JUNSKY blog 2015

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漆間副長官オフレコ懇談の氏名公表 讀賣

2009-03-08 22:34:12 | 政治
 昨日、このブログで名前を挙げた「政府高官」
バリバリの警察官僚の漆間巌・官房副長官。

     
     「政府高官」漆間巌(共同通信)

 今朝のテレビ番組で、河村官房長官が、自分を守るために、部下の名前をバラしたという話。

 もう、政治家としての矜持も何も無い無責任ぶり。

 部下が失敗をしでかした時に部下を庇うのが上司のはずが、自民党政治では部下に責任を押し付けて自分の延命を図るとは、なんともはや、政治家の品性も劣化したものである。

 とはいえ、とにもかくにも件(くだん)の「政府高官」が漆間巌・官房副長官であったことが、政府最高首脳から暴露され確認された訳である。

 今日のサンプロには、ロッキード事件で逮捕された田中角栄の娘である田中真紀子衆議院議員が出演して田原聡一郎氏と対談し、
今回の民主党だけを強制捜査したことについて、
CIAの名称にも触れながら、政権交代が起こることを絶対に阻止したいという勢力は日本国内だけではない。
と、裏でコントロールしている権力の中枢(それは麻生首相でさえない暗然たる『権力』)の存在を示唆し、彼ら極一部の権力者にとっては政権交代されると非常にまずいことが隠されていることを強調していた。

 彼らにとっては、細川政権や自社さ政権などは手のひらに乗っていたが、今回予想される政権交代は、小沢一郎というかつて権力中枢に居たことのある勢力が政権をとると、大きな問題が暴露される可能性があるという意味であろう。

 サンプロに出演した元東京地検特捜部に居たG氏は、この程度の形式犯で逮捕すると言うのは、その先にもっと大きなものがある場合に限られている、と説明していた。
 また、現行法の範囲では、政治団体がどこからその資金を得ているかは(たとえ、西松建設が丸抱えで資金を出しているとしても)問題にならず、今回の献金が西松建設からのものであることを知っていたとしても違法ではなく逮捕要件には当らないと言っていた。

G氏と言っても、デューク東郷氏(ゴルゴ13)ではない。
この方の発言を詳しくフォローされているブログは、ここをクリック

YouTube 映像が見つかりましたので貼り付けます。

2 政治とカネ(検察の本当のネライとは?)


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 やはり、今回の強制捜査は、政権交代を阻止するために仕組まれた闇の権力による“謀略”と言わなければならない。

なお、3月7日の「NHK週間こどもニュース」での解説で
政治資金 規制法 ではなくて、
政治資金 規正法 が正確であることを知りました。

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【関連記事】
テレ朝サンプロ田中真紀子議員「日本人のマチュアが試される」 植草一秀の『知られざる真実』

漆間官房副長官更迭か カナダde日本語

漆間氏実名公表の官房長官「不適切な発言、厳重に注意」(朝日新聞) - goo ニュース 

野党の標的化を回避…漆間副長官オフレコ懇談の氏名公表(読売新聞) - goo ニュース

 野党の標的化を回避…
  漆間副長官オフレコ懇談の氏名公表

           読売新聞 2009年3月8日(日)21:08

 政府筋が「(西松建設事件は)自民党の方にまで波及する可能性はないと思う」などと発言した問題で、河村官房長官が「政府筋」は漆間巌官房副長官であることを明らかにした背景には、自民党側への捜査が焦点になっている中で、捜査介入とも受け取られかねない発言が野党の標的になってきたことがある。

 漆間氏は今月5日、匿名で記者団に政策などの背景説明をする「オフレコ懇談」の場で、この発言をした。
 記者団からさらに、「民主党だけ捜査するとなると、国策捜査だと言われかねないのではないか」と尋ねられると、「国民は、そう思いますかね。(自民党は)金額が違いますから。あの金額で、違法性の認識があったというのは難しいと思う」と語った。
 読売新聞など報道各社は、「政府筋」「政府高官」などの主語で発言を報じた。各社が加盟する内閣記者会は7日、漆間氏に名前の公表を求めたが、同氏は「オフレコ発言をさかのぼって公表できない」として了解しなかった。

 河村長官は8日の番組出演後、記者団に「オフレコ懇談といえども、説明責任を果たさないといけない。いつまでも『オフレコだから知らない』で済む話かどうか、判断しなければならないと思った」と説明した。麻生首相からも7日夜、「副長官が説明責任を果たすべきだろう」と電話で指示を受けたことを明らかにした。

 野党は9日の参院予算委員会などで、漆間氏の発言を厳しく追及する方針だ。

 民主党の鳩山幹事長は8日のNHK番組で、「漆間氏は警察庁長官をした方だけに、いいかげんな情報で話をするはずがない。内閣の中枢と検察との間でメッセージのやりとりがあったのではないかと思われても仕方ない」と批判した。自民党の菅義偉選挙対策副委員長も千葉県船橋市で記者団に、「(警察庁出身の漆間氏は)色眼鏡で見られる。不用意な発言は絶対にすべきでない。慎重にも慎重に発言すべきだ」と苦言を呈した。

     ◇

 河村官房長官が「政府筋」が漆間副長官であることを公表したことを受けて、読売新聞は今後、実名で報道します。
           読売新聞 2009年3月8日(日)21:08 


戦々恐々? 自民、献金返還相次ぐ で、何処に?

2009-03-07 12:54:52 | 政治
 このブログでも度々取り上げているように(今回も「赤旗」の表を掲載します)、今回の西松“献金”事件では、民主党以外にも多くの自民党の元首相や閣僚・幹部が、西松建設の“偽装政治団体”から様々な形態で“政治献金”を受けています。

 日本共産党の小池晃参議院議員が、先日国会で追究したこともあるのか、この数日続々と“献金”を『返還する』と自民党議員が言い始めました。

 その小池晃議員の質問(「赤旗」記事)で、興味深い 「オチ」 が付いています。
この「オチ」の処は、私も「どうするんだろう?」と思っていたこと。
その部分だけ引用しましょう。(「赤旗」記事全体は下のリンクをクリック)

  小池氏が「八百万円ものパーティー券を買ってもらって、『知らない』という説明では、国民は絶対に納得できない」と繰り返しただすと、二階氏は渋々「返却する」と答弁。しかし、小池氏に「返す政治団体は解散している。どこに返すのか」と突かれると答弁に窮しました。 


「知らぬ」は通用せず 小池氏追及 小沢疑惑と同じ構図
      2009年3月7日(土)「しんぶん赤旗」

 そうなんです。
“政治献金”を 返すべき相手は2006年に既に解散 していて、返そうにも返せないはずなのです。
 もし、西松建設に返すことになるとすれば、その『政治団体』が西松建設そのものであることを解っていたと言うことであり、それこそ「政治資金規正法」違反を認めたことになる訳です。

