じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

明治神宮大会高校の部 準決勝展望

2015-11-15 22:05:13 | 高校野球

敦賀気比ー青森山田
県予選からここまでの起用法をみるかぎりでは、青森山田はここまでエース堀岡を連投させている形跡がないため、他の投手でこの試合に臨むことが推察される。一方、敦賀気比の投手起用については、同校がこの大会をどう位置づけているかによるだろう。純粋に優勝を狙いにいってるなら、この試合は控え投手で臨むかと思われ、一つでも多く試合をしたいと願っているなら、この試合はエース山崎でくるであろう。敦賀気比の打線は初戦みるかぎり、なかなかのスケール感があった。相手の創志学園の注目の本格派右腕高田君は、今大会no1投手だという印象を、全チームの投手を見た限りでは受けた。その右腕を攻略した同校の打線もまた、見た限り伊達ではないという印象を受けた。青森山田の打線も力強く、打撃戦に持ち込む可能性はあるかと思われる。
高松商業ー大阪桐蔭
高松商業の県予選からの投手起用見てるとすべて本格派右腕浦君で来ており、2連投まではこなしていることを考えても、この試合も浦君で臨むかと思われる。一方、大阪桐蔭のこの大会での目的は一つでも多く試合をすること。となるとこの試合は本格派左腕エース高山でくるかと思われる。もし高松商業がエースでくれば、大阪桐蔭としては初戦で使えなかった越智、川中といった左打者を使えますし、森や大石にも出番があるかも知れず、関東の大学のスカウトが多く見に来るこの大会で、一人でも多くの、特に3年生を起用することが出来るため、同校にとっては朗報かと思われる。勝てば決勝は背番号10の左腕岩本の先発も考えられ、うまくいけば3年生全員起用することができるかも知れません。試合を推察すると、高松商業の打線は力強い。大阪桐蔭の高山の踏ん張りが、勝負の行方の鍵を握っているかと思われます。