(目次)
■デジタル化で仕事がどんどん増えていく
■人間の脳はマルチタスク用にできていない
■判断力や集中力が落ち、心身の不調が表れやすくなる
■マルチタスクで得られるのは「まやかし」の満足感だけ
■仕事を2.8秒中断するだけで集中力は崩壊する
■マルチタスクで、生産性が40%低下、作業ミスが50%増加する
■目の前にある一つのことに取り組むほうがいい
■「生産性」という言葉にとらわれてはいけない
■マルチタスクが余計な仕事を増やす
■仕事に追われ、幸福度はどんどん下がる
■1日24時間を幸せに生きるために
結局、打算的にマルチタスクを非難して哲学的に語っているだけなのかと思えてなりません。
基本的には仕事をマルチタスクで進捗させざるを得ないのは顧客からの要望に他なりません。
つまり、担当する仕事や製品、サービスが評価されていれば仕事は自ずと増えてしまいます。
普通は前にも書いた通り上司が再分配するのでしょう。
ですが、それまでの間はマルチタスクで進捗させる事になるのが自然です。
先ず計画表を作成して今持っている仕事の重要度や緊急度(期限)なども書き入れます。
それに自動機で出来る仕事はパラに進めておきます。
つまり、相手のある事や自動機の場合それを予め先に済ませておくのもパラに仕事が進むような状況に出来ます。
また、期初に部署の計画があってその仕事が評価に繋がるなら優先順位は高いのでしょう。
パラなのには途中でポシャる事も含まれています。
一つですとそれがダメだと厳しいですから。
では集中するような状況を作り出せるのかと言うとそれもさまざまですよね。
マルチタスクで仕事を進捗している中でも二つの問題が有るのは考慮しておくべきです。
一つが同時進行で他の担当者から変更が生じるなどの場合です。
そんなには発生しないのですが、より良い物に仕上げていく中で生じます。
状況の変化と言うか、顧客やその品物、サービスに関係なく経済状況や為替、世の中の風潮などで厳しくなる事は有るのです。
例えば、低周波音、振動などで他の人が気にしないレベルでも世間が騒ぐと何かつけて文句を言いたがる人は利用しますよね。
また、レジオネラなどもそうでしたが、そう言うニュースの度にとある仕様は避けられました。
それなんて色々とありますよね。
今更、昔の事を書いても無意味でした。
ですが、現実には周囲環境による要因でも仕事に影響するのは事実で、だとすれば余程高い精度を要求されない限りある程度は切り替えなのかと思います。
また、再チェックとかしておくしかないのでしょう。
一般論なのと現実の特定の仕事とは違うのかと思いますが、それでもマルチタスクを計画表上、パソコン内で熟せないなら相当に使えないと周囲から見られます。
ルーチンワークで決められていたら別ですが、そうでないと仕事が重なるのはその仕事の契約率に関わるのもあるのでしょう。
顧客になる人達へ商談を行っても必ず成約まで辿り着くか分かりません。
しかし、それでも仕事をしない訳にはいかないので慎重に検討するのです。
マルチタスクと言うよりも優先順位下位の仕事もフォローしておくしかないのでしょうから。
最後に歩きスマホは危険ですから、やめましょう!