これといつも一緒に発表されるのが
有効求人倍率です。
新規の求人を産業別に見ると去年の同じ月に比べて▽宿泊業・飲食サービス業で1.3%、▽医療・福祉業で0.9%と増えた一方で、▽製造業で11.0%、▽建設業で7.2%減少しています。
都道府県別の有効求人倍率を見ると高かったのは▽福井県の1.93倍、▽山口県の1.69倍、低かったのは▽神奈川県の1.11倍、▽大阪府の1.12倍でした。
新型コロナ5類移行で活気付いた業種と反対に物価高が影響して新規雇用を控える業種が明確に分かれた感じがします。
それと都会では求人件数が多くないが人手が確保し難い地域だとやはり求人だけは出しているケースもあるのでしょう。
「求職者数が求人数の増加幅を大きく上回ったことが影響している。物価高の中で中高年齢層を中心に年金だけでは生活が苦しい、生活を守るために働きたいといった声が聞かれる。物価の影響が求職者の動向にどのような影響を与えるのか引き続き注視していきたい」
難しい話ですが、それ相応の仕事を確保するのかの問題になりそうです。
シルバー人材センターのような制度であってもある程度確保しないと福祉的に厳しくなるのかと思います。