JUNSKY blog 2015

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加入期間を現行の「25年」から「10年」に短縮

2009-08-03 22:40:00 | 選挙
2009年8月3日(月)

 解散総選挙で形勢不利な自公与党は、又また『後出しジャンケン』で
日本共産党など野党側から出されていた政策盗み撮りを謀って、
年金受給に必要となる最低限加入期間を、世界でも以上に長い
25年 ⇒ 10年 に短縮することにしたという。

 盗み撮り政策には違いないが、実際にやってくれるなら歓迎である。
もちろん歓迎したからと言って自公与党への投票に繋がることにはならない。

 今更、自公与党が国民受けする政策を『後出しジャンケン』で出しても
国民の殆どは騙されないし、ついても行かないことと思う。

 この政策も、10年先の話ということではないのだろうか?

 このところ、自公与党が気前良く、野党の政策を盗み撮りして打ち出すのは何故かと考えてみたら思い当たることがあった。

 すなわち、選挙で野党になってしまうので、どんなに国民受けする『バラ色』?の政策を打ち出しても実行する必要がないことを解っているからだ。

 自民党は、もう、すっかり『野党気分』になっているらしい。

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受給資格、加入10年に短縮
   無年金対策で与党公約
 


          共同通信 2009年8月3日(月)22:18

 自民、公明両党は3日、無年金対策の一環として、公的年金の受給資格を得るための最低加入期間を現行の「25年」から「10年」に短縮する年金制度改革を目指す方針を固めた。両党がまとめる与党共通公約に盛り込む。自民党の細田博之幹事長が同日、日本経団連への衆院選マニフェスト説明会で、最低加入期間について「無年金の問題がいくつかある。10年が(受給の)権利発生のスタートラインだ」と表明。


「ホチキス型」自民マニフェスト - 産経新聞

2009-08-01 22:40:13 | 選挙
2009年8月1日(土)

昨日、自民党が発表した「マニフェスト」に対して、応援団 【産経新聞】
までが 【「ホチキス型」自民マニフェスト】 と揶揄している。

部分的に引用してみると
【これまで自民党の政権公約は、官僚や支持団体・組織が求める政策を集め、そのままとじたという意味から「ホチキス型マニフェスト」と揶揄(やゆ)されてきた。今回は、大胆な政策を打ち出すことを期待する向きもあったが、依然として支持団体のしがらみからは抜けきれなかった。

 民主党など他党が次々に公約を発表する中、ドタバタ続きで最後の発表となった自民党。笹川堯総務会長は31日の記者会見で、マニフェストを「正式なものではない」と発言した民主党の鳩山由紀夫代表を皮肉りつつ、自嘲(じちょう)気味にこう語った。

 「自民党は『あれは公約ではなかった』とか、後から追加をするとか、絶対にありませんので…」】

 という状態。

 もう一つの応援団 【讀賣新聞】も、外交政策を紹介する記事 の冒頭で、
【自民党は31日に発表した衆院選政権公約(マニフェスト)について、政権担当政党としての「責任」をキーワードに、実行可能な施策を並べたとしている。
しかし、裏付けとなる財源や実現に至る工程の説明は不十分で
「民主党の財源のあいまいさを批判できない」という指摘も出ている。】

 との表現。

 産経新聞 からも
 讀賣新聞 からも 
見放された自民党は、何処に行くつもりなのだろうか?


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「ホチキス型」自民マニフェスト
   しがらみ脱却できず
() - goo ニュース
 


            産経新聞 2009年8月1日(土)08:05
 自民党の衆院選の政権公約づくりは、31日午後の麻生太郎首相(党総裁)による発表記者会見の直前まで紛糾した。厳しい逆風からの反転攻勢に出るため大胆な政策を打ち出したいという思惑と、責任ある政策の継続という政権与党としての自負心が交錯し、最後まで党内の足並みがそろうことはなかった。
 「世襲制限を入れたら日本の文化が廃れる」

 「今回の衆院選で制限しないなら記載する必要はない」

 自民党本部で31日午前に開かれた総務会。執行部は衆院選のマニフェスト「政権公約2009」は30分もかからず淡々と了承されると見込んでいたが、公約に明記された「世襲候補の制限」をめぐり異論が噴出し、1時間以上に及んだ。

 世襲制限は、公約づくりを進めたマニフェスト・プロジェクトチーム(PT)座長の菅義偉(すが・よしひで)選対副委員長らが提唱してきたが、党内には「職業選択の自由を定めた憲法に違反する」などの反発がくすぶっていた。

 総務会で、船田元元経企庁長官が「世襲の権化のような私がいうのも何だが、制限は必要だ」と取りなし、収束した。民主党が「国会議員の世襲禁止」を打ち出しており、自民党が「改革に後ろ向き」とみられては選挙戦が一層厳しくなるとの危機感があった。

 ただ、公務員の「天下り禁止」をめぐっても総務会で意見が相次ぎ、土壇場になって一部が削除された。麻生首相の公約発表記者会見から、わずか5時間前のことだった。

 公約は原案の段階から曲折があった。

 石原伸晃幹事長代理は7月初旬のPT幹部会合で、保育所に入所できない待機児童の解消策として「東京都の認証保育所制度を全国に広げたらいい」と提案した。待機児童は全国に4万人いるとされ、若い世代にアピールできる「子育て支援」分野の目玉公約にしたかったようだ。

 しかし、他の出席者はそろって「業界のことを考えれば(導入は)厳しい」と指摘した。児童福祉法に基づく認可保育所よりも緩い基準で補助金を支給する認証保育所制度の導入を盛り込めば、支持団体の日本保育推進連盟などから反発を受ける懸念があったからだ。

 結局、認証保育所制度は見送られ、子育て支援の目玉に据えられたのが認可保育所を対象にした「幼児教育の無償化」だった。

 これまで自民党の政権公約は、官僚や支持団体・組織が求める政策を集め、そのままとじたという意味から「ホチキス型マニフェスト」と揶揄(やゆ)されてきた。今回は、大胆な政策を打ち出すことを期待する向きもあったが、依然として支持団体のしがらみからは抜けきれなかった。

 民主党など他党が次々に公約を発表する中、ドタバタ続きで最後の発表となった自民党。笹川堯総務会長は31日の記者会見で、マニフェストを「正式なものではない」と発言した民主党の鳩山由紀夫代表を皮肉りつつ、自嘲(じちょう)気味にこう語った。

 「自民党は『あれは公約ではなかった』とか、後から追加をするとか、絶対にありませんので…」(大谷次郎) 


自民党の政策「みなさんとの約束」 自民党公式サイト

自民公約<1>…日米同盟は日本外交の基軸(読売新聞) - goo ニュース
     2009年8月1日(土)01:46

自民マニフェスト発表 「責任力」を前面に(朝日新聞) - goo ニュース
     2009年8月1日(土)01:01


自民がマニフェストを発表 成長戦略で民主に対抗(共同通信) - goo ニュース
     2009年7月31日(金)18:48