7月30日(日)配信のサッカーダイジェストwebに「致命的ミスの昌子源に送られた重鎮たちの金言。「お前をキャプテンにしたのはミツオやソガの…」」という記事が掲載されました。
なんのことかと読んでみましたら、いかにも鹿島らしい、大岩監督の昌司源選手に対するゲキについてでした。以下、同web誌より引用しながらご紹介します。
前日の甲府戦、試合は鹿島が3-0で勝ったのですが、大岩剛監督は「ゲームの後に全員の前で(昌子へ)話をした。彼は現時点で鹿島唯一の日本代表。今日はキャプテンマークを巻いてることもあり、それなりの存在であってほしいと伝えた。あとは彼が今日の1試合をどうやって今後につなげられるかだと思うので、ぜひ彼に話を聞いてくれればと思います」と記者団に話したそうです。
そこで記者団は当然、昌司源選手に話を聞いたわけです。
彼は「「マジすか?困ったなぁ…」と言いつつ、話を始めた。」とのことです。
「みんなの前でビシっと僕の名前を最初に言ってもらいました。自分はもちろん、みなさんも分かっている(ボールを奪われた)ドゥドゥのプレーがそう。CBというポジションはああいうひとつのミスで90分通して悪く見える。それは剛さんにもハッキリ言われた」
「昌子によれば、大岩監督はミーティングで「お前をキャプテンに選んだのはミツオ(小笠原満男)やソガ(曽ケ端準)の意見でもあった」と明かしたという。そのうえで、「お前たちが選んだキャプテンがこういうミスをした。それでいいのか?」と小笠原や曽ケ端に投げかけ、「いや、鹿島のキャプテンはこうじゃない。今日のお前はキャプテンにふさわしくなかった」と昌子にも激を飛ばしたそうだ。」
「「フワフワしていた」「交代させようと思った」とも厳しい言葉をかけられた昌子。「ホントにズッシリきた。途中で半泣きになりそうになった。そのくらい重たく、刺さった言葉だった」と心情を明かした。」
「指揮官だけではない。昌子は鹿島の重鎮たちにも声を掛けられたそうだ。」
「小笠原には「言われるだけありがたいと思え。こうやって言ってくれて次、変わっていく」と発破をかけられ、曽ケ端も「大丈夫。次で証明したらいい」。鈴木満強化部長からは、「ミツオもそうだった。お前もここからまた大きくなっていく」と背中を押された。 」
「これらの金言に昌子は「ホントに助かった」。さらに「(安部)裕葵とか(鈴木)優磨の得点で後輩にも救われた」とも述べる。試合後にはチームメイトに「申し訳ない」と謝罪の気持ちを伝えたという。」
「そして、話のなかでしきりに「言って頂いた」「ありがたい」と感謝の言葉を並べた昌子は、この経験を糧にする意欲も示した。」
チームが勝利したからと言ってナァナァには決してしない、しかも厳しく反省を求める、けれども最後には背中を押して前を向かせる。いかにも常勝チーム・鹿島らしいではありませんか。
鹿島が他チームの追随を許さないほどの圧倒的な戦績を誇る陰には、こうした甘えや緩みを許さない規律の徹底があるということです。なんと大岩監督は「なにがあったか詳しくは、ぜひ彼に話を聞いてくれればと思います」と言って記者団の前に彼を差し出しているのです。まるで公開尋問のようです。
昨日書いたポドルスキーも凄かったですが、この鹿島・大岩監督の「ゲキ」もハンパないですよね。「マジすか?困ったなぁ…」と言いつつ、意を決して話し始めた昌司選手もまたエライです。鈴木強化部長の言葉どおり、こうして彼は大きくなっていくのでしょう。
プロフェッショナルの現場は、私たち凡人には務まりませんね。
なんのことかと読んでみましたら、いかにも鹿島らしい、大岩監督の昌司源選手に対するゲキについてでした。以下、同web誌より引用しながらご紹介します。
前日の甲府戦、試合は鹿島が3-0で勝ったのですが、大岩剛監督は「ゲームの後に全員の前で(昌子へ)話をした。彼は現時点で鹿島唯一の日本代表。今日はキャプテンマークを巻いてることもあり、それなりの存在であってほしいと伝えた。あとは彼が今日の1試合をどうやって今後につなげられるかだと思うので、ぜひ彼に話を聞いてくれればと思います」と記者団に話したそうです。
そこで記者団は当然、昌司源選手に話を聞いたわけです。
彼は「「マジすか?困ったなぁ…」と言いつつ、話を始めた。」とのことです。
「みんなの前でビシっと僕の名前を最初に言ってもらいました。自分はもちろん、みなさんも分かっている(ボールを奪われた)ドゥドゥのプレーがそう。CBというポジションはああいうひとつのミスで90分通して悪く見える。それは剛さんにもハッキリ言われた」
「昌子によれば、大岩監督はミーティングで「お前をキャプテンに選んだのはミツオ(小笠原満男)やソガ(曽ケ端準)の意見でもあった」と明かしたという。そのうえで、「お前たちが選んだキャプテンがこういうミスをした。それでいいのか?」と小笠原や曽ケ端に投げかけ、「いや、鹿島のキャプテンはこうじゃない。今日のお前はキャプテンにふさわしくなかった」と昌子にも激を飛ばしたそうだ。」
「「フワフワしていた」「交代させようと思った」とも厳しい言葉をかけられた昌子。「ホントにズッシリきた。途中で半泣きになりそうになった。そのくらい重たく、刺さった言葉だった」と心情を明かした。」
「指揮官だけではない。昌子は鹿島の重鎮たちにも声を掛けられたそうだ。」
「小笠原には「言われるだけありがたいと思え。こうやって言ってくれて次、変わっていく」と発破をかけられ、曽ケ端も「大丈夫。次で証明したらいい」。鈴木満強化部長からは、「ミツオもそうだった。お前もここからまた大きくなっていく」と背中を押された。 」
「これらの金言に昌子は「ホントに助かった」。さらに「(安部)裕葵とか(鈴木)優磨の得点で後輩にも救われた」とも述べる。試合後にはチームメイトに「申し訳ない」と謝罪の気持ちを伝えたという。」
「そして、話のなかでしきりに「言って頂いた」「ありがたい」と感謝の言葉を並べた昌子は、この経験を糧にする意欲も示した。」
チームが勝利したからと言ってナァナァには決してしない、しかも厳しく反省を求める、けれども最後には背中を押して前を向かせる。いかにも常勝チーム・鹿島らしいではありませんか。
鹿島が他チームの追随を許さないほどの圧倒的な戦績を誇る陰には、こうした甘えや緩みを許さない規律の徹底があるということです。なんと大岩監督は「なにがあったか詳しくは、ぜひ彼に話を聞いてくれればと思います」と言って記者団の前に彼を差し出しているのです。まるで公開尋問のようです。
昨日書いたポドルスキーも凄かったですが、この鹿島・大岩監督の「ゲキ」もハンパないですよね。「マジすか?困ったなぁ…」と言いつつ、意を決して話し始めた昌司選手もまたエライです。鈴木強化部長の言葉どおり、こうして彼は大きくなっていくのでしょう。
プロフェッショナルの現場は、私たち凡人には務まりませんね。
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