秋田小1児童殺害事件-90
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この事件の連載も90回になったが、最近はマスコミのニュースから得られる情報も極めて乏しく、裁判の模様の情報も検察の弁解(証言の強要はなかった。等)をそのまま伝えるものが多かった。
志布志事件や、真犯人が別の事件から見つかった富山の婦女暴行事件では、冤罪が晴れ、そういう事件についてはマスコミも“鬼の首をとったように”検察の行き過ぎを批判するが、この事件では警察・検察追随を決め込んでいるようだ。
過去の事例によると、畠山鈴香さんは、99.99%有罪とされるのであろうが、まず本人が状況に流されない態度を取ることが肝要であろう。
婦女暴行事件で犯人とされた方も、結局「犯行を認めて」しまっていたことからも解るように、被告本人が、犯行を認めているからと言って、それが有罪の決め手とならないのは当然である。
これまでの報道で伝わってきたことから推し量ると、畠山鈴香さんは、無罪の主張が警察や検察が無視したことと、弁護士が冤罪を認めず情状酌量の線で進め様としていることから、「これ以上主張してもどうにもならない」と諦めているようである。
私たちにできる最小限のことは、裁判長に訴えの手紙を書くことです。
御賛同頂ける方は、それぞれ手書きの手紙を送って頂けないでしょうか?
訴え先:秋田地裁 ここをクリック
〒010-8504 秋田県秋田市山王7-1-1
TEL: 018-824-3121
藤里連続児童殺害事件担当 藤井俊郎裁判長
藤井俊郎裁判長の判決事例
元従業員らに有罪判決=印刷校正でインサイダー取引-秋田地裁 (時事通信) - goo ニュース
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秋田小1児童殺害事件-90
【連載第1回目から読む】 「“任意”で16時間の取調べで“自供”?」
第89回へ 第91回へ
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畠山被告に死刑求刑
秋田・連続児童殺害事件
河北新報 2008年1月25日(金)15:00
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた同町粕毛、無職畠山鈴香被告(34)の論告求刑公判が25日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)であり、検察側は「何の落ち度もない2人の幼い命を相次いで奪った犯行は冷酷、残虐で非人間的な所業」として死刑を求刑した。
論告で検察側は「再び弱者を対象とした八つ当たり的な凶悪犯罪を繰り返す再犯の恐れは極めて大きい」と指摘。地域住民が心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ実態などを挙げ、「社会全体に深刻な不安を与えるなど社会的影響が大きく、極刑をもって臨む以外にない」とした。
最大の争点となった長女彩香さん=当時(9つ)=への殺害について検察側は、「確定的な殺意をもって橋から突き落とした」と主張。畠山被告が川面までの高さ約8メートル、幅約15センチの欄干に彩香さんを上らせた状態の危険性や、川に落下した彩香さんを救護せず、民家の少ない道を通って帰宅した犯行後の冷静な行動などを根拠とした。
弁護側が彩香さんを救助しなかった理由とする橋上の健忘については、簡易鑑定の診断などを基に「殺害したという自分に都合の悪い事実を隠ぺいするための防衛規制にすぎない」と論証した。
殺害の前提となる動機は近隣住民らの証言を引き合いに、育児の苦痛や家族とのあつれきから彩香さんを邪魔に感じ、潜在的な殺意を形成したと指摘。「根深い嫌悪感や時に死を願う思いがあったのは明白」と述べた。
一方、米山豪憲君=(7つ)=殺害の動機について検察側は、彩香さん殺害後、別の犯人による事件だとマスコミなどに訴えたが無視され、社会へ報復する攻撃衝動が根底にあったと指摘。さらに、自分が彩香さんを殺したといううわさを聞き、疑いの目をそらすため、第三者の犯行に見せ掛け豪憲君を殺害したと主張し、殺害対象が無差別だったことも強調した。
午後は弁護側最終弁論と畠山被告の意見陳述が行われ結審。判決は3月19日に言い渡される。
◎起訴事実要旨
一、2006年4月9日午後6時45分ごろ、秋田県藤里町矢坂の藤琴川の大
沢橋で、長女彩香さんを欄干に乗せ、手で突き落として水死させた(殺人