 返す相手が無いのに「返す」と言うのは、初めから「返すつもりなんぞさらさら無い」と考えているのでしょう。

 いわゆる 国民を欺くパフォーマンス に過ぎません。
そのことによって、捜査の手が入らないことの証左にするつもりなんでしょう。
 つまり、【東京地検特捜部は、自民党議員が献金を返還したので(本当は、返却していないのに)捜査に及ばずと考えた】という筋書きを検察と共謀して作り上げたのでしょう。

 全く、国民を馬鹿にした『劇場演出』と言わなければなりません。

 もう一つ、小池質問で明らかになったことは、麻生首相自身が、二階俊博経済産業相に関する問題について「政治団体が法令にのっとって寄付やパーティー券代を受け取ることを含め、政治活動を行うことは何ら問題ない」と述べたことです。
 これは、間接的な表現ながら、小沢氏の問題でも「法令にのっとって寄付などを受け取ることを含め、政治活動を行うことは何ら問題ない」ことを認めた ことになります。

 当ブログの立場は、いかなる形態であろうとも企業から政治家や政治団体や政党に金が流れることには反対ではありますが、今回の事件に関してだけ言えば、小沢代表の問題だけを標的にすることの異常さが小池質問で明らかになった訳です。

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    自民党にも大量に流れている“偽装”団体献金(赤旗記事再録)
    
          2009年1月26日(月)「しんぶん赤旗」

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戦々恐々? 自民、献金返還相次ぐ(産経新聞) - goo ニュース

西松前社長「二階氏側も違法認識」 献金 小沢ルートと捜査(産経新聞) - goo ニュース

麻生首相、「法令順守なら問題ない」=二階経産相、重ねて違法性否定-参院予算委(時事通信) - goo ニュース

西松建設がらみ献金・パー券 森元首相も返却へ(朝日新聞) - goo ニュース

パーティー券代金返却へ=自民・二階派が西松側に(時事通信) - goo ニュース

パーティー券代金 西松関係838万円、二階派が返還へ(産経新聞) - goo ニュース

二階派、パーティー券費全額返却へ 西松OB団体購入分(朝日新聞) - goo ニュース

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 戦々恐々? 自民、献金返還相次ぐ
          産経新聞 2009年3月7日(土)08:05

 東京地検特捜部が、二階俊博経済産業相の政治団体も政治資金規正法違反容疑で捜査する方針を固め、関係者の事情聴取が行われることが報じられ、自民党内では事件が同党に飛び火することへの危機感が強まっている。複数の同党議員が献金やパーティー券代金の返還を相次いで表明した。

 麻生太郎首相は6日夜、首相官邸で記者団に、参院予算委員会で野党の追及を受けた二階氏について「しっかり説明をしておられた」と強調。二階氏も閣議後の記者会見で「調査を受けるいわれはない」と述べたが、自民党内には困惑が広がっている。

 武部勤元幹事長が主宰する政策グループ「新しい風」の会合では「『新しい波』(二階派)と『新しい風』は政策理念が全然違う。一緒にされては困る」との声が出た。

 自民党では二階氏や森喜朗元首相らの政治団体などが同日までに献金やパーティー券代金の返還を表明したが、献金元の政治団体はすでに解散。西松建設に返金すれば違法献金と認める形になるため、同党は顧問弁護士と協議して返還方法を検討中だ。

 ある捜査関係者は「違法献金は受け取った時点で犯行は既遂。犯罪は成立したことになる」と述べ、返還しても捜査の行方には影響しないとの考えを示した。
 



「国策捜査」というより “謀略” 民主・官房副長官とみて追及へ

2009-03-07 11:35:23 | 政治
ますます“謀略”の疑いが濃くなってきた。

「政府高官」という場合は「官房副長官」の意味であることは、マスコミ界では常識らしい。

 小沢一郎氏も竹下内閣でこの「政府高官」を務めている。

 現在は3名の「政府高官」が居るようである。
  松本純、鴻池祥肇(参議院)、漆間巌  

漆間 巌(うるま いわお、1945年 - )
 日本の元警察官僚、元警察庁長官。
 大分県出身。 


 それで、「捜査は自民党には及ばない」と発言したのは、漆間官房副長官とみて、民主党は漆間官房副長官を国会に呼んで追究するつもりのようだ。

 Wikipediaによると、
 漆間官房副長官は、警察庁長官というバリバリの警察官僚出身で、警察庁出身としては32年ぶりに就任したとのこと。
【麻生総理が組閣にあたり漆間巌の起用を真っ先に決めたのは、警察OBであることから現役警官から情報が得られることが理由であり、小沢一郎民主党代表の持病である狭心症の状態や、民主党大物議員のマルチ商法スキャンダルを調査させるという目的であると報じられている】 Wikipedia
 官邸インテリジェンス機能の強化を図る意味合いもあったと言われる。
 「インテリジェンス機能」というと何か映画にでも出てきそうで格好が良いが、早い話が政府の「スパイ組織」である。

 「スパイ組織」の頭目が言ったと言う事であるから、その「謀略性」と「信憑性」はますます強くなる。

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民主、漆間氏とみて追及へ
   「自民立件ない」発言の高官

          朝日新聞 2009年3月7日3時0分

 西松建設の違法献金事件で「自民党側は立件できない」と発言した政府高官は6日夜、改めて記者団の取材に応じ、「一般論として、違法性の認識の立証がいかに難しいかという話をした。『自民党側に捜査が及ばない』とは言っていない」と発言を否定した。一方、民主党はこの政府高官を元警察庁長官で官僚トップの漆間(うるま)巌官房副長官とみて、週明けの国会で追及する。

 政府高官は記者団に「記者の皆さんのとらえ方で、私の本意ではない」と釈明。「捜査は検察が決めることで、私は情報が入る立場ではない」と捜査情報を踏まえた発言でないことも強調した。朝日新聞はこの高官に身分を公表するよう求めたが拒まれた。

 この問題で民主党は、9日の参院予算委員会に政府参考人として漆間氏の出席を要求し、発言の主であるかどうかを直接ただす構え。だが、政府は応じない方針だ。

 また新党大地の鈴木宗男代表は6日夜のBS放送の番組で、「漆間氏が『自民党に発展しない』と言うことがおかしい。権力側が裏でつるんでやってるという話になる」と実名を挙げて批判した。漆間氏は警察庁長官を経て、麻生内閣発足の08年9月に中央省庁を束ねる事務担当の官房副長官に就任した。

 政府高官の発言が出たのは定期的に開かれる記者団との懇談。メモをとらないオフレコ扱いで、政策などの真意や背景を聞く場だ。記者はニュース性があると判断した発言は、「政府高官」を主語にして報じる。
 


民主、漆間氏とみて追及へ 「自民立件ない」発言の高官(朝日新聞) - goo ニュース

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Wikipedia より

 漆間 巌(うるま いわお、1945年 - )は、日本の元警察官僚、元警察庁長官。大分県出身。

経歴
都立日比谷高校、東京大学法学部卒業後、1969年 警察庁入庁。
奈良県警察本部長、愛知県警察本部長、大阪府警察本部長、
警視庁副総監、警察庁警備局長、次長などを歴任し、
2004年8月13日から2007年8月まで警察庁長官を務める。
北朝鮮による日本人拉致問題などに直面し、異例の3年間に亘る長期間の長官在任であった。

長官退官後には、官邸インテリジェンス機能の強化を図る意味合いで、安倍内閣の内閣官房副長官就任の話もあったが、2007年夏の参議院選挙で自民党が惨敗したため、安倍自ら動きがとれずに内閣が短命に終わったため実現しなかった。

引き続いて麻生内閣誕生のおりには、嶋津昭地域総合整備財団理事長(初代総務次官、旧自治省出身)、香山充弘自治医科大理事長(元総務事務次官、旧自治省出身)も官房副長官に有力視されていたが、
2008年9月24日の麻生内閣発足では、麻生自身の「情報」好きと相まって、かねてから最有力視されていた漆間が座ることとなった
警察庁出身としては川島廣守以来32年ぶりとなる内閣官房副長官(事務担当)に就任。兄に漆間英治(元 中部管区警察局長 1958年入庁)がいる。

麻生総理が組閣にあたり漆間巌の起用を真っ先に決めたのは、警察OBであることから現役警官から情報が得られることが理由であり、小沢一郎民主党代表の持病である狭心症の状態や、民主党大物議員のマルチ商法スキャンダルを調査させるという目的であると報じられている
 


35万アクセス突破! ありがとうございます。

2009-03-07 09:07:55 | ブログ保守管理
いつも御来訪ありがとうございます。

昨夜の内に、トータルアクセスが35万を超えました。

いつもの事ながらで恐縮ですが、
御訪問、コメント、ツッコミ、トラバをしていただいている
みなさまのおかげです。

ありがとうございました。
今後ともよろしく御願い致します。

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「自民党議員に波及する可能性はないと思う」政府高官

2009-03-06 23:24:35 | 政治
やっぱり! と思うしかない。

政府高官自らが、
「自民党議員に波及する可能性はないと思う」
との見方を示したという落ちの付いた話だ。

 これによって、民主党だけを槍玉に挙げた逮捕『劇』であった
ことが、政府側によって裏付けられた訳だ!

 小沢氏の疑惑を晴らすために、民主党挙げて究明する努力は当然として、
やはりそれとは別に、この“謀略”こそ国会で追究するべきではないだろうか?

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これを報道したWebニュースを以下に引用する。

 民主、高官発言に猛反発
    小沢氏は徹底抗戦の構え

         共同通信 2009年3月6日(金)19:55

 民主党は6日、西松建設の巨額献金事件で、
政府高官が「自民党議員に波及する可能性はないと思う」
との見方を示したことに激しく反発、
参院予算委員会で追及する方針を決めた。

 鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「検察から内閣に何らかのメッセージが(事前に)送られていたのではと疑わざるを得ない」と指摘した。

 一方、小沢一郎代表は同日昼、記者団に、違法性がないと重ねて強調、徹底抗戦の構えを崩していない。

 民主、高官発言に猛反発 小沢氏は徹底抗戦の構え(共同通信) - goo ニュース
 献金捜査、自民に波及せずと高官 異例の言及(共同通信) - goo ニュース
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違法献金事件、自民に拡大せず
   =政府高官が見通し

           時事通信 2009年3月6日(金)02:30

 政府高官は5日、西松建設の違法献金事件に関する東京地検特捜部の捜査が自民党の議員にまで拡大することはないとの見通しを示した。その理由について政府高官は「(小沢一郎民主党代表の逮捕された公設第1秘書の場合は)西松建設への請求書があった」と指摘した。ただ、小沢代表は「不公正な国家権力の行使だ」と検察批判をしていることから、捜査の見通しを示した政府高官の発言が反発を招く可能性もある。

 西松建設OBが代表を務めていた政治団体からは、自民党二階派や森喜朗元首相、尾身幸次元財務相らが献金を受けたりパーティー券を購入してもらっている。

 違法献金事件、自民に拡大せず=政府高官が見通し(時事通信) - goo ニュース
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西松建設事件 政府高官
       「自民側は立件できない」

         朝日新聞 2009年3月5日(木)21:24

 政府高官は5日、西松建設の違法献金事件について、首相官邸で記者団に
「自民党側は立件できないと思う。特に(違法性の)認識の問題で出来ないだろう」
と述べ、自民党議員に捜査は拡大しないとの認識を示した。

 民主党は小沢代表の公設第1秘書の逮捕を「不公正な国家権力の行使だ」と批判しており、政府高官が捜査の見通しに言及したことは、波紋を広げる可能性もある。高官は同夜、
「(議員側に)西松建設から献金を受けた認識があるという傍証がない限り(立件は)難しいという意味だった」
と釈明した。

 自民党側では森元首相や二階経済産業相、山口俊一首相補佐官らが、西松建設OBが代表を務める政治団体から献金やパーティー券の購入を受けている。

 西松建設事件 政府高官「自民側は立件できない」(朝日新聞) - goo ニュース
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西松献金事件 【第6弾】

2009-03-06 09:59:45 | 政治
2009年3月6日(金)

 今日も、【河北新報】は、社説で、民主党・小沢代表・公設第一秘書逮捕問題を取り上げ、解散含み政局も見据えながら、自民・民主両「二大政党」のテイタラクに警鐘を鳴らしている。
 とりわけ、この時点における民主党の責任の重大性を問うている。

題して
【西松献金事件と政局/民主党の責任は大きい】

筆者も共感するところが多いので、引用して御紹介する。

 西松献金事件と政局
   民主党の責任は大きい


 小沢一郎民主党代表の資金管理団体を預かる公設秘書が政治資金規正法違反容疑で逮捕された事件は政局にどう影響するか。誰もがそう思い始めている。

 小沢氏は「何らやましいことはない」と言う。事件の全容解明を待たなければならないとしても、経済危機に直面するわが国の政治にとっては極めて不幸な出来事と言わざるを得ない。

 小沢民主党は、支持率の低下を続ける麻生太郎政権を2009年度予算成立後にも衆院解散に追い込み、政権交代を実現させるのを基本戦略としてきた。
 世論は政治主導の景気対策に強い関心を払いながら、かたずをのんで「解散含み政局」の成り行きを見つめてきたはずだ。

 新聞各紙の世論調査では「民主党中心政権」に対する待望感が広がり、同党が政権に手の届く位置にきていたのは確かだ。
 党組織を政権交代への戦いを仕掛けられるまで育て上げてきたのはほかならぬ小沢氏だ。そのトップリーダーが受けるダメージが大きければ、この党は攻め手を失ってしまいかねない。

 民主党は、今度の事件で国民の間に広がりつつある疑念を放置するわけにはいくまい。自力で疑念を払えなければ、政権交代に向けて整えた陣形が崩れることも覚悟する必要がある。

 今度の事件の衝撃波は既に民主党の「党内問題」を超えた領域にまで広がってしまった。
 「できるだけ早く国民の信を問うべきだ」という世論に抗しながら延命を図る麻生政権に、「政治とカネ」をめぐりイメージダウンの危機を抱える民主党の姿が重なり合ってしまった。

 わが国の政治の将来的な枠組みを決定づけるとされてきた この二大政党がともに“ダッチロール状態”に入ったと見られてしまえば、政治に対する国民の不信、しらけ、あきらめが増幅する ことは間違いあるまい。

 そのことが怖い。
「もう政治には何も期待できない」という空気がまん延すれば、政治は前に進まず、ただ後退していくだけだ。
今度の事件はもとより、そんな危険をはらんでいる。

 政局は事件の表面化をきっかけに一気に液状化する気配だ。
 麻生政権は「敵失便乗」と言われようが、攻守所を変えて早期解散という攻めのきっかけをつかむことができるかどうか。

 事件の余波が自民党議員にまで及んで政権の失速に拍車が掛かり、衆院の任期が満了する9月10日を視野に政権延命志向を一段と強めることになるのか。

 民主党は土俵際で踏みとどまることができるのかどうか。
 失敗すれば、この党から政権が遠のき、組織分裂の危機にさえ見舞われよう。

 自民党は政権党として再生を懸ける。民主党はあくまで政権交代を目指す。
そんな緊迫感ある政治状況こそが、この深刻な経済不況の局面に必要だ。

 両党がある種の政治的妥協を目指すとしてもその対立軸を鮮明に示しておくことが前提だ。

 二大政党が低レベルで渡り合えば政治は収縮する。そんな政治はこの難局に立ち向かえない。
 こうした国民の声に応える責任は今、民主党の方が大きい。

         河北新報 2009年03月06日金曜日 

 *************
  ここから、筆者の意見

 第一秘書は、昨日私が記事に書いたように、『逮捕後72時間以内に、10日間の拘留』が決まった(2009/3/5)という。
 拘留期限が3月15日であり、延長が認められれば3月25日が、起訴する期限である。

 それまでに、衆議院が解散され総選挙になる可能性が高いと思うが、上の社説にあるように、
【世論に抗しながら延命を図る麻生政権に、「政治とカネ」をめぐりイメージダウンの危機を抱える民主党の姿】を重ねてみて
【政治に対する国民の不信、しらけ、あきらめが増幅】し、
【「もう政治には何も期待できない」という空気がまん延】してしまった状態で
解散・総選挙が行われ
【二大政党が低レベルで渡り合えば政治は収縮】してしまう。

しかしながら、
 こういう状況だからと言って、自民・民主双方に愛想を尽かした国民が、日本共産党や社民党に希望を託しダイレクトに向き合うことにならないのが、また日本の政治の実情でもあり、その壁をどのようにして乗り越えるかに、護憲・民主勢力の戦略が問われていると思う。

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疑惑解明は政治家の第一責任【赤旗】 小沢秘書逮捕 【第5弾】

2009-03-05 08:46:19 | 政治
2009年3月5日(木)

民主党小沢代表公設第一秘書逮捕 【第5弾】は、
3月5日(木)付け 日刊【赤旗】 の社説(主張)を紹介する。

「赤旗」は、西松建設の裏金疑惑と“偽装”献金問題を昨年来緻密に調査し(記事の最後のリンク参照)、この強制捜査・逮捕『劇』が行われる1か月以上前に、西松建設の二つのダミー団体から自民・民主など多くの政治家への多額献金を、独自の調査に基づき暴露し(下記 一覧表参照)、民主党の対応も批判していたので、
        西松建設政治団体 資金提供 全容わかる
            2009年1月26日(月)「しんぶん赤旗」
以下の主張にも、マスゴミのような“「逮捕」を受けての付け焼刃”では無い 説得力がある。

 【主張】
   西松“偽装”献金

疑惑解明は政治家の第一責任

            2009年3月5日(木)「しんぶん赤旗」
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 小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者を務める公設第一秘書が、準大手ゼネコン「西松建設」からの政治団体をトンネルにした違法献金の疑いで逮捕されました。
 四日になって記者会見した小沢氏は献金の違法性を全面否定しましたが、疑惑は解明されたわけではありません。

 小沢氏だけでなく、「西松建設」から政治団体をトンネルに政治献金を受け取っていた政治家は、自民・民主の国会議員や地方の首長など多数に上ります
自ら疑惑解明の責任を果たさせるとともに、企業・団体献金の全面禁止に踏み出すことが今こそ重要です
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突出する小沢氏への献金
 政治資金規正法は、企業からの政治家個人への献金を禁止するとともに、名義を偽った献金を受け取ることも禁止しています。小沢氏の秘書の逮捕容疑は、「西松建設」がダミー(替え玉)の政治団体をトンネルにして行った献金を受け取り、虚偽の政治資金収支報告を届け出たというものです。

 小沢氏は政治団体が「西松建設」のダミーとは知らなかったと違法性を否定しましたが、政治団体からの献金は2006年までの四年間だけでも 2,100万円 に上っています。
 これだけ巨額の献金を受け取りながら、出所が「西松建設」とは知らなかったなどというだけでは通用しません

 政治団体は「西松建設」OBを名義上の代表に、社員やその家族が資金を出したことになっていましたが、実際には「西松建設」がボーナスなどでその分を手当てしていたといいます。
 政治団体の献金が事実上「西松建設」の献金であったことは明らかで、政治資金規正法違反の疑いは免れません。

 「西松建設」からの献金では、小沢氏がズバ抜けて突出していたことは、政界の常識です。「西松建設」が政治献金や政治家のパーティー券代として支出した金額のうち約四分の一が小沢氏一人に向けられていたといわれています。
 これほど「西松建設」と密接な関係にあった小沢氏が、問題の政治団体についてだけは「西松建設」とのかかわりを知らなかったというのでしょうか。国民に納得のいく説明が求められます。

 政治団体をトンネルにした「西松建設」の“偽装”献金は、尾身幸次元財務相や二階俊博現経済産業相など、自民、民主、改革クラブなどの政治家にも渡っています
 これらの政治家が自らの疑惑を解明する責任も厳しく求められます。司法の追及を待つまでもなく疑惑にこたえるのは国会議員の責任であり、小沢氏がまず自らの疑惑に誠実にこたえてこそ、野党第一党の党首としての責任を果たしたことになります。

企業・団体献金の禁止を
 企業・団体献金は、形式的に入りと出が公表されていればそれでいいというものではありません。営利が目的の企業が政治家に献金するのは見返りを期待するためで、政治家個人への献金が禁止されるようになったのも、そうした弊害が目に余るからです。

 実際には政治団体をトンネルにした“偽装”献金だけでなく、政党本部を迂回(うかい)して政治家個人の政党支部に交付される「迂回」献金やパーティー券などを装った裏献金が後を絶ちません。
 企業・団体献金の全面禁止の方向に踏み出した対応こそが求められます。
2009年3月5日(木)「しんぶん赤旗」


西松マネー 小沢氏側に8300万円 赤旗(3/5)

民主岩手県連に1100万円 赤旗(3/5)

西松建設政治団体 資金提供 全容わかる 小沢民主代表 3100万 尾身元財務相 2080万 二階経産相 868万 赤旗(1/26)

西松関連の2政治団体 政界に約5億円 赤旗(1/15)

裏金疑惑の西松建設 関連政治団体 政界に4億2000万円 森・二階・小沢氏ら 赤旗(2008/12/21)



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    自民党にも大量に流れている“偽装”団体献金(赤旗記事再録)
    
          2009年1月26日(月)「しんぶん赤旗」

民主党小沢代表公設第一秘書逮捕 【第4弾】

2009-03-05 08:30:24 | 政治
昨日、3本連チャンで書いた、この問題。

センセーショナリズムと一線を画すメディアの反応は?

