26日夜のテレビ番組で大統領討論会の生番組を見ました。まず始めに、二人のネクタイに目が行きました。二人とも赤色ベースに柄違い、背広もシルクで仕立てが良くオバマもマケインも年齢差はありますが格好良かったですね。
生番組なので迫力を感じます。マケインが最後雄弁になりましたが、目を時折パチパチさせるのは、ベトナム戦争で捕虜になり、拷問に会った為の後遺症だそうですが、さすが戦争体験者、実践を通した強みの発言は説得力がありました。
オバマはテレビの視聴者向けに目線を会わせ意識して喋っていました。ブッシュは中国からお金を借りていてそれを返す為に何かしなければいけないし、イラク戦争は失敗!と言っていました。この時間帯のオバマは良かったです。
良き親父と息子の討論会という感じもしましたが、この二人がアメリカ大統領と副大統領になれば、世界のリーダーとして君臨できるのではと討論会をみて思いました。
朝日新聞記事によると
冒頭の約40分は経済問題に振り替えられた。政治サイト「リアル・クリア・ポリティクス」は「スタートはオバマ氏が良かった」と評価した。しかし後半1時間の外交安保部分になると、「マケイン氏が主導権を取った」。
その典型が、アフマディネジャド大統領のイランに代表される「ならず者国家」との首脳外交の是非をめぐる問題だった。オバマ氏は守勢に立たされ、「締めくくりはマケイン氏が優勢」(ロサンゼルス・タイムズ紙ブログ)という評価が大勢を占めた。
それでも、マケイン氏の圧勝にはつながらなかった。討論会を見た態度未定の有権者を対象にCBSが全米で実施した世論調査では、「オバマ氏勝利」が39%。誤差の大きい調査とはいえ「引き分け」が37%だったのに、「マケイン氏勝利」は24%どまり。「引き分けではマケイン氏には利点はない」(ガーゲン元大統領顧問)との苦しい立場が浮き彫りになった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます