航空券や宿泊施設の高騰は強烈だった。飛行機は不便だけど早朝便のものしか選択肢がなく、やや不安だった。なんせ宿をam3:30に出るのだから。公共交通機関は停まってる時間帯なので、白タクを手配した。台湾の旅行ベンチャーのアプリで予約、本当に大丈夫なのか自信はなかったけど、とても便利で運転手さんもしっかりした人で助かりました。白タクだけど、旅行業とは切っても切れない関係になってきてる。実は日本では違法なので表に出ないけど、外国人は自国系列の在日白タクだけではなく、宿泊やツアーも独自のものを利用し始めている。
コロナ禍後、海外では国が威信や生き残りをかけて観光に力を入れていることを知った。日本はそれに乗り遅れてる感、あり。旅行者のニーズやその熱に応えられていないのが現状と思いました。
帰りは成田エキスプレスかグリーン車で帰ってこようと思いましたが取りやめ、その分のお金を「花蓮地震」の募金箱へ入れてきました。花蓮に「平安」を、台湾「加油!」。
平等な社会関係を構築していこうという狩猟採集民的な精神世界が広がるのではないか、と私は予想しているのである 山極寿一