人類は経験のない高齢化、長寿化を経験することになるでしょう。その生活をどうやって支えるか、いや自立するかは大きな課題です。今は、現役世代が引退後の老人を支える仕組みになっていますが、支える人が減るとか、いなくなるので、自分でなんとかせい!ということになります。
仕事は、引退は無くなるでしょう。仕事と言ってもフルタイムでやる必要はありません。週に2回とか、1日3時間とか、そしてこれも生きがいとなります。最高の仕事は、仕事が若い人と接する機会になることだったら最高ではないでしょうか。また、若い外国人労働者がいる仕事場。刺激を受け、自分が活性化されることでしょう。
生きる上でのコストを少なくするするには、健康寿命を長くし、PPK(ピンピンコロリ=死ぬ直前まで元気、死ぬ時はころりと)を目指す。この目標点から逆算すると、健康阻害するものを生活の中から排除し、健康を促進するものをどんどん組み込んでいく必要が出てきます。それは何か?。
参考になるのは、過去にあります。戦前、日本人の死因のワースト3は感染症でした(結核、肺炎、胃腸炎など)。これが昭和の20年代に抗生物質の出現により克服された。入れ替わるように増えたのは脳卒中(能化血管疾患)でした。特に東北地区でその傾向が高く、この地域で長期にわたる追跡調査(コホート研究)により、高塩分食とタンパク不足が原因と分かり、強力な介入が行われ、脳卒中の死亡者数は大きく減少しました。
喫煙も肺がんや消化器がん、また循環器、呼吸器疾患のリスクとわかり、昭和時代と比べ、喫煙者はものすごく減っています。
恐らく、強い介入を持ってライフスタイルや習慣を変化させて、疾患を防ごうという動きは、複数方面に、そして強く働きがけが行われるでしょう。
次のターゲットはなんでしょうか?。恐らく「肥満」、「飲酒」、そしてどうだろう?、「運動の励行」あたりではないでしょうか。
「生きがい」はありますか?。あなたにとって幸せとは?。幸せを積み上げていくと、健康になりそうです。また生きがいを持つことは、生きる意味付けにもなるでしょう。無意味な人生を過ごすのは虚しいですから。
僕は毎日海に向かって歩く。 jogo