罪)
一、同年5月17日午後3時半ごろ、同町粕毛の自宅玄関で、米山豪憲君の首
を腰ひもで強く絞めて窒息死させた(殺人罪)
一、同3時45分ごろ、豪憲君の遺体を軽自動車の荷台に乗せて移動し、同4
時5分ごろ、同市二ツ井町荷上場の米代川沿いの草地に投棄した(死体遺
棄罪)
畠山被告に死刑求刑 秋田・連続児童殺害事件 (河北新報) - goo ニュース
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さきがけOnTheWeb 2008/01/25 14:54
以下は、昨日付け 【さきがけOnTheWeb】 記事
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畠山被告に厳刑求刑か 藤里連続児童殺害、25日に論告
藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた無職畠山鈴香被告(34)の第13回公判が25日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で開かれ、検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を行い結審する。
公判で畠山被告は長女彩香ちゃん=当時(9つ)=の殺害を否認、米山豪憲君=当時(7つ)=の殺害当時は心神耗弱状態だったなどと主張したが、検察側は2児殺害の立証を十分したと判断している。約1カ月の間に長女と2軒隣の男児の命が相次いで奪われた犯行に、検察側は被告の残忍さや遺族の強い処罰感情などを踏まえ、極めて厳しい求刑をするとみられる。
彩香ちゃん事件
最大の争点は、彩香ちゃんに対する殺意の有無だ。検察側は、以前から邪魔に感じていた彩香ちゃんが魚を見たいと駄々をこねたことから、畠山被告のいらだちが極限に達し、日没後の大沢橋から突き落として殺害した、としているが、畠山被告は捜査段階とは一転、公判では全面否認している。
もう一つの争点は自白の任意性。捜査側は畠山被告の彩香ちゃん殺害を認める供述調書を作成。その後、畠山被告は同意する署名をしたが、それは取り調べた検事や警察官に怒鳴られるなど自白を迫られ、逆らえなかったためだ、と主張した。これに対し、取り調べた検事は自白の強要を否定している。
豪憲君事件
彩香ちゃんの喪失感から豪憲君を殺害したとする畠山被告。弁護側は事件当時は心神耗弱だったと主張するが、公判と並行して行った精神鑑定の担当医は「刑事責任能力は問える」と診断した。
関係者に衝撃を与えたのが鑑定書に添付されていた畠山被告の日記だ。そこには「(豪憲君が亡くなっても米山さんには)まだ2人子どもがいる。何で両親が怒っているのか分からない」などと書かれていた。
畠山被告は公判で豪憲君殺害の謝罪を繰り返してきたが、検察側にとっては被告の反省が口先だけという決定的な証拠。憤慨する豪憲君の両親は証人尋問で「極刑にしてほしい」と強く訴えた。
(2008/01/24 13:01 更新)
さきがけOnTheWeb 【特集】藤里連続児童殺害事件
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この事件の連載も90回になったが、最近はマスコミのニュースから得られる情報も極めて乏しく、裁判の模様の情報も検察の弁解(証言の強要はなかった。等)をそのまま伝えるものが多かった。
志布志事件や、真犯人が別の事件から見つかった富山の婦女暴行事件では、冤罪が晴れ、そういう事件についてはマスコミも“鬼の首をとったように”検察の行き過ぎを批判するが、この事件では警察・検察追随を決め込んでいるようだ。
過去の事例によると、畠山鈴香さんは、99.99%有罪とされるのであろうが、まず本人が状況に流されない態度を取ることが肝要であろう。
婦女暴行事件で犯人とされた方も、結局「犯行を認めて」しまっていたことからも解るように、被告本人が、犯行を認めているからと言って、それが有罪の決め手とならないのは当然である。
これまでの報道で伝わってきたことから推し量ると、畠山鈴香さんは、無罪の主張が警察や検察が無視したことと、弁護士が冤罪を認めず情状酌量の線で進め様としていることから、「これ以上主張してもどうにもならない」と諦めているようである。
私たちにできる最小限のことは、裁判長に訴えの手紙を書くことです。
御賛同頂ける方は、それぞれ手書きの手紙を送って頂けないでしょうか?
