古民家(旧青柳寺庫裡)

2016-01-11 09:22:51 | 写真
古民家園は、平成10年4月、相模原市大島の相模川自然の村公園内に開園しました。
園内に移築・復元された「旧青柳寺庫裡(きゅうせいりゅうじくり)」は、江戸時代中期に建てられたと推定される建物で、神奈川県下の近世上層大形民家の間取りや構造を基本としながら、土間の妻側にも入口を設けた「妻入り(つまいり)」の形式となっていることなど庫裡独自の要素を保っています。
県下では、茅葺き屋根の維持が困難なことや生活の変化のため、近世の庫裡はあまり残っていません。旧青柳寺庫裡は年代が古いにもかかわらず保存状態が良く、近世における庫裡と民家との建築的関連を考えるうえで貴重な建物です。
(注)庫裡とは、もと寺の台所をいい、転じて、住職や家族の居間のこと。
旧所在地 相模原市上鶴間2958番地 青柳寺内
建築年代 18世紀初期(江戸時代中期)
規模 桁行十間半、梁間5間、木造1階
屋根構造 茅葺寄棟造(土間の妻側のみ入母屋造)

相模原市ホームページ「古民家園|相模原市」より

障子は普段は、すべて明け放たれています。
相模原市に許可を取って、障子を閉めていただいています。

開園直後に撮影しました。







建物の内部です。大きな板張りの部屋の前側におおきな土間があり、板張りの部屋には囲炉裏があります。



2014年1月30日の古民家全景




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