じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

2021年度女子高校バスケットインターハイ展望

2021-07-09 12:44:26 | 高校バスケット

※本命

桜花学園(愛知)京都精華女子(京都)

※対抗

札幌山の手(北海道)湯沢翔北(秋田)郡山商業(福島)聖和学園(宮城)白鴎大足利(栃木)昭和学院(千葉)明星学園(東京)八雲学園(東京)開志国際(新潟)新潟中央(新潟)鵬学園(石川)岐阜女子(岐阜)大阪薫英女学院(大阪)大阪桐蔭(大阪)倉敷翠松(岡山)徳山商工(山口)高知中央(高知)聖カタリナ(愛媛)小林(宮崎)


バスケットは総合力プラス核になる大型選手を擁するチームが優位かと思われ、そういう意味では、野球に似た側面があるように思われる。


では、ゾーン毎に見ていきたいと思います。


※岐阜女子~開志国際のゾーン

毎年のように優勝候補の筆頭格に挙げられ今季の東海大会も制した岐阜女子が中心のゾーンかと思われるが初戦の相手となりそうな白鴎大足利など息の抜けない戦いが続きそうだ。湯沢翔北ー八雲学園は好ゲームになりそうな予感。東北大会が開かれていないため同地区の学校の実力は未知数だが2年前の湯沢翔北の印象は強く残っている。開志国際も地区大会の戦績見る限り力はありそうだ。九州勢では小林に期待したい。


※徳山商工~高知中央のゾーン

高知中央の初戦の相手となりそうな大阪薫英女学院、その先に待ち構える昭和学院の勝者を徳山商工が迎え撃つ図式かと、各地区の戦績見る限りでは推察される。昨年度のウィンターカップではくじ運に泣いた感もあった薫英だが、今大会も楽なクジではないとはいえ、決勝進出のチャンスはあるかと思われる。


※札幌山の手~福岡大学付属大濠(福岡)のゾーン

札幌山の手の初戦の相手は大阪桐蔭になりそうだ。対戦が実現すれば大阪桐蔭が昨年のウィンターカップ準々決勝のリベンジなるかに注目が集まる。2017年はウィンターカップ優勝、2年後の同大会では悲劇的な逆転負け、そして昨年はその相手に見事リベンジと全国で感動的な戦いが続いてるだけに、今大会も注目が集まる。聖カタリナ学園も面白い存在だがこのゾーンの本命はなんと言っても桜花学園かと思われる。留学生の破壊力もさることながら日本人にもそれに匹敵する選手がおり、東海大会こそ優勝を逃したが、その力たるや間違いなく優勝候補本命かと思われる。郡山商業-新潟中央の勝者や倉敷翠松あたりがいかに立ち向かうかにも注目したい。


※京都精華女子~明星学園

近畿大会を57年ぶりに制した京都精華女子は言わば今大会の西の本命かと思われる。近畿を制したのが57年ぶりというのが意外なくらい元々力のある学校だが加えて今年は2人の留学生が強力。高校女子バスケといえば桜花と岐阜女子、という定番とも言える下馬評を覆す力があるかと思われる。共に順当に勝ち進めば準決勝で桜花と潰しあいというのはもったいない限りである。このゾーンの対抗馬は明星学園か。他、鵬学園、聖和学園あたりにも注目したい。