まずは、度々引用している【河北新報】メルマガから
「社説」のリンクを開くと 

 西松献金事件
     小沢氏の論法押し通せるか


 持ち前の強気で押し通し、東京地検特捜部の捜査を真っ向から批判した。公設秘書の逮捕から一夜明けて、小沢一郎民主党代表がきのう記者会見した。

 形の上では論理も一応整っているように見えた。しかし仮に、小沢代表の刑事責任が問われるような事態にまでは発展しないにしても、会見での論法だけでは割り切れない違和感が残り続ける。そう感じた。

 その一つは、政治資金規正法が何度も何度も改正を重ねてきた事情について、ほとんど無関心 のように振る舞ったこと。
 もう一つは、カネの授受に対する政治家の感覚が、日々の暮らしの場での生活実感とはやはり大きくズレている ことだ。
 「政治とカネ」の悪弊は、大半が「政治家とゼネコン」の問題でもあった。

 公共事業の受注業者と個々の政治家の癒着を、どうやったら排除できるか。規正法の度重なる改正を支えてきたのは、そんな問題意識ではなかったか。
 その延長線上に立って考えれば、政治家は自らはもちろん、側近とゼネコンとの接触に十分注意しなければならない

 法的義務はともか く道義として、責を負わなければならない はずだ。小沢代表にもその求心力に従う党幹部にも、どうやらその認識はないようだ

 実際は西松建設の資金だったのに、2006年までの4年間に受け取った2100万円を2つの政治団体からの献金だったと政治資金収支報告書に虚偽の記載をした―。
小沢代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者だった公設第一秘書は、そんな疑いを持たれている。

 証拠がどれだけ積み上げられ、どこまで吟味が進んでいるか。捜査機関でなければそこは知りようがないから、無実、不当捜査という言い分の当否の判断はおくとして、会見で気になったのが、「カネの出所」をめぐる受け答えだ。

 「政治資金の原資の性格を知るすべはない」「出所を聞くのは失礼。せんさくすることはない」。 公共事業受注業者への警戒感を放棄していないか

 政治家個人へは認めないが、政党支部なら認める。
現行法の改正論議の際、企業献金をそう規定することが抜け道になるという批判が強かった
 「企業献金なら政党支部で受領すれば何の問題もなかった」。
小沢代表のきのうの発言は、法改正の当時の論議を無視しているように聞こえる

 国会議員秘書をめぐる過去の幾つもの不祥事を思い起こせば、献金の管理体制についての発言は軽すぎた。「秘書を信頼してやる以外ない」。以前、さんざん聞かされた言い方だ。
 秘書が起訴されるとしても、小沢代表の法律上の責任が問われることになるとは限らない。外形的な論理としてはそれなりに筋道が通っている。

 しかし、野党第一党の党首にふさわしい論法だったかどうかは、全く別の話 である。

 政治とカネにまつわる政治家の対応が、現行法の明文規定に触れさえしなければそれでいい、というわけにはいかない。
         【河北新報】 2009年03月05日木曜日 


 地元、東北を基盤に発行されている有力紙が、捜査のいきさつはともかくとして、献金の収受に関する道義的問題点を厳しく問うている。
 中々立派な論調だと思う。

 昨日の私のブログ記事(第3弾)では、捜査のあり方について疑問点を述べたが、だからと言って小沢氏の「言い訳」を是とした訳ではない。

 小沢氏の主張は、企業や団体からの政治献金を「もらうのは当然」という立場に立脚して、『ザル法』に「適合するようにやっているから何の問題もない」という論調である。

 筆者自身の立脚点は、企業・団体献金も政党助成金も撤廃し、個人献金のみにするべきであるというものであり、その点から言えば小沢氏の論調には同意できない。

 しかし、一応、『ザル法』に「適合するようにやっている」のが本当ならば、一昨日の強制捜査は異常なものであり、自民党議員には『無罪放免』して証拠隠滅に手を貸しているというのに、『政権交代』が現実味をもって取りざたされている時に、野党第一党だけをターゲットとした政治性の強い強制捜査を行ったことに対する 私の問題定義は変わるものではない。

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民主党だけ狙い打ちに、やはり陰湿な背景を感じる

2009-03-04 21:41:01 | 政治
 小沢代表の公設第一秘書が西松建設に絡む政治献金をめぐる疑惑で逮捕されたことについて、私なりの感想を書きたい。

 なお、私は民主党支持でも小沢代表支持でもない。
政治的には、どちらかと言うと自民党とは対極の小沢氏批判派である。

 しかし、今回の公設第一秘書の逮捕劇は、まさに権力(おそらく黒幕フィクサー)の描いた“劇場型”政局であり、一言 言わないわけにはゆかない。

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【1】 まず、一つ前の記事にも書いたが、同じように“政治献金”を受けた多数の自民党議員が居て、総額は遥かに自民党の方が大きいのに、民主党だけをターゲットにしている 点が最大の疑問である。

 こういう場合、同じ穴の狢(むじな)を一網打尽にしなければ、網からもれた狢は証拠隠滅に走ることは目に見えている。
 それにも、拘わらず民主党だけを狙い打ちにしたのは、狢たちに証拠隠滅の機会を提供するため ではないのか?

 結局、自民党は証拠隠滅で網をかいくぐり、民主党(公設第一秘書)だけが起訴され、そのまま総選挙に流れ込もうという算段であろう。

【2】 第二は、なぜこの時期に逮捕したのか という話である。
 嫌疑が掛けられているのは、2003年から2006年の政治資金収支に関わるもののようであるが、そういう時期のものを問題にするなら、2007年~2008年の内に充分逮捕できたはずである。
 時効が迫っているという話もあるが、それは2003年分だけのことで、どうしても今でなければならないということではない。

【3】 第三は、総選挙含みの政局の中で、何故特定政党だけを狙い打ちにするのかということである。
 予算関連法案が3分の2で再議決して、定額給付金を含む 予算関連法案が今日採択される ことが、ほぼ確実であったという時期にも重ねている。

 これで、とにかく国民にお金をばらまく前提ができた訳であり、国民の期待が高まると見ていることも予測が容易である。(国民は、それほど馬鹿ではないから、お金には期待しても自公には期待しないだろうが・・・)

【4】 最大の狙いは、強制捜査によって、関連のあらゆる場所を家宅捜索することができる ということではないか?
 小沢氏のことであるから、叩けば埃がいっぱい立つであろう。
 この際、徹底的に“証拠”を捜し出し、小沢氏の疑惑や弱点を暴きたてようとするつもりらしい。
 そして、これによって 民主党議員・候補者を“意気消沈”させ、脚が止まる ことを狙っている。

