このブログ「スマート詩吟は面白い」を始めたのは2012年ですから8年になりました。
吟詠を身近に感じて頂くように、毎週土曜日9時に発信し、かつ毎月1日には
福祉吟詠教室(愛称 ウグイスぎんえい)の開催案内を紹介してきました。
月改まった7月を契機にして、従来のブログに加えて、平日(月~金)に
連載を始めることにしました。
挫折しないように、毎日300~400字程度、7月一杯頑張ってみますのでお付き合い下さい。
本音で詩吟が書ければよいなあ、と思いながら・・・・・・・・・・・・・。
では、「はじめに」から始めます。
「鞭声粛粛 夜河を過る・・・」と聴いて多くの方が『詩吟』を想像するだろう。
しかしその中に詩吟をもっと深く知ってみたいという人は何人いるだろうか?
多分極く少数であろう。
「どうですか、『詩吟は健康に良い』から一緒に詩吟をしませんか?」と言うと、
「いやあ、そんなつもりは私にはありませんよ。漢詩はむずかしいよね。何が面白いの?」
と言う返答が大多数です。
この様に言う私は吟歴約35年になるが、詩吟の取っ掛りは、会社上司が詩吟師範位を取得し、
弟子を取ることが出来る様になったので、私に白羽の矢が立ったことである。
但し、弟子になってすぐ詩吟に夢中になったわけではなく、1年間は『聴くこと』から始まった。
『詩吟は聴く7割、吟じる3割』といわれているので正しい登竜門であった。
実際は、詩吟練習が楽しいのではなく、練習後、師匠である上司に「お酒をご馳走するから・・・・・・」
に誘われたことが本音である。
第1回はここまでです。続きは明日・・・・・。