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ジャニーズ問題 ガバナンスの未成熟?

2023-10-12 16:59:00 | 話題

ジャニーズ事務所「だけ」袋だたきに違和感 背景に「企業のガバナンスの未成熟」 ネスレ日本元社長兼CEO(AERA dot.)
▷ジャニーズ事務所の現時点での課題
一(いち)スポンサーとしてはそれで良いのでしょうけど。
作家さんが分かっていないなぁと感じてしまいます。
それは「火中の栗を拾う」スポンサーやテレビ局がいないと事態は変化しないからです。
スポンサーやテレビ局が監視してでも正常な会社に近づけるのが国際的な倫理観の意味する所ですから。
現時点での旧ジャニーズ事務所(スマイルアップに変更予定)の課題を書くと不透明感の払拭にあります。
再発防止や被害者救済へのアプローチが見えて来ないと言う点です。

▷再発防止について
再発防止はジャニー喜多川氏以外にその行為に及んだマネージャーの処分を明確にして更にパワハラ、セクハラの防止をコンプライアンスとして文書化する事です。
それは信じて欲しいと言うアイドル上がりの人や会社とは一線を画す弁護士先生での話とは違います。
つまり白波瀬氏の後継者にその説明と約束をさせるのがポイントかと思われます。

▷被害者救済の対応ついて
個人情報や今回問題の特殊性故に分かり難い賠償の「見える化」です。
まぁ、見せなくてもテレビ局でジャニーズ事務所出身のタレントを起用するテレビ局がきちんと説明を受けて納得したのを報告すれば良い話ですから。
今判明している救済窓口への件数の何割進捗したのかを数値化してそれで達成度合を見て少なくとも経営幹部以外のタレントさんの再起用を模索するのが一番効果的なのではないかと思案するのです。
経営幹部は実際に軌道に乗るまで専従して貰った方がいいのかと思います。

▷企業倫理観コンプライアンスについて
厳しいかも知れませんが、企業倫理観は国際的な評価に対して受け身でなく能動的に解決をさせられる能力が求められます。
日本の昔で言えば、それがブランド企業の余裕なのかと思いました。

そうもいかなくなってきたのが、情報化時代の現実なのでしょうね。
社内のガバナンスがコマーシャルやその起用タレントにまで及ぶと言えても実情はそうでないのでしょう。
何故なら社内にそんな使えない社員は居らず、最低でもルールは守れるのですから。
わざわざ火中の栗を拾うような真似までして規格外の芸能事務所と契約する必要もないのです。

▷広告代理店について
そもそも電通は何かこの件に対するコメントなどを出しているのか不明です。
博報堂も同じようにコメントしたのがニュース等になっていません。
一応、サイバーエージェントまでも検索したのですがそれらしい物は見つけられませんでした。
旧Twitterでも何か発信していないかとチェックしましたがダメでした。
スポンサーの意向に従うのでしょうから、広告代理店側から推奨しなければ選ばれるリスクさえないのかと思われます。

総合的に見てみるとコンプライアンスと言いながらも現実は世間の動向を気にして更には疎遠にしてでも過去の過ちから離れたがる罪悪感が見え隠れしていますよね。

テレビ局が反省して過熱報道を控えて本当に金にならない問題芸能事務所の監視で社会貢献する気が有るのか問われているように見えます。
謝罪しても具体的に知った内容を検討して意見を述べて世間の評価を甘んじて受けるくらいのポーズ、パフォーマンスをしないとなかなか信頼の回復は望めません。
「テレビ離れ」と言うキーワード、視聴率の低下でここに極まるのはネットでの自分の意見の発信など受け身の情報ではなく双方向、または視聴者同士の意見交換なのかと思ってしまいます。

つまり、ジャニーズ事務所の問題は民意の多数決で決まり難いようになった事例のようです。

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