スマート詩吟は面白い

スマート詩吟及び福祉詩吟は私の造語です。それらの普及を図っていきたいと思います。

「あなたのそばに吟詠を」(連載第18回)

2020-07-24 09:00:00 | エッセー「あなたのそばに吟詠を」

昨日から続く

また中伝取得後、師範位の取得を指導され、

自分の修練と同時に若手の指導をしていくことになる。

①準師範(中伝以上)、②師範(1年)、③正師範(2年)、

④教授(3年)、⑤範師(4年)

これら許証料は次の様な金額である。いくつか例を示す。

初段では3,000円、奥伝は15,000円、総伝は40,000円、

並びに師範が20,000円、範師が50,000円である。

高い?安い?如何でしょうか?私は相当安いと思います。

しかも私が約30年前に、初めて初段認許証を受領した時

3,000円納めた記憶があるのでそれから値上がりしていないみたいです

(2)指導者

詩吟の修練を絶え間なく5年以上積み重ねると段位も奥伝を受審することになる。

奥伝になると指導者の立場が要求され、師範受審を勧められることを前述した。

更に指導者の心構えとして「吟道指導者七則」を学ぶことになる。

七則からいくつか転記してみる。

①敬仰(吟道の指導者たる者は、先ず自らの師に対する敬仰の念を深めること。

吟道の尊厳を自覚し、道の深さと尊さを体得し、師に対する敬仰の念を深める)

②栄誉(「吟道の指導者は、吟道教場の誇りと自覚し、進んでこれに当たり、

軽率な行動に出ないこと」

③謙虚(常に己を鍛え、慎みあり、謙虚にして、高慢心、誹謗心を出さぬこと)

この筆致で七則を述べることは本書の趣旨ではないので、

次には、この七則を私の言葉で述べることにする。

明日に続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする