これは申す迄もなく病気を治す医師の領域だけではない。医師の領域でない事実は世間到る処に見受けるこの半病人は、常に不定症状に悩んで医薬を見限り、他の療法を迷い歩み、遂には新興宗教にすがり或いは怪しげなる自己催眠に迄陥り、「ヤレ憑霊だ、ご因縁だ」と云う事になるのである。
所謂絶気とは医学的には診断のつかぬものである。それは臓器にも盛哀こそあれ何の根拠もない。其の機能の遅速はあるがその作用を失ったわけではない。それでいながらその臓器のもつ活気が絶えんとするものである。
一口メモ
医者から病名もらえたらラッキー!薬を処方してもらい飲んでいるだけで安心といいますが病名をもらえない人は薬も精神安定剤か睡眠薬くらいしか処方してもらえないと言って不安に、そういう時は臓器の絶気です。ストレスから来る自立神経失調症をよくする為に手足の末梢神経を刺激するだけで効力を発揮、いつの間にか気力がでて来ます。自分で出来ますのでやり方を覚えて毎日実行すれば病知らずです。私は健康保険はこの10数年使っていません。医者知らずで健康にしていられるのは、自分で自分の体を守ることを実行しているからです。