JUNSKY blog 2015

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各党支持層の票の流れ

2007-07-31 19:55:03 | 選挙
 朝日新聞が、出口調査などの調査を元に、従来の各党支持層が、今回どの党に投票したかをグラフにして紹介している。


    記事全体は、ここをクリック

 それを見ると、自民党は支持層の6割しか票をまとめきっておらず、民主党に4分の1(25%)流出している。
自民党支持層が、今の政治に嫌気がさしていることをよく現している。

 反対に民主党支持層から自民党に流れたのは3%,共産党や社民党に流れたのがそれぞれ2%と、86%の支持層を固めている。
また、共産党支持層の10%,社民党支持層の18%も民主党に流れている。

 圧勝をもたらした原動力である無党派層は、51%が民主党に,14%が自民党に,8%が共産党に投票したようだ。

 新聞記事では、「公明党支持層の10%が共産党に入れた」という注目すべき結果がグラフに現れていたが、(計算間違いをしたのか)Web記事では1%となっていた。

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民主党 労組依存から脱却? 構成比15%

2007-07-31 19:28:07 | 選挙
 選挙後のあるテレビ番組で、保守系コメンテイター(というか難癖屋)が、
「国民が選んだ民主党の候補は、労働組合出身者ばかり、その上大手企業の労働者で底辺の人々の苦労を知らない」云々・・・という趣旨の発言をしていた。
「馬鹿な国民は、民主党の候補の正体も知らないで投票した」とでも、言いたげな表現方法であった。

 これに関連して今日の時事通信のWeb記事に面白い集計をしていたので紹介する。
 それによれば、前回は民主党の当選者の3割弱が大手労働組合出身であったようだが、今回は半減し15%になったと言う。
 労組依存からは少し脱却しているようだ。(それが良いことか悪いことかは考え方による)



 私は、国民の7-8割を占める「労働者」の意見が、まともに国政に活かされる事は良いことだと思う。 
これまでは、連合系の「会社中心主義」的・組合活動家が多かったのが旧社会党や民主党の問題点であった。

 パート労組や、非正規労働者のユニオンなど、年収200万円の苦しい生活をしている労働者の声を反映するような議員が必要だと思う。
格差を拡大する法律に率先して賛成し、推進してきた民主党が、どこまで本気で格差解消の手立てを講じて行くか、見守りたい。

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民主、労組幹部の比率低下=出身分野、地方議員が最多【07参院選】 (時事通信) - goo ニュース

民主、労組幹部の比率低下
  =出身分野、地方議員が最多
【07参院選】
           (時事通信)   2007年7月30日(月)09:26

 参院選当選者を出身分野別に見ると、トップは地方議員の25.6%(31人)で、議員秘書10.7%(13人)、官僚9.9%(12人)などが続く。大勝した民主党は地方議員が33.3%(20人)で最多。逆に、労組幹部は前回の28.0%(14人)から15.0%(9人)に減り、同党の労組依存度が低下したことを示している。

 自民党も地方議員が最も多く27.0%(10人)。大きな人材供給源である中央官僚は、比例代表選で農業や医療団体などが担いだ官僚候補が落選し、前回の20.4%(10人)を下回る13.5%(5人)にとどまった。

 タレントやスポーツ選手出身の候補は5人が当選。元民放アナウンサーの丸川珠代氏(自民)、女子プロゴルファー横峯さくら選手の父・良郎氏(民主)、元Jリーグ選手の友近聡朗氏(無所属)らが初当選を果たした。(了)

[時事通信社]
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