秋田小1児童殺害事件-88
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まだ地裁判決も出ていないのに、検察側が「米山豪憲君の殺害現場だ」と主張する証拠物件を取り壊してしまうのだと言う。
(写真は共同通信配信)
数少ない物証を無くしてしまうらしい。余程この物的証拠を残しておくのは困るらしい。
控訴・上告された場合に、殺害現場という「最も重要な物的証拠」の一つが無ければ「記録」による審査しかできないではないか?!
おまけに、その“記録”なるものが、検察側の意図に忠実に書かれていることは当然のことである。
たとえば、畠山被告宅に有ったという『豪憲君の髪の毛や尿や血液の痕跡』が本当に豪憲君のものであるかどうかは、すでに物的証拠が無くなり、その“記録”で判断する他はなくなるのである。
もっとも『豪憲君の髪の毛や尿の痕跡』が実際に豪憲君のものであったとしても、殺害した証拠とはならないことは、この連載の最初の方で述べた。
畠山鈴香宅に、いつも遊びに来ていたからである。
この“殺害現場”には、殺害の証拠が全く見当たらなかったに違いない。
そういう検察に不利になる「反証」を、控訴・上告審まで残しておく訳には行かなかったのであろう。
被疑者が「殺害を認める」発言をしているからと言って、それが決定的な証拠にならないことは、これまでの数多くの冤罪裁判が証明しているところであるし、
多くの無実の被疑者が冤罪を証明されることもなく、刑に処せられていった重い過去があるのである。
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秋田小1児童殺害事件-88
【連載第1回目から読む】 「“任意”で16時間の取調べで“自供”?」
第87回へ 第89回へ
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畠山被告の自宅解体始まる
藤里町の町営住宅、月内にも作業終了
(コンテナなどが運び込まれ、解体作業が始まった町営住宅 )
藤里町の連続児童殺害事件で公判中の畠山鈴香被告(34)が当時住んでいた同町粕毛の町営住宅の解体作業が10日、始まった。作業は月内に終わる見込み。
午前8時ごろ、作業を開始。前日から組んでおいた足場にビニールシートを張って周囲を囲んだほか、廃棄物を収容するコンテナを運び込むなどして、解体作業に取り掛かっていた。
解体業者などによると、作業は、住宅内の不燃物や、電気系統の配線などを撤去した後、重機を使って住宅を取り壊す段取り。跡地は更地にし、その後の活用方法は、近隣住民の意見を聞いた上で決める予定。
住宅の近くに住む60代の女性は「解体されても事件の記憶そのものがなくなるわけではない。それでも(住宅が)あるよりは、解体した方がいいのかもしれない」と話し、静かに解体工事を見守っていた。
【さきがけOnTheWeb 2008.1.10】 (2008/01/10 11:28 更新)
畠山被告の自宅解体始まる 秋田・藤里町の町営住宅(共同通信) - goo ニュース
畠山被告宅取り壊し=秋田連続児童殺害 (時事通信) - goo ニュース
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まだ地裁判決も出ていないのに、検察側が「米山豪憲君の殺害現場だ」と主張する証拠物件を取り壊してしまうのだと言う。
(写真は共同通信配信)
数少ない物証を無くしてしまうらしい。余程この物的証拠を残しておくのは困るらしい。
控訴・上告された場合に、殺害現場という「最も重要な物的証拠」の一つが無ければ「記録」による審査しかできないではないか?!
おまけに、その“記録”なるものが、検察側の意図に忠実に書かれていることは当然のことである。
たとえば、畠山被告宅に有ったという『豪憲君の髪の毛や尿や血液の痕跡』が本当に豪憲君のものであるかどうかは、すでに物的証拠が無くなり、その“記録”で判断する他はなくなるのである。
もっとも『豪憲君の髪の毛や尿の痕跡』が実際に豪憲君のものであったとしても、殺害した証拠とはならないことは、この連載の最初の方で述べた。
畠山鈴香宅に、いつも遊びに来ていたからである。
この“殺害現場”には、殺害の証拠が全く見当たらなかったに違いない。
そういう検察に不利になる「反証」を、控訴・上告審まで残しておく訳には行かなかったのであろう。
被疑者が「殺害を認める」発言をしているからと言って、それが決定的な証拠にならないことは、これまでの数多くの冤罪裁判が証明しているところであるし、
多くの無実の被疑者が冤罪を証明されることもなく、刑に処せられていった重い過去があるのである。
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秋田小1児童殺害事件-88
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畠山被告の自宅解体始まる
藤里町の町営住宅、月内にも作業終了
(コンテナなどが運び込まれ、解体作業が始まった町営住宅 )
藤里町の連続児童殺害事件で公判中の畠山鈴香被告(34)が当時住んでいた同町粕毛の町営住宅の解体作業が10日、始まった。作業は月内に終わる見込み。
午前8時ごろ、作業を開始。前日から組んでおいた足場にビニールシートを張って周囲を囲んだほか、廃棄物を収容するコンテナを運び込むなどして、解体作業に取り掛かっていた。
解体業者などによると、作業は、住宅内の不燃物や、電気系統の配線などを撤去した後、重機を使って住宅を取り壊す段取り。跡地は更地にし、その後の活用方法は、近隣住民の意見を聞いた上で決める予定。
住宅の近くに住む60代の女性は「解体されても事件の記憶そのものがなくなるわけではない。それでも(住宅が)あるよりは、解体した方がいいのかもしれない」と話し、静かに解体工事を見守っていた。
【さきがけOnTheWeb 2008.1.10】 (2008/01/10 11:28 更新)
畠山被告の自宅解体始まる 秋田・藤里町の町営住宅(共同通信) - goo ニュース
畠山被告宅取り壊し=秋田連続児童殺害 (時事通信) - goo ニュース