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感動の「50km徒歩大会」終了

 ZCC恒例イベント、「50km徒歩大会」。小田原から逗子まで歩いてしまうという、夢のある企画ですが、今年は今までにないすごい参加者が・・。波男さんが親子でやってきた。息子さんは3月に中学を卒業したばかりKクン。彼のことは小学校1年の頃から知ってるけど、この3年ほど会ってなくて、その間にぐんぐん身長が伸びて成長していた。しかし、弱冠15歳、もちろん過去にこんな若い?参加者はいない。


 どうも波男さんは1年前からKクンをこの企画に誘い、時々親子で10kmとか20km歩いて準備していたようだ。それでも、50kmは遠いぞ。



 江ノ島を超え、稲村ケ崎を過ぎた頃、辺りは暗くなってきた。足も上がらず、ペースも落ちてくる。苦しい、本当に苦しいところだ。小坪漁港から逗子海岸に抜けるには難所がある。山を一つ越えなければいけないのだ。Kクン、残念ながらここでギブアップ。でも立派だ、そして「感動した!」。小学生の頃、お父さん(波男さん)と手をつないで歩いていた少年が、こんな立派に成長して、そして果敢に困難に挑戦。ここまでやってくれるとは。

 Kクンがお母さんの車で先に逗子へ。残った我々は走って山越えをしました。まだまだいけるぞ、このままもう50km行けと言われても、やりきれそうな気がする。でも、今回の50km徒歩、これに向けて3ヶ月準備をして身体を作った。この過程で分かったのは、体力の衰えは隠せない。20歳代のころから50kmを歩いてるけど、準備に長い時間と努力を要するようになってきた。道具や身体のケアも、気を使わないといけなくなってきた。細かくこのあたりを実感。これからは賢く、丁寧に自分の体力や気力と向き合わないと挑戦は成功しなくなってくるんだろうなと予感。今までと違う、新しい方法、準備の仕方を模索していこうと思う。発見の多い徒歩大会となった今回のトライでした。



 恒例のゴール写真。この後ビールで乾杯。今回で50km徒歩大会は6回目でした。来年も第7回、やりますよ。我こそはと言う方々、しっかり準備してまた歩きましょう。歩くというのは、人間として基本的な運動、行動です。誰でも出来る、でも安易に簡単だとは言いません。準備や計画、トレーニングや装備、いろいろ考えなければいけない。でも、それ自体が楽しいのです。また、ご一緒に歩きましょうね。

の一瞬のため、道具の準備はもちろん、人生のすべてを捧げるのです。  ジェリー・ロペス
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