>オーストラリアのコモンウェルス銀行でストラテジストを務めるキム・マンディ氏は「22年12月までに120円50銭にドル高・円安が進むと考えている」と述べた上で、FOMCが「来年引き締めサイクルを始める中で、日米の金利格差も一段とドルをサポートする」との見方を示した。
日米金利差がこのままなのかがどうしても疑問です。
アメリカがインフレで確かに過熱感があっても米国債が買われなければ危機でしかありません。
問題は必ずしも原油高で日本がそのままなのかにもよります。
原油高で他の資源も高いなら、他の発電へと移行します。
ガソリン車もハイブリッドやEVへと移行を加速させます。
急場は省エネや節電なのでしょう。
ただ、このまま円安ドル高だと当然ですが、日本からの輸出が増えます。
それに岸田内閣がかなり予算を上乗せしていますから、国債の信頼は落ちていきます。
そして景気判断にもよりますが、日銀の政策が維持されなくなる状況になる可能性もあります。
そもそも邪道な日銀の国債買い入れですから、やめなければ円安になるのは当然です。
希釈しているのと変わりないのですから。
問題は好況になれない日本の景気なのです。
ばら撒いても結果として好況にならないのかと予想されます。
おそらく、順調な経営なのは50%程度のようですからなかなか恩恵が全体へ波及しないからだと推論されます。
コロナ禍の対策で少しは改善するのかが鍵です。
見ていかないとまだ将来予測には見えてこない要因もあるのかと思います。
更にリスク回避が起きるのも色んな国際問題がありますから読めません。