JUNSKY blog 2015

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県警「一切回答できない」/豪憲君の父親提出の質問状

2006-08-08 11:25:07 | 事件・事故
気になった、「秋田魁新報」の記事を二つ

一つは、米山さんの警察に対する怒りの質問状に「一切回答しない」という最新のニュース
『県警「一切回答できない」/豪憲君の父親提出の質問状』
【 藤里町の連続児童殺人事件で、二男豪憲君=当時(7つ)=を殺害された米山勝弘さん(40)が県警に提出した質問状に対し、県警は「一切回答できない」と答えていたことが分かった。米山さんが7日明らかにした。
 豪憲君の事件の約1カ月前、畠山鈴香容疑者(33)が自身の長女彩香ちゃん=当時(9つ)=を殺害した事件に関し、米山さんは「初動捜査に重大なミスがあったか、事故として処理する強い意志が働いたのではないか」と不信感を深めており、「訴訟も視野に入れている」と語った。
 米山さんはこれまで「(彩香ちゃんの時に)警察がきちんと動いてくれれば、豪憲の死もなかった」と捜査の在り方を批判していた。
(2006/08/08 09:47)】

 この米山さんの質問状のことは前にコメントしました。
 畠山鈴香被疑者を真犯人と決め付けた上で、秋田県警の初動捜査や人員の配置を問うものですが、ズサンな捜査手法と、恣意的な進め方を厳しく批判しています。


次は、kitsuneさんが先日コメントに寄せて頂いた、『畠山鈴香被疑者“自殺”の可能性』を示唆・誘導する、警察捜査幹部の意味深長な発言。
【畠山容疑者の特異性際立つ/藤里連続児童殺人、捜査大詰め】
【 藤里町の連続児童殺人事件は、畠山鈴香容疑者(33)の拘置期限が9日に迫り、県警捜査本部などの調べは大詰めを迎えている。なぜ長女彩香ちゃん=当時(9つ)=を大沢橋から突き落としたのか。その約1カ月後、なぜ米山豪憲君=当時(7つ)=を殺害したのか。調べから導き出されるのは、常識では説明できない畠山容疑者の特異性ばかりだ。

 これまでの調べで、畠山容疑者は「子育てに悩んでいた」と供述。子どもと接するのが嫌いだったらしく、彩香ちゃんを出産した当初から存在を疎ましく思う感情を抱いていたとみられる。ただ、畠山容疑者なりにかわいがっていた側面もあるものの、その水準は低く、住民は育児放棄と受け止めていたようだ。

 捜査本部などによると、畠山容疑者は自尊心が人一倍強い。子育てを苦にしながら、付近住民や能代市二ツ井町に住む母親に悩みを打ち明けることもしなかった。

 犯行当時、畠山容疑者は無職。自己破産して経済的な余裕はなく、心のよりどころもまったくなかった。常時、カーテンを閉めきっていた生活からも、精神的に追い詰められた状況が浮かび上がる。

 ある捜査幹部は「普通だったら自殺に向かってもおかしくはない」と話す。しかし、畠山容疑者のゆがんだ心理は他者に対する殺意へと向かっている。
(2006/08/06 10:28)】

「秋田魁新報」のこの事件に関する 記事一覧
http://www.sakigake.jp/kikaku/fujisato/index.html

 最初の事件発生からの記事が全て読めるようになっています。
上記リンクでは、7月以降の一覧ですが、『過去の記事一覧』から6月や4・5月をクリックすると最初から読めます。(膨大な量です)
 関心と疑問のある方は、見たい記事の見出しをクリックして読んでみてください。
 特に、当初の秋田県警の初動捜査の状況(あくまでもマスコミ発表や意図的リークによる情報が元ですので、鵜呑みせず読んで頂きたいのですが)などが解ると思います。


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秋田小1児童殺害事件-40    【連載第1回目から読む】

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「違う。何で私が犯人なの」 畠山鈴香被疑者 彩香さん殺害を否認 

2006-08-08 09:11:10 | 事件・事故
彩香さん殺害を一転否認、畠山被告あす追起訴 (読売新聞) - goo ニュース

Web Yomiuri Online より 全文引用
【 『彩香さん殺害を一転否認、畠山被告あす追起訴』
2006年 8月 8日 (火) 03:01


 秋田県藤里町の小学4年畠山彩香さん(当時9歳)殺害事件で、殺人容疑で再逮捕された母親の無職畠山鈴香被告(33)(米山豪憲君殺害事件で起訴)が、彩香さん殺害について、これまでの供述を一転させ、「何で私が犯人なの」と話すなど否認していることが7日、わかった。
 「彩香は、事件で殺(あや)められた」と、自分以外の犯人がいたことを主張しているという。畠山被告の拘置期限は9日で、秋田地検は、否認したままでも殺人罪で追起訴する方針だ。

 調べによると、畠山被告は4月9日午後6時45分ごろ、自宅から約3キロ離れた大沢橋で、彩香さんを抱いて欄干の上に乗せた後、背中を押し、約8メートル下の藤琴川に落として殺害したとされる。逮捕当初は、「彩香が駄々をこねたので、イライラして殺めるつもりで落とした」と容疑を認めていた。しかし、最近の取り調べには、「違う。何で私が犯人なの」と反論しているという。 】

