JUNSKY blog 2015

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憲法問題が参議院選挙の重要争点に!

2007-07-15 15:15:08 | 選挙
今日、7月15日は日本共産党の創立85周年記念日ということです。
ここをクリック

以下は、7月15日付け赤旗から引用
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 日本共産党は、反戦・平和を貫いて八十五年、安倍改憲路線に正面から立ち向かう立場と勇気をもつ政党です。
 それは「靖国」派の日本会議自身が「改憲を阻止しようとする日本共産党。それに対して、私どもは、自民党や民主党などの『新憲法制定派』議員と連携して…新憲法を制定しようとしている」(同会議首都圏地方議員懇談会)と述べていることでも明らかです。

 日本共産党は、改憲手続き法審議で、中山自民党憲法審議会の中山太郎会長に「共産党がいなかったらもっと早くいったのに」と悔しがらせる論戦を展開しました。その議席が一議席でも増えることが求められています。

 その自民党憲法審議会の中山太郎会長は日本会議国会議員懇談会の顧問、石破茂・事務局長は副会長、萩生田光一・副会長は同じく事務局長を務める「靖国」派です。


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以下は西日本新聞の記事の抜粋及び、時事通信の『舌戦・参院選』の抜粋です。
両雄逆転か終幕か 首相 都心で実績を強調(西日本新聞) - goo ニュース

 今月1日の党首討論で、小沢氏は自民党の政権復帰を許した1994年の自社さ政権誕生を「失敗した」と悔やんだ。「あの時は政治そのものが動くことに関心が高まった。今回は自分の生活を何とかするため政治を変えてくれという切実な気持ちが表れている。もっと深刻だ」。初日の論戦を終えた小沢氏の顔には自信さえにじんだ。
 かつては著書で自由競争の重要性を唱えた小沢氏。持論を封じて地域間格差是正を訴えるのは、地方に多い改選数1の「1人区」が参院選の勝敗のかぎを握るからだ。

■無党派戦略「負けるわけにはいかない」
 「60年ぶりに教育基本法を改正した。防衛庁を省に昇格させ、国民投票法、憲法改正手続き法をつくることができた。美しい国の礎を築くことができた」
安倍晋三首相が、東京のJR秋葉原駅前で発した第一声で、まず強調したのは「安倍カラー」の実績だった。
年金記録不備問題や「政治とカネ」をめぐる疑惑、閣僚失言などで内閣支持率が急落した中での戦いだ。
秋葉原に限らず、その後に回った埼玉、千葉両県での街頭演説会場でも、陣営の動員とみられる高齢者層が目立ち、大逆風下での戦いの一端が垣間見えた。

舌戦・参院選(14日)【07参院選】 (時事通信) - goo ニュース
舌戦・参院選(14日)【07参院選】☆2 (時事通信) - goo ニュース
◇党首討論をスリル満点に
 ▼共産党・志位和夫委員長(千葉県習志野市のJR津田沼駅前で) 共産党が(改選議席から)1議席増えて(非改選と合わせ)10議席になれば党首討論に出られる。前国会の党首討論は自民と民主両党だけで面白くない。眠くなってスイッチを切る人が多いのではないか。わたしに発言権を与えてくだされば、スリル満点で面白い場面を必ず提供する。

舌戦・参院選(10日)【07参院選】 (時事通信) - goo ニュース
◇「月800円」、見識問われる
 ▼共産党・市田忠義書記局長(国会内で記者団に) 安倍晋三首相は(赤城徳彦農水相の事務所費問題で)「月800円の光熱水費で辞任ですか」と言った。一番少ない月を(例に)挙げて極めて詳しく言っていたが、あの言い方に一国の首相の見識が問われている。(安倍政権は)打つ手打つ手が裏目に出るというか、おろおろしている感じがする。

◇ずうずうしいスローガン
 ▼社民党・福島瑞穂党首(CS放送の番組収録で) 「今回は社民党へ」というスローガンは謙虚だと言われるが、それは違う。憲法9条を変えたくない人は、自民党支持であれ、民主党支持であれ、今回はとにかく社民党に入れてくれというずうずうしいスローガンだ。(続)