【5】 公設第一秘書は、小沢氏の信念では「嫌疑不十分で無罪放免」になるとのことである。
 不起訴になると権力の描いたシナリオが崩れ、却って与党の信用を失い、民主党への声援が『判官贔屓』的に広がるかも知れない。
 そうなっては困るので、不起訴になる前に総選挙に打って出る可能性が高い
 逮捕してから起訴するまでの期限は決められている。それほど余裕のあるものではない。
(逮捕から起訴まで最大でも 23日;拘留延長の場合:逮捕から72時間以内に勾留請求がされ、その日から10日が原則だそうで、逮捕から勾留期限までは、最長13日。さらに10日間の拘留延長が認められる場合があり23日になる場合がある。)

 今、黒幕は麻生首相に背後から声を掛けている。
 「ほら、今を逃したら解散の時機を失うぞ! 早くやれ!」

【番外】 手のひらを返したマスコミ
 ここに来て、マスコミは民主党バッシングを始めた。
あまりにも麻生内閣の実態が情けない状態なので、このままでは普通の報道をするだけでも自民党のネガティブ・キャンペーンにならざるを得ないことに“心を痛めた”自民党と繋がるマスコミの“大御所”が、この機会に民主党に対するネガティブ・キャンペーンをマスコミ総動員ですることに決めたようである。
 それで、あたかもこの事件が民主党にとって『大打撃!』であるかのように敢えて報道しているように思える。
 こういうキャンペーンに相乗りしたり、踊らされたりしてはいけない。

 従って、民主党批判派の当ブログは、このネガティブ・キャンペーンには参加しないで、疑問点を提示しているのである。

************************
そう、予算関連法案も今日成立した訳であり、間もなく衆議院は解散され、嫌疑不十分のまま総選挙に突入するのだ!

 準備万端整え、総選挙体制に突っ走れ!


 以上は、マスコミ情報ではなく、私の推論である!

それが、鬼とでるか蛇とでるか?

それは誰にも解らない。

民主党の小沢代表 記者会見 NHKお昼のニュース

2009-03-04 14:20:32 | 政治
 小沢代表の公設第一秘書が西松建設に絡む政治献金をめぐる疑惑で逮捕されたことについて、
今日昼の NHKニュース での報道です。
NHKのリンクは期限が短いので、いつまで見られるかは解りません。

まずは【You Tube】映像をどうぞ

公設第一秘書逮捕 小沢代表記者会見 1




以下は、NHKホームページからの引用です。(適宜改行はブログ管理者による)

NHKニュース 3月4日12時29分

民主党の小沢代表は記者会見し、西松建設に絡む政治献金をめぐり公設秘書が逮捕されたことについて、政治献金は適切に処理しているとして、引き続き代表を務める意向を示すとともに、「非常に不公正な検察権力の行使だ」と批判しました。

 この中で、小沢代表は
「政治資金規正法にのっとって収入も支出も適法に処理し、報告をして公開している。企業献金を受けることが許されている政党支部で受け取っていれば何の問題も起きなかったわけだが、西松建設からではなく、政治団体が寄付してくれるという認識だったので、政治資金管理団体で受け取ることにしたもので、至極あたりまえのことだ。逮捕を含め、強制捜査を受けるいわれはない」
と述べ、政治献金は適正に処理しているという考えを強調しました。

 そのうえで、小沢氏は、みずからの進退について
「わたし自身としては何らやましいことはないし、わたしの秘書も法律にのっとって処理しているので、それによってどうこうということは考えていない」
と述べ、代表を辞任せず、引き続き務める意向を示しました。

 さらに、小沢氏は
「相手方に対し便宜供与を行ったということであれば、甘んじて捜査を受けるが、わたしも秘書もそういう事実はない。この種の問題で逮捕や強制捜査といったやり方をした例はなく、従来のやり方を越えた異常な手法だ。衆議院選挙が取りざたされている時期に、今までやったことのないような異例の捜査が行われることは、政治的にも法律的にも、非常に不公正な検察権力、国家権力の行使だと感じている」
述べ、今回の検察の捜査を批判しました。

 そして、小沢氏は
「今回の秘書の逮捕や強制捜査はまったく合点がいかず、理解できない。近いうちに秘書の嫌疑は晴れると信じており、わたしと民主党に対する疑念を晴らすことができる。わたしどもの正当性が証明されると思っている」
と述べました。

 また、小沢氏は
「献金の金の出どころまでせんさくはしておらず、善意を信じてやってきているが、違法に作られた金だということが確定したときには返却するつもりだ」
と述べました。

 これに先立って、民主党は緊急の役員会を開き、小沢氏が政治献金は適切に処理していることなどを説明して理解を求め、役員会としても、引き続き小沢氏の下で、結束して党運営に当たる方針を確認しました。

 民主党の 輿石参議院議員会長は、記者団に対し
「事実関係がわかれば、党内で小沢代表の進退問題を口にする議員はいないだろう。これを機に、党内がさらに強固に団結し、政権交代に向け、逆にはずみがついていくと確信している」
と述べました。

 自民党の大島国会対策委員長は、記者団に対し
「すでに捜査の対象となっており、推移を見守っていくしかないが、『不公正だ』とか『検察権力が』などという小沢代表の発言は、まことに遺憾な発言だ。逮捕や強制捜査は、裁判所の許可の下で進められており、それを否定するような発言は、まことに残念至極だ。公正なルールにのっとった捜査であると信じており、そこまで言うなら、確かな証拠に基づいて話すべきだ」
と述べました。

 自民党の細田幹事長は、記者団に対し、
「事実関係がわからないので、コメントは控えたい。ただ、検察側が考えていることと民主党の小沢代表が考えていることが違うのであれば、小沢氏は、政治資金の内容について堂々と公表したらよいのではないか」
と述べました。
また、細田幹事長は、小沢氏が、検察の捜査を批判したことに関連して、
「犯罪を構成する事実があるのか、単純に政治資金の収支報告書を修正すればよいのかは論点になるが、よくわからないのでコメントは控えたい。捜査は、客観的に公正に進めてもらいたい」
と述べました。

 公明党の漆原国会対策委員長は、記者団に対し
「小沢代表は『不当な捜査だ』と言っていたが、日本では人権の擁護という観点から、厳格に法的な手続きを踏み、民主主義のルールにのっとった捜査を行っている。それを否定するのは逆に民主主義のルールを危うくするものではないか」
と批判しました。

 共産党の市田書記局長は、記者会見で、
「検察側の言い分と小沢代表の言い分は、根本から食い違っているので、単に司法の手に委ねるのではなく、国会の場で真実を明らかにすべきだ。小沢代表の記者会見だけでは、国民は誰も納得できないので、もっと説明すべきだ。疑いを持たれているすべての政治家が自浄作用を発揮させないと、政治に対する不信がますます深まる」
と述べました。