畠山鈴香被疑者が反撃に出たようです。

 よく、これだけの孤立無援の取調べに耐えて、最後の力を振り絞れたものです。

 一度、警察の作文に従って認めてしまったものを否定して反論するというのは、実際にはなかなか難しいとされていますが(多くの方の冤罪事件に関するコメントで紹介されています)、何もやっていないのに「どうして、こんなことになったんだろう?」と冷静に考えることができたのだと思います。

 一方では、否認したことにより、マスゴミや世間の風当たりが一層強くなるものと思いますが、当ブログでは支えてゆきたいと思います。

 先日のkitsuneさんのコメント投稿に
【否認していた容疑者が『号泣しながら罪を認めた』は、冤罪事件の基本パターンみたいです。ついに虚偽自白をさせられてしまった時、悔しさと情けなさ、絶望感・・・それまでがんばっていた糸が切れて『号泣』してしまうのだそうです。(これは、冤罪事件の元被告から聞いた話です)畠山さんは、3度、号泣しながら認めてますね。(大声で泣き叫びながら・・・とか表現を変えてますが)
 容疑を認めたのに、その後、詳細を語れず、二転三転する・・・やってなければ、細かい供述、正確な供述は出来ないわけで、取調べ官の作文に、うなずいていただけなのではないかしら。彩香ちゃん殺害容疑は、取調べ官の作文の方が出来ていないか、さすがにこの件はもううなずけない!とがんばり通しているか、どちらかでしょうね。】
 と、書かれていましたが、今回の否認を予感した投稿でしたね。

 警察が、「畠山鈴香が犯行を否認した」という供述を、明日起訴するという、この時期に敢えてマスコミに流したのは何故だろうか?
 というところが気になります。
 いいほうに取れば、結局何も証拠が確定できなかった、不起訴または起訴猶予。
 悪いほうに取れば、精神に錯乱を来たし、取調べ中(又は拘置所内で)自殺した。
 決して後者にならないために、メールとFAXが不明であれば、「畠山鈴香容疑者を自殺に追い込むな!」「畠山鈴香容疑者が発作的に自殺しないよう万全の注意を払ってください!」など、
我々が監視しているぞと解らせる電話を掛けましょう。
 もちろん真意は「畠山鈴香さんを殺すな」という意味です。
一つ前の記事 に、電話番号を記載しています。

再録:秋田県知事(秋田県警を監督する官庁ですから)や県議会議員にもメールしましょう。メール等送付先


 被疑者本人が容疑を明確に否定したことでもあり、こと、ここに至れば、私たちは「畠山鈴香さんは冤罪に陥れられている」という線で行きたいと思いますが、御常連の皆さまは、御異議ないでしょうか?
(お気づきのこととは思いますが、これまで、当ブログでは、疑問点を数々提示し、皆さんからも提供頂いて来ましたが、「冤罪だ!」という断定は敢えて行わず、御意見の異なる方の書き込みも許容しておりました。)
 コメントをお待ちしております。
 2006Aug08 JUNSKY

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秋田小1児童殺害事件-39    【連載第1回目から読む】

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「畠山鈴香容疑者を自殺させるな」 要請先

2006-08-08 02:09:47 | 事件・事故
「畠山鈴香容疑者を自殺させるな」の要請先です。

秋田県警のホームページアドレスは下記です。
http://www.police.pref.akita.jp/kenkei/index.html
TOP

上の【TOP】をクリックし、秋田県警のページで、真ん中のコラムをスクロールすると、一番下にのアイコンがありますので、そこをクリックすると、御意見投稿フォームが現れます。
これはkitsuneさんからの情報です。
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早速、kitsuneさんが調べてきてくれました。
秋田県警の、ご意見、質問、要望、相談メール窓口。

soudan@police.pref.akita.jp  

秋田県警のホームページからは、フォームで送信出来ました。
上記のアドレスに、普通にメール送信しても良いそうです。
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電話は
秋田県警:018-864-9110(県民安全相談センター)
県警本部:018-863-1111
能代署:0185-52-4311
公安委員会:http://www.police.pref.akita.jp/kouan/

要請文例は、
「畠山鈴香容疑者を自殺させるな。警察の所業を監視しているぞ!」
「万が一にも畠山鈴香容疑者が発作的に自殺したりしないように、万全の対策を取ってください。この事件の成り行きをずっと見守っています」
「報道によると畠山鈴香容疑者が自殺するかもしれないとのこと。決してそのようなことで、事件がうやむやになることの無いように願います。ずっと見つめています」
「もし、畠山鈴香容疑者が自殺してしまったら、長期の取調べで精神的に不安定な状況に追い込んだ警察に責任があり、警察が殺したようなものです。決してそのようなことの無いよう注視してください。多くの国民が注視しています。」
など・・・


電話し難い方は、メールを集中してみましょう。

また、以前書いた秋田県知事(秋田県警を監督する官庁ですから)や県議会議員にメールしましょう。メール等送付先

要請された方は、警察の反応も含めて、できれば一言コメントを書いてください。

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秋田小1児童殺害事件-38    【連載第1回目から読む】

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