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秋田小1児童殺害事件-90
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畠山被告に死刑求刑
秋田・連続児童殺害事件
河北新報 2008年1月25日(金)15:00
秋田県藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた同町粕毛、無職畠山鈴香被告(34)の論告求刑公判が25日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)であり、検察側は「何の落ち度もない2人の幼い命を相次いで奪った犯行は冷酷、残虐で非人間的な所業」として死刑を求刑した。
論告で検察側は「再び弱者を対象とした八つ当たり的な凶悪犯罪を繰り返す再犯の恐れは極めて大きい」と指摘。地域住民が心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しむ実態などを挙げ、「社会全体に深刻な不安を与えるなど社会的影響が大きく、極刑をもって臨む以外にない」とした。
最大の争点となった長女彩香さん=当時(9つ)=への殺害について検察側は、「確定的な殺意をもって橋から突き落とした」と主張。畠山被告が川面までの高さ約8メートル、幅約15センチの欄干に彩香さんを上らせた状態の危険性や、川に落下した彩香さんを救護せず、民家の少ない道を通って帰宅した犯行後の冷静な行動などを根拠とした。
弁護側が彩香さんを救助しなかった理由とする橋上の健忘については、簡易鑑定の診断などを基に「殺害したという自分に都合の悪い事実を隠ぺいするための防衛規制にすぎない」と論証した。
殺害の前提となる動機は近隣住民らの証言を引き合いに、育児の苦痛や家族とのあつれきから彩香さんを邪魔に感じ、潜在的な殺意を形成したと指摘。「根深い嫌悪感や時に死を願う思いがあったのは明白」と述べた。
一方、米山豪憲君=(7つ)=殺害の動機について検察側は、彩香さん殺害後、別の犯人による事件だとマスコミなどに訴えたが無視され、社会へ報復する攻撃衝動が根底にあったと指摘。さらに、自分が彩香さんを殺したといううわさを聞き、疑いの目をそらすため、第三者の犯行に見せ掛け豪憲君を殺害したと主張し、殺害対象が無差別だったことも強調した。
午後は弁護側最終弁論と畠山被告の意見陳述が行われ結審。判決は3月19日に言い渡される。
◎起訴事実要旨
一、2006年4月9日午後6時45分ごろ、秋田県藤里町矢坂の藤琴川の大
沢橋で、長女彩香さんを欄干に乗せ、手で突き落として水死させた(殺人
罪)
一、同年5月17日午後3時半ごろ、同町粕毛の自宅玄関で、米山豪憲君の首
を腰ひもで強く絞めて窒息死させた(殺人罪)
一、同3時45分ごろ、豪憲君の遺体を軽自動車の荷台に乗せて移動し、同4
時5分ごろ、同市二ツ井町荷上場の米代川沿いの草地に投棄した(死体遺
棄罪)
畠山被告に死刑求刑 秋田・連続児童殺害事件 (河北新報) - goo ニュース
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さきがけOnTheWeb 2008/01/25 14:54
以下は、昨日付け 【さきがけOnTheWeb】 記事
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畠山被告に厳刑求刑か 藤里連続児童殺害、25日に論告
藤里町の連続児童殺害事件で、殺人などの罪に問われた無職畠山鈴香被告(34)の第13回公判が25日、秋田地裁(藤井俊郎裁判長)で開かれ、検察側の論告求刑と弁護側の最終弁論を行い結審する。
公判で畠山被告は長女彩香ちゃん=当時(9つ)=の殺害を否認、米山豪憲君=当時(7つ)=の殺害当時は心神耗弱状態だったなどと主張したが、検察側は2児殺害の立証を十分したと判断している。約1カ月の間に長女と2軒隣の男児の命が相次いで奪われた犯行に、検察側は被告の残忍さや遺族の強い処罰感情などを踏まえ、極めて厳しい求刑をするとみられる。
彩香ちゃん事件
最大の争点は、彩香ちゃんに対する殺意の有無だ。検察側は、以前から邪魔に感じていた彩香ちゃんが魚を見たいと駄々をこねたことから、畠山被告のいらだちが極限に達し、日没後の大沢橋から突き落として殺害した、としているが、畠山被告は捜査段階とは一転、公判では全面否認している。
もう一つの争点は自白の任意性。捜査側は畠山被告の彩香ちゃん殺害を認める供述調書を作成。その後、畠山被告は同意する署名をしたが、それは取り調べた検事や警察官に怒鳴られるなど自白を迫られ、逆らえなかったためだ、と主張した。これに対し、取り調べた検事は自白の強要を否定している。
豪憲君事件
彩香ちゃんの喪失感から豪憲君を殺害したとする畠山被告。弁護側は事件当時は心神耗弱だったと主張するが、公判と並行して行った精神鑑定の担当医は「刑事責任能力は問える」と診断した。
関係者に衝撃を与えたのが鑑定書に添付されていた畠山被告の日記だ。そこには「(豪憲君が亡くなっても米山さんには)まだ2人子どもがいる。何で両親が怒っているのか分からない」などと書かれていた。
畠山被告は公判で豪憲君殺害の謝罪を繰り返してきたが、検察側にとっては被告の反省が口先だけという決定的な証拠。憤慨する豪憲君の両親は証人尋問で「極刑にしてほしい」と強く訴えた。
(2008/01/24 13:01 更新)
さきがけOnTheWeb 【特集】藤里連続児童殺害事件