだろう。でも、それがいいのだ。

熟すると言うことは、自分をこの地球上の、どの地理的地点と、時間的地点に置いて認識しているかにかかっている。 曾野綾子
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