私にとって梅の花は、難しい被写体です。
見たままを素直に撮ると、枝がうるさくなってしまう。
可憐な花に比べて梅ノ木のフォルムが豪快すぎるのです。
人間の目と脳は、というよりは脳は、見たくないものは、ないことにして、見たいものだけ強調できる器官のようです。
カメラは素直に現実を写します。
結果、見た目の美しさは、強調されず、期待外れの映像になってしまうようです。
今この光景を脳はどのように感じているのか、目で見た現実と、脳の感じている現実のギャップを切り取りと、誇張で埋める。
やっぱりできていない。
わが脳みそも捨てたもんじゃない
NIKON D800 nikkor24-120㎜+本人の感覚に天地のさほど勝っている。
脳の見た現実は「うわーきれい」