「坂本 修 憲法講演会」のレポートの3回目です。
講演は三つの部分より構成されていると前回書きました。
1.改憲(“壊憲”)策動の戦略と、改憲手続法たる「国民投票法」
2.緊急を要する改憲手続法をつぶす闘い
3.“光”はどこにあるか? 決してあきらめずに切り拓こう
今回は、第3の“光”はどこにあるか?の要約です。
題して「改憲阻止闘争の展望をどこに見るか?」
ここまでの話は重く暗かった。
では、我々はどこに“光”光を見出して闘うのか?
1)「日本国憲法」自体の持つ生命力
2)これを突き崩そうとする策動に度々晒されながらも
これを護り続けてきた 私たちの闘いそのもの
3)世界は変わりつつある。
① 西側最大・最強の軍事同盟であったNATOの実質機能停止
② イラク戦争の経緯にみられるUSAとイギリスの孤立
③ 欧州におけるUSA追随政権の崩壊(スペイン、イタリアなど)
④ USAでの民衆や兵士や将校の抵抗運動
⑤ ラテン・アメリカで、反米(左派)政権の相次ぐ成立・再選
⑥ ラテンアメリカ共同体結成への動き
⑦ アジアでのアセアン諸国を中心とした平和の共同体構想
⑧ 非同盟運動の新たな発展
これらの運動の中で「憲法9条は世界の宝!」の声が広がっている。
4)自公民の矛盾と社共の意気軒昂!
① 改憲手続法の“協議”の中で、民主党に「二の足を踏む」状況が生まれた。
② 民主党は、選挙に「得か?損か?」だけで、この問題を捉えている。
③ 安倍内閣の支持率が急速に低下する中で、「改憲を問う選挙」で
勝てるのか? との迷いが自民党の一部にも生まれている。
④ 公明党は、建て前として「自公民」での推進を標榜してきた手前
民主党の戦線離脱で動揺し始めている。
⑤ 改憲派の結束は急速に弱まってきている。
⑥ 日本共産党はもちろん、社民党も改憲阻止では徹底抗戦の構え。
5)9条を守る運動の力の発展
① 「九条の会」は、先ほどの映画「戦争をしない国 日本」の中では
5千と紹介されていたが、今では6千を超すと言う急速な草の根の発展を遂げている。
② 一方では、私たちの運動は「もう目一杯」という限界に達している訳ではなく、まだまだ広げてゆける可能性に満ちている。
③ あきらめてはいけない。 みんなできりひらく。
6)改憲を阻止できたときには大きな転換が起こる可能性
○「改憲阻止」は私たちの力を何十倍何百倍にし、この国の未来を開く“光”となる。
○「勝利は可能だ!」みんなが平和で人間らしく生きられる--もう一つの未来を実現しよう。
○ 憲法を活かしきったとき、日本は大きく変わる--そのことに希望と確信をもって進もう
それは、自分のために!家族のために!世界のために!
7)まず何をするのか?
「九条の会」の小森事務局長がいつも言っているように、
「あなたの隣にいる人に話しかけてください。」「家族に、友人に、同僚に」
大言壮語ではなく、身近なところから輪を広げてゆく、それも急速に!
***************************
以上が、坂本弁護士のお話の大要です。
この最後の呼びかけを聞いたとき、私はこの前このブログで御紹介したチャプリンの「独裁者」でのチャプリンの演説を思い出しました。
なんと、よく似ているのでしょうか!
今日の記事で早速行動したくなった方は、下記からどうぞ。
「憲法改悪反対共同センター」の国会議員・マスコミ一斉送信メールフォームは、ここをクリック
*******************************************
【最後まで御覧頂きありがとうございました。
ついでにワン・クリックしていただければ嬉しいです。】
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「チャプリンの演説」に関する当ブログの連載は、ここをクリック
このリンクから連載の前後を見ることができます。
講演は三つの部分より構成されていると前回書きました。
1.改憲(“壊憲”)策動の戦略と、改憲手続法たる「国民投票法」
2.緊急を要する改憲手続法をつぶす闘い
3.“光”はどこにあるか? 決してあきらめずに切り拓こう
今回は、第3の“光”はどこにあるか?の要約です。
題して「改憲阻止闘争の展望をどこに見るか?」
ここまでの話は重く暗かった。
では、我々はどこに“光”光を見出して闘うのか?
1)「日本国憲法」自体の持つ生命力
2)これを突き崩そうとする策動に度々晒されながらも
これを護り続けてきた 私たちの闘いそのもの
3)世界は変わりつつある。
① 西側最大・最強の軍事同盟であったNATOの実質機能停止
② イラク戦争の経緯にみられるUSAとイギリスの孤立
③ 欧州におけるUSA追随政権の崩壊(スペイン、イタリアなど)
④ USAでの民衆や兵士や将校の抵抗運動
⑤ ラテン・アメリカで、反米(左派)政権の相次ぐ成立・再選
⑥ ラテンアメリカ共同体結成への動き
⑦ アジアでのアセアン諸国を中心とした平和の共同体構想
⑧ 非同盟運動の新たな発展
これらの運動の中で「憲法9条は世界の宝!」の声が広がっている。
4)自公民の矛盾と社共の意気軒昂!
① 改憲手続法の“協議”の中で、民主党に「二の足を踏む」状況が生まれた。
② 民主党は、選挙に「得か?損か?」だけで、この問題を捉えている。
③ 安倍内閣の支持率が急速に低下する中で、「改憲を問う選挙」で
勝てるのか? との迷いが自民党の一部にも生まれている。
④ 公明党は、建て前として「自公民」での推進を標榜してきた手前
民主党の戦線離脱で動揺し始めている。
⑤ 改憲派の結束は急速に弱まってきている。
⑥ 日本共産党はもちろん、社民党も改憲阻止では徹底抗戦の構え。
5)9条を守る運動の力の発展
① 「九条の会」は、先ほどの映画「戦争をしない国 日本」の中では
5千と紹介されていたが、今では6千を超すと言う急速な草の根の発展を遂げている。
② 一方では、私たちの運動は「もう目一杯」という限界に達している訳ではなく、まだまだ広げてゆける可能性に満ちている。
③ あきらめてはいけない。 みんなできりひらく。
6)改憲を阻止できたときには大きな転換が起こる可能性
○「改憲阻止」は私たちの力を何十倍何百倍にし、この国の未来を開く“光”となる。
○「勝利は可能だ!」みんなが平和で人間らしく生きられる--もう一つの未来を実現しよう。
○ 憲法を活かしきったとき、日本は大きく変わる--そのことに希望と確信をもって進もう
それは、自分のために!家族のために!世界のために!
7)まず何をするのか?
「九条の会」の小森事務局長がいつも言っているように、
「あなたの隣にいる人に話しかけてください。」「家族に、友人に、同僚に」
大言壮語ではなく、身近なところから輪を広げてゆく、それも急速に!
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以上が、坂本弁護士のお話の大要です。
この最後の呼びかけを聞いたとき、私はこの前このブログで御紹介したチャプリンの「独裁者」でのチャプリンの演説を思い出しました。
なんと、よく似ているのでしょうか!
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