 河村官房長官は、午前の記者会見で
「個別の案件についてとやかく言う立場にないが、日本は成熟した法治国家であり、検察当局は、法と証拠に基づいて適切に対処すると思う。小沢代表の進退は民主党の中の問題であり、みずからの説明責任を果たしてくことが大事だ」
と述べました。
また、河村官房長官は
小沢代表らが「捜査は公正を欠く」などと批判していることについて
「政権交代を標ぼうする野党第1党を代表する方々のことばとして遺憾だ。検察当局がこれまできょうじを持ってやってきたことに、いわれなきことを言うことは理解に苦しむ」
と述べました。
さらに、河村官房長官は
今回の事態が衆議院の解散・総選挙の時期に影響することはないという認識を示しました。
 また、記者団が「問題となった政治団体からは自民党の議員にも献金があったが、説明すべきだと考えるか」と質問したのに対し、
河村官房長官は
「それぞれの議員が適切に対応することではないか」
と述べました。 



【関連記事】
【小沢氏秘書逮捕】小沢民主党 賭けの「強行突破」
     産経新聞Web版 2009.3.4 13:05

【小沢代表会見詳報(1)】「(捜査は)不公正な国家権力、検察権力の行使」
     産経新聞Web版 2009.3.4 10:27

【小沢氏秘書逮捕】民主・小沢代表の会見詳報一覧
     産経新聞Web版 2009.3.4 10:27 ~ 11:44





日本の民主党・小沢代表の公設第一秘書逮捕のねらいは?

2009-03-04 12:07:35 | 政治
2009年3月4日(水)

 私自身は、それほど驚いている訳ではないが(なにしろ金権まみれの田中派の番頭だった人だから金権と金脈の裏も表も知り尽くしている)、民主党の小沢代表が「政治資金規正法」という『ザル法』で、引っ掛るはずがないと思っていたはずが、公設第一秘書という側近中の側近が東京地検特捜部に逮捕されたという話。
 民主党には激震が走ったと言うし、政界は大混乱?の様相のようだ。(マスコミだけが騒いでいるのかも知れないが・・・)
 早々と、党代表辞任を促す声も出ているらしい。

 鳩山幹事長の激怒も理解できない訳ではないが、時期が時期だけに何か裏の疑惑を感じないではない。

 しかし、ここは小沢代表が『この疑惑』について、キッパリと国民に説明しないと民主党の命取りになるかも知れない。

 自民党の幹部が、この件でインタビューに応えて、所謂「鬼の首を取った」ようにはしゃいだ反応を示していたが、私からみれば「あんたが言えるのかい?!」的な話。
 昨日の当ブログに書いた 「白洲次郎の直言」 ではないが、自らにも火の粉が降りかかっていることには、全く無頓着である。

    「赤旗」調べでは、同じ疑惑が自民党にもあるというのに…
   
        2009年1月26日(月)「しんぶん赤旗」

 東京地検特捜部というと、ロッキード事件をはじめ数々の汚職事件を『特捜』し、要人を逮捕してきた部署である。
 もっとも一方では、数々の疑惑があるのに逮捕に至らず、うやむやになった事件も多数あるが・・・

 西松建設による政財界を巻き込んだ不正蓄財と、これを多めに見てもらうための政治“献金”≒「買収」が、どこまで明らかになるかに注目して行きたい。

【西松建設の献金は、二階俊博経済産業相側や尾身幸次元財務相側にも及んでいます。民主党も自民党も国民への説明が求められているのです。

 西松建設がOB関連の政治団体を使って政界に献金をばらまき、政界との結びつきをはかったことは、改めて企業・団体献金の有害性を浮き彫りにしました。(高柳幸雄)】 2009年3月4日(水)「しんぶん赤旗」

 

 【日本共産党の、こくた恵二国対委員長は三日、東京地検特捜部が民主党の小沢一郎代表の政治団体を家宅捜索したことについて記者団に問われ、「重大な問題だ。小沢代表自身の説明責任が求められる」と強調しました。

 こくた氏は「西松建設がらみの政治団体からは、自民、民主両党の議員十数人が、八千五百万円以上の献金を受けている。両党が責任を持って説明する必要がある。また、どんな形であれ、企業・団体からの政治献金は禁止すべきだ」と述べ、これらの問題をただす国会審議が必要になるとの考えを示しました。】 2009年3月4日(水)「しんぶん赤旗」
 



公設第1秘書 西松建設前社長ら3人逮捕 03/03-19:00 (2/2)


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公設第1秘書が逮捕された事件
について記者会見する民主党の
小沢代表=4日午前10時11分、
東京・永田町の民主党本部
  (河北新報 3/4 11:48)


小沢氏が基盤とする東北で発行されている【河北新報】では、
3月4日付け「社説」 で以下のように主張している。 

 小沢氏と政治献金
   しっかり説明してほしい


 小沢一郎民主党代表の公設第一秘書がきのう、政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕された。ゼネコンの西松建設関連の政治団体から違法な企業献金を受け取っていた疑いが持たれている。
 容疑のその内容自体はそう目新しいものではない。まだこんなことが行われているのか。むしろそう思わせる。

 しかし、映し出される事件の構図は十分、衝撃的だ。うんざりするぐらい古くさい政界工作のその中心に、政権奪取を目指す野党第一党の党首がいる。
 小沢代表はきのう夕、党本部で幹部に「何の問題もない」と話したという。都内の事務所が家宅捜索を受け、秘書が逮捕されたのはその後。もっと詳しい説明が聞きたい。

 政治資金規正法の仕組みにはすぐにはのみ込みにくいところがある。検察が抱いている疑いを踏まえた上で、きちんと反論してほしい。
 自身には違法の認識が全くなく秘書の問題だというのであれば、それも説明の仕方としては成り立たなくはない。

 もちろん、その場合には、次の政権を担うかもしれない立場に対して、秘書への管理責任が厳しく問われることになる。
 西松建設側の政治団体は「新政治問題研究会」(新政研)と「未来産業研究会」(未来研)。逮捕された秘書の大久保隆規容疑者(47)は小沢代表の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で、捜索を受けたのは陸山会の事務所。

 大久保容疑者の逮捕容疑は、2006年までの4年間に、実際は西松建設の資金だった2100万円を新政研と未来研からの献金として処理した疑い。
 規正法は、政党か政党の政治資金団体以外への献金、つまり政治家個人への企業からの献金を禁止している。

 新政研と未来研という二つの政治団体は、いったい西松建設とどういう関係にあったのか。そこが捜査のポイントだった。
 東京地検が西松建設の強制捜査に着手したのは昨年6月。1月には海外から無届けで7000万円を持ち込んだ外為法違反容疑で前社長、元副社長らが次々に逮捕された。

 捜査の過程で裏金作りと政界工作の疑いが浮かび、二つの政治団体の活動を西松建設OBが担っていたことが分かった。両団体は西松建設の課長級以上の社員から一口6万円の会費を募っていたとされる。
 両団体からの献金は会社ぐるみの組織的な企業献金に当たり、大久保容疑者は十分事情を知っていた―。検察が逮捕に踏み切ったのは、そう判断したためだろう。

