意外と本人までも否定的になっていますね。
普通の人はあの番組は避けたのかと思います。
チャンネルの選択は可能ですから。
見ていないので、何があったのか振り返ると
>選挙戦で苦戦を強いられていた状況について「幹事長ですから責任問題」「甘利さん戦犯ですよ」と厳しい口調で迫った。
>また、二階俊博前幹事長に「いつまで政治家続けるつもりですか?」と質問
などやらかしたようです。
しかしながら、おそらく番組を見続けた視聴者のおおかたはこの程度が本音なんでしょう。
普段、政治の話をしない人達にとって政治家は特別ではないのです。
その人達からすれば、むしろ横柄な態度の太田光さんを捌けない政治家のコミニケーション能力の無さが目立つのでしょうね。
街の中で、客のクレーマーや反対に物事も知らない接客なんてこの程度です。
教えられるものとかでなく、経験則や人生観、慣れ、風習等で挨拶並みに普段の行いの延長線上のある態度や表現力ですから。
そう考えるとまさに政治家は街で戸惑う高齢者と変わらない存在なんですよ。
接客するバイトも経験が足りなければ、そこで物を買う高齢者も最近の機械や販売制度、サービスなんかに疎いし、行動も鈍くなっているのかと思います。
それに近いのが今回のお笑い司会者と不慣れな政治家の遭遇なので不運です。
質問の内容もスタッフからの指示でなくて
本人が視聴者の本音をぶつけてしまったようです。
結果として躱せるだけの柔軟さがないので怒りますよね。
それに可哀想なのは予測していた構想が外れたパターンです。
開票前や出口調査までは大きく減らすと言われていました。
また、素直に従来の政治家を落とす選挙区もありました。
そうした流れが開票と共に変化して自民党の安定多数ですから、悪ノリした感じに映ってしまったのかと思います。
ただ、太田光さんの最近の芸風からするとこうなるのも仕方ないのでしょう。
近い芸風に立川志らく師匠が居て、その源流は立川談志さんなのです。
普段から政治の話をして弄っていて、かつ庶民派ならまだ救われようもあるのかと感じます。
亡くなった桂歌丸さんではありませんが、うちの近所の人達がとか言われたら本気でそんなものかと思ってしまいます。
太田光さんが文学や哲学を語るなら許されて、政治となると神輿の如く蔑むのは良くないとなるんですよね。
でも実際にこの人を選んで他の地域ではおかしいだろうと言うのが世間なんですから。
禁忌、タブーを越えてしまったのは普通はダメなんですけど、太田光さんも既に56歳で仮にふざけた芸風をしていなかったらこんな批判される年齢ではありません。
若い人から見ればいい歳です。
しかし、甘利氏72歳、二階俊博82歳からすれば24下、34下の子供の年齢と変わらない存在なんです。
それが偉そうに振る舞えば嗜められるのも当然です。
ただ、最近の若者を理解する上でもそれなりに対応出来ないとそれはそれで世の中では浮いた存在になります。
実際、叩いているのはおそらく叩けば記事になると思うような輩で太田光さんや高齢で世間の実態に疎い方と同じ穴の狢です。
普通ならスールーか、批判よりも太田光大丈夫かと心配します。
YouTuberでこの前のあやなん誕生日会のパーティー参加者の一部の如く世間を気にするどころか、逆撫でしてしまう輩と変わりません。
でもそれでいて、なんか問題にされるのかと言えば、反対にそれが炎上になるから見放されます。
つまりは、見放されるような事態と甘利明氏のように自ら退く事態です。
二階俊博氏はおそらく動じないだけで今回のような態度を取られるのも珍しいのかと思います。
既に前幹事長から元幹事長とドンドン過去の人にされています。
下らん話ですが、結果はこれかと思います。
他局に比べても良い数字でした。
これで終わりにしますが、芸風を磨いて昭和の芸人が政治を斜に構えたような粋な人物になってほしいのもあるんですけどね。