国連での日本の地位、影響力、貢献力にかげりが・・・

2007-07-15 13:00:00 | 国際関係
 安倍首相が、ますますアメリカの思うがままに追従を強めてゆく中で、肝心の国際連合(UN)での日本の地位に陰りが見え始めているのだと言う。
 それが、マスコミの一面的評価ではなく、その只中に居た大島賢三国連大使が退任の記者会見で述べたと言うのだから事実であろう。
 
 大島国連大使が退任するのは、国連平和構築委員会の組織委員会(31カ国で構成)の議長に就任するためである。
 アメリカの代理ではなくて、真に「平和」のために日本人が活躍することは積極的に評価したいが、実際にはどういうスタンスで臨むのかは不明である。
 産経新聞Web版によれば・・・
【 選出後の記者会見で大島賢三国連大使は日本が第二次世界大戦の敗戦から復興した歴史をもつことに言及、「こうした経験を(平和構築委の)活動に生かしていくことができる」と決意を語った。】ということだ。
【 平和構築委は紛争終結に至ってもその半数が5年以内に再発しているという事実を踏まえ、国際社会の継続的・体系的な支援が必要との共通認識のもと、2005年12月に設置された。
 議長は国連安全保障理事会に政策を提言するなど、安保理と連携した活動も多い。】とのこと。

 ところで、安倍首相は久間防衛大臣の「原爆投下はしょうがなかった」発言に対して、「核兵器廃絶のために活動する方が大事」と日本が核兵器廃絶をリードするかのように述べたが、実際に国連で行なわれている「核廃絶」に関係する諸決議の相当部分に対して(アメリカに遠慮してか?)棄権していることを指摘しない訳には行かない。
「核廃絶」に、全然熱心ではないくせに、よくも白々しくそういうことを言うものだ!
 こういうアメリカ追随の姿勢が日本の存在感を薄くしていることは以前より指摘されてきたが、大島賢三国連大使がこれを明確に裏付けた訳である。

   下の一覧表は、「赤旗」7月12日付けに掲載
 
        ここをクリック  (「赤旗」7/12)

【 昨年十二月の第六十一回国連総会では、日本が提案したものも含め、主な核兵器関連決議十六本が採択され、日本は六本に棄権しました(表)。このうちテレビ討論で志位氏が紹介したのは、マレーシアなどが提案した「核兵器の威嚇または使用の適法性に関する国際司法裁判所の勧告的意見の後追い」決議(決議番号六一/八三)と、インドなどが提案した「核兵器使用禁止条約」決議六一/九七です。】

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「日本の地位にかげり」 大島国連大使が退任会見(産経新聞) - goo ニュース

「日本の地位にかげり」
    大島国連大使が退任会見

            産経新聞 2007年7月14日(土)07:40

 【ニューヨーク=長戸雅子】8月に離任する大島賢三国連大使は12日、ニューヨーク市内で記者会見、2年半余の任期を終えるにあたって「国連での日本の地位、影響力、貢献力にかげりがみえ始めている」と懸念を表明し、国連外交強化の必要性を強調した。中国が提案している安全保障理事会決議に基づく北朝鮮に対する制裁解除の検討については「初期的な前進はあるけれども、検討する状況には至っていない」と必要はないとの考えを示した。

 大島大使は政府開発援助(ODA)予算や国連機関への拠出金などの減少による影響が出はじめていると指摘。「国連の高官ポストへの人材が続かなくなっていることも気になる」と述べ、国連外交を強化するため、長期的・総合的な取り組みが必要と提言した。

 一方で、中国や韓国、インドが存在感を強めているとして、とくに「中国のアフリカ外交は大変なもの」と述べ、アフリカへの戦略的な援助が必要との考えを示した。

 対北朝鮮制裁の解除については、「決議に書いてあることを実行するのが重要なのであって、制裁を解除することが北の核開発やミサイル計画の停止に資することにはならない」と述べ、中国の提案を一蹴した。

 2004年12月の就任時に最重要課題にあげた日本の常任理事国入りを目指す安全保障理事会の改革問題については「大変な外交努力を傾けたが、成果に結びつかず非常に残念だが息の長い取り組みが必要」と振り返り、協議継続への希望を示した。

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議長に大島大使 国連平和構築委(産経新聞) - goo ニュース  (産経新聞 2007,6,29)