政府が数値目標を掲げてもそれに見合う対策と予算配分なのかと思ってしまいます。
数値目標を掲げるのは分かり易さが目的なのですが、この場合は対策をすれば何%上昇すると直感的に分かる物ではありませんよね。
なので普通は45%まで生産を増やすとしたら何を生産して自給率に貢献させるのかを示さないと意味が無いのかと思います。
長年、この数値は低かったと記憶していますから。
では先ず食料自給率の推移から見てみましょう。
2.食料自給率の推移のグラフにあるように高度経済成長期は生産額ベース86%、カロリーベースで73%有りました。
それが右肩下がりに減って今回の値になってしまいました。
Googleで食料自給率 上げるには?と検索すると
と出て来ました。食料自給率をあげるための取り組みとしては、①「いまが旬」の食べものを食べる、②地元でとれた新鮮な食べものを食べて、国産の食べものを応援する、③ごはんを中心に、野菜たっぷりのバランスのよい食事をする、④残さず食べて、食べ残しを減らす、⑤国産の食べものにもっと興味を持つなどの取り組みがあります。
なるほどの結果です。
時期的に旬とか、産直とか、野菜で栄養バランスとか新鮮で栄養士が推奨しそうなメニューのようです。
それでは予算はどうなのかと思って、調べてみました。
大雑把な話で済みませんが、自給率云々の前にこの物価高で燃料が高騰してその対策が優先されていますね。
必ずしも自給率を上げる目標を掲げてその通りに予算配分出来る物でもないように窺えます。
基本これ以上減らさない為に後継者の問題もあるのでしょう。
コロナも一応5類になったので秋に向けて実りを堪能するような旅行が増えれば少しは貢献する事になればと思っています。