* (写真はスポーツニッポンWeb版より) *
東京マラソンに3万人以上が参加し97%近くが7時間の時間制限内に完走したそうです。
まずは、雨降り仕切り気温も低いという悪天候の中、完走された皆さまに祝福を申し上げます。
このマラソン・イベントを公式参加でのラストランにした有森裕子さんは、目標としていた2時間台をクリアし、女子で5位の成績だったそうです。
朝の番組(確か「めざましテレビ」だったか)にも出演していて、みんなから祝福されニコニコしていましたが、
夜の「クローズアップ現代」(NHK)では、一転して真面目な顔で厳しい発言をされていました。
すなわち、理念が無いマラソン大会だった!と。
(念のため:有森さんは上記のようなダイレクトな言い方はしていません)
世界で開催される大規模な市民マラソンには、それぞれテーマがあってメッセージ性があるとのこと。
国谷キャスターは、インタビューの冒頭「東京マラソン開催前から有森さんはいろいろと発言されていたようですが」と、批判的な見解をもっていたことにも言及されました。
有森さんはこれに応えて、「世界では日本では考えられないようなことが実際に起こっています」(NHKを憚ってか、具体的には上げられなかったが、戦争とテロなどのこと、環境のことなどだと推察する)「こういう事態に対して、日本の首都である東京で行なう市民マラソンが何らかのメッセージを発することが国際的にも期待されているはずです」「多くの市民がマラソンや運営やボランティアに参加するきっかけとしてもメッセージは必要だと思います」というような話をされていました。
(なお、ビデオに取った訳ではなく、その上5時間も前の聞き覚えですので正確ではありませんが、趣旨はそういう内容でした。)
有森さんの言いたかったことを斟酌しますと、
ただ「マラソン」をするというだけだったら、マラソンが好きな人の参加が中心となる。広がりはスポーツの範囲に限られる。
理念やメッセージ性を与えることによって、マラソンやスポーツには縁遠いが、その理念やメッセージに共感するという人たちが幅広く参加する可能性が広がり、スポンサーも、もっと広がる結果となる。
国際的にも、「東京のマラソンはこういう理念でやるのだから、私も参加しよう」というランナーやボランティアやスポンサーを獲得できる
ということのようです。
番組ではロンドンマラソンでの医療・福祉関連のテーマやメッセージを紹介していました。
NHKのなんらかの暗黙の規制があるのか、有森さんは、発言中に少し『歯に物が挟まったような』表現となった後、その先を発言できなくなり、国谷裕子キャスターがフォローする場面もありました。
有森さんは、言いたいことをどうやってNHKコードに触れぬように表現してよいか考え込んでいるように見えました。
有森さんの姿勢には「さすが我らの有森さん」と共感するものがありました。
国谷キャスターもありきたりの表現ではなく、問題を見つめようといういつもの真摯な姿勢で臨んでいました。
なお、このブログに記載した「発言」について有森裕子さんは、何ら責任を負いません。私の聞きかじり、かつ私の主観も混じった表現です。
このやり取りを見ていると、結局今回の「東京マラソン」は人気落ち目の石原知事の人気取りと第二東京オリンピック招致への宣伝に過ぎなかったのではないか?!と勘ぐってしまいます。
なお、しんぶん「赤旗」には一面はおろか、スポーツ面でもTOP記事ではなく(結果を1/3面程度で報道)、唯一14面に“有森らしさ”発揮、と有森さんの完走を讃える6段抜きのコラムを掲載しただけでした。
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【最後まで御覧頂きありがとうございました。
ついでにワン・クリックしていただければ嬉しいです。】
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東京マラソンに3万人以上が参加し97%近くが7時間の時間制限内に完走したそうです。
まずは、雨降り仕切り気温も低いという悪天候の中、完走された皆さまに祝福を申し上げます。
このマラソン・イベントを公式参加でのラストランにした有森裕子さんは、目標としていた2時間台をクリアし、女子で5位の成績だったそうです。
朝の番組(確か「めざましテレビ」だったか)にも出演していて、みんなから祝福されニコニコしていましたが、
夜の「クローズアップ現代」(NHK)では、一転して真面目な顔で厳しい発言をされていました。
すなわち、理念が無いマラソン大会だった!と。
(念のため:有森さんは上記のようなダイレクトな言い方はしていません)
世界で開催される大規模な市民マラソンには、それぞれテーマがあってメッセージ性があるとのこと。
国谷キャスターは、インタビューの冒頭「東京マラソン開催前から有森さんはいろいろと発言されていたようですが」と、批判的な見解をもっていたことにも言及されました。
有森さんはこれに応えて、「世界では日本では考えられないようなことが実際に起こっています」(NHKを憚ってか、具体的には上げられなかったが、戦争とテロなどのこと、環境のことなどだと推察する)「こういう事態に対して、日本の首都である東京で行なう市民マラソンが何らかのメッセージを発することが国際的にも期待されているはずです」「多くの市民がマラソンや運営やボランティアに参加するきっかけとしてもメッセージは必要だと思います」というような話をされていました。
(なお、ビデオに取った訳ではなく、その上5時間も前の聞き覚えですので正確ではありませんが、趣旨はそういう内容でした。)
有森さんの言いたかったことを斟酌しますと、
ただ「マラソン」をするというだけだったら、マラソンが好きな人の参加が中心となる。広がりはスポーツの範囲に限られる。
理念やメッセージ性を与えることによって、マラソンやスポーツには縁遠いが、その理念やメッセージに共感するという人たちが幅広く参加する可能性が広がり、スポンサーも、もっと広がる結果となる。
国際的にも、「東京のマラソンはこういう理念でやるのだから、私も参加しよう」というランナーやボランティアやスポンサーを獲得できる
ということのようです。
番組ではロンドンマラソンでの医療・福祉関連のテーマやメッセージを紹介していました。
NHKのなんらかの暗黙の規制があるのか、有森さんは、発言中に少し『歯に物が挟まったような』表現となった後、その先を発言できなくなり、国谷裕子キャスターがフォローする場面もありました。
有森さんは、言いたいことをどうやってNHKコードに触れぬように表現してよいか考え込んでいるように見えました。
有森さんの姿勢には「さすが我らの有森さん」と共感するものがありました。
国谷キャスターもありきたりの表現ではなく、問題を見つめようといういつもの真摯な姿勢で臨んでいました。
なお、このブログに記載した「発言」について有森裕子さんは、何ら責任を負いません。私の聞きかじり、かつ私の主観も混じった表現です。
このやり取りを見ていると、結局今回の「東京マラソン」は人気落ち目の石原知事の人気取りと第二東京オリンピック招致への宣伝に過ぎなかったのではないか?!と勘ぐってしまいます。
なお、しんぶん「赤旗」には一面はおろか、スポーツ面でもTOP記事ではなく(結果を1/3面程度で報道)、唯一14面に“有森らしさ”発揮、と有森さんの完走を讃える6段抜きのコラムを掲載しただけでした。
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