 民主党内には動揺が広がっている。「国策捜査」とか「陰謀」といった言葉も飛び出しているようだ。小沢代表の当面の言動と併せて党幹部の動きにも注目したい。危機管理能力の一端が表れるからだ。
 党代表がどう説明責任を果たすか。あるいは、どんなふうにしてその場をつくれるか。小沢民主党の体質をじっくり見極める機会でもある。
           【河北新報】 2009年03月04日水曜日 

 
【関連記事】

小沢氏、辞任を否定 「何らやましいことない」
     河北新報 2009年03月04日(水)11:48

小沢代表、会見で辞任否定…不公正な検察権力行使と批判
     讀賣新聞 2009年3月4日(水)10:12

地元岩手「一体何が」 民主・小沢代表秘書逮捕
     河北新報 2009年3月4日(水)09:00

小沢代表秘書逮捕 民主に反発と動揺 「陰謀だ」「代表交代を」
     産経新聞 2009年3月4日(水)08:05

小沢氏、進退問題に発展も=献金の違法性否定、きょう会見-衆院選へ打撃
     時事通信 2009年3月4日(水)02:30

衆院選控え動揺=「国策捜査」と反発、代表辞任論も-民主
     時事通信 2009年3月3日(火)20:30

小沢代表の第1秘書逮捕 東京地検特捜部
     共同通信 2009年3月3日(火)19:13

民主・小沢代表の秘書逮捕 規正法違反の疑い 東京地検 【第一報】
     朝日新聞 2009年3月3日(火)18:31


57年前の白洲次郎の指摘 今も活きている

2009-03-03 09:25:01 | 政治
私のもう一つのブログ【観劇レビュー&旅行記】で、
NHKドラマスペシャル 【白洲次郎】のレビュー を書いたのを機会に

     

以前、当ブログに書いた記事
 「政治家の「ハラ」ほど愚劣なものはない」
               2007年9月24日・記
   を読み直してみて思わず吹き出してしまった。

 この時期は、ABend(安倍終了)運動が功を奏して安倍靖国派内閣が崩壊し、電波ジャックの総裁選の結果、福田首相になった時期である。

 上の記事への 【コメント】 や 【トラックバック】 によると、
当時(2007年9月)の総裁選では、秋葉原で若者の集団が「麻生太郎コール」を行って、麻生内閣の誕生を期待したとか… そして、さまざまな情報から、この「麻生太郎コール」がニートやフリーター(当時は「非正規労働者」という用語はまだ馴染んでいなかったようで・・・)にバイト代を払ってやらせた文字通り「ヤラセ」であったことも明らかになって…

 そうやって、鳴り物入りで内閣総理大臣になった福田も1年で政権を投げ出し、又また電波ジャックで5人の総裁候補を出しての総裁選で華々しく総裁の座を獲得した麻生内閣も、発足間もなく揚力不足で低空飛行を続け、今や墜落寸前。
 そんな危機的状況、言わば 「軒は傾き、柱は曲がり、屋根の一部には火がついている」 と言うのに、自民党内では派閥抗争の再来というか足の引っ張り合い。

 この状況を 白洲次郎氏 は、57年前に こう書いている。
        
       (以下、以前の当ブログ記事 より引用)

【私は自○党員でもないし、政治家でもないから自○党内で何のために喧嘩しているのか知らないし、知ろうとも思わないが、どうせ、両派共利己的なことで、ゴタゴタやっているので、主義方針の為に闘争しているのではないらしい。
(中略)
今の日本に利己的なことを考える余地があるだろうか。
 自分の住んでいる家の軒は傾き、柱は曲がり、屋根の一部には火がついている様な時に、自分の居る部屋だけ良くしようとしたり、自分の部屋を広げようとする無意味を考えないのか。
 こんな根本的のことで、こんな幼稚なことが了解出来ないのなら、政治家気取りは止めて貰いたい。
(中略)
 又、総裁派の一部の人は、今総理が辞めたら後に人が居ない。後継者を考えずに辞めることは無責任だとわめく
 後継者を誰にするかも又、国民のみが決める権利を持っている。
 官僚全盛時代が随分続いたから政党人の考え方も余程官僚化して、国民はものを考える能力がないから俺が考えてやらなければならんという様な、大それた自惚れで、頭が一杯になっている のではないだろうか。
 政治家の一部の人がよく口癖の様にいう言葉で、聞いた途端に私は腹が立つことがある。それは 「政治は腹だ」といって自分の無能無策に気が付かない輩がいる ことである
            1952年 文芸春秋 10月号
  【プリンシプルのない日本】白洲次郎著(新潮文庫)より


 まぁ、何と今の今、この発言を聞いても少しも時代のズレを感じない発言ではないか?
 早い話が、自民党(自由党)政治の基本は、半世紀に亘って何も進歩していないという訳である。

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白洲次郎の略歴などは、以下の宝塚歌劇のページ
 宙組公演 【黎明の風】 侍ジェントルマン白洲次郎の挑戦 
            に解り易く簡潔に書いている。

タカラジェンヌへ45人巣立ち

2009-03-02 19:44:37 | 観劇レビュー
タカラジェンヌへ45人巣立ち
   紋付きはかまでさっそうと

         読売新聞  2009年3月2日(月)15:09

 宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)第95期生の卒業式が2日、同校講堂で行われた。

         

 濃緑色のはかまと黒の紋付き姿の卒業生45人は、あこがれのタカラジェンヌを目指してレッスンに打ち込んだ2年間の思いを胸に、学びやに別れを告げた。式では、元サッカー日本代表の浅野哲也選手の次女、琴さん(東京都出身)が総代として「清く正しく美しくの精神を忘れず、精進を重ねることを誓います」と答辞を述べた。

 卒業生は4月17日から宝塚大劇場で始まる宙組公演で初舞台を踏む。



タカラジェンヌへ45人巣立ち、紋付きはかまでさっそうと(読売新聞) - goo ニュース

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日本の民主党は内輪もめ

2009-03-01 23:53:07 | 政治
小沢代表の第7艦隊発言、民主「党の見解でない」と釈明(読売新聞) - goo ニュース


2009年3月1日(日)22:06
 民主党の小沢代表が「米国の極東でのプレゼンス(存在)は米海軍第7艦隊で十分」などと発言したことについて、民主党幹部は1日、テレビ番組で釈明に追われた。

 山岡賢次国会対策委員長はNHKの番組で「小沢氏とクリントン米国務長官の会談で『戦後は大きく変わったので、何をなすべきか検討し、両国納得の上で、日本がやるべきことは責任を果たしていく』という話があった。その一例として、米国が納得して日本が役割を果たした時には、そういう(第7艦隊で十分との)姿もあるかもしれないということだ」と説明。その上で、「あたかも民主党の結論であるかのごとく論じられているが、これからの話だ」と述べ、党の公式見解ではないことを強調した。
 



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小沢氏、火消しに躍起 「在日米軍 第7艦隊で十分」党内外波紋(産経新聞) - goo ニュース

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