JUNSKY blog 2015

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WBC World Baseball Classic

2006-03-20 19:58:12 | 国際関係
あまり野球は好きではないが、日本と韓国の準決勝は番組が終わるまで見た。

アメリカの馬鹿審判は噴飯ものだが、これに奮起して準決勝には出られないのが確実にも関わらず頑張ったメキシコチームの意気込みに感謝。メキシコチームは日本チームにエールを送ったとも聞き、なお一層男意気を感じた。

イチローがいつものクールさを捨てて、熱血漢の発言をしたのにも好感が持てた。

韓国との第二戦で敗北して「野球人生最大の屈辱」と叫んだことが、韓国に対する差別意識の現われだと捉えるむきもあるが、私はそうは思わない。
イチローさんは、韓国に負けたのが屈辱だと言ったのではなく、同じ相手に続けて2回接戦で負けたことを、すなわち自らを屈辱と言った訳で、決して韓国に対する差別意識ではないと思う
(発言のニュースが何回も流れるが少しも差別意識なんか感じない)

準決勝で負けた韓国の監督の発言を、今朝の朝ズバッで、みのもんた氏が紹介していたが、これも爽やかで立派なものだったと思う。
韓国は6勝1敗(唯一準決勝で日本に負けただけ)で、勝率も最高なのに決勝に出られないというのは、本当にやるせないことであろう。
アメリカのコーディネイト(自国が可能な限り有利になる仕組み)が国際試合に値しない失敗であったことを叙実に示すものである。
そこまでして負けたんだから恥の上塗り。

イラク・中東でもアジアでも中南米でもアメリカ一国主義の破綻が明らかになっているが、野球でもこのことが世界中に明らかになったのである。