じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

第99回全国高校ラグビー展望

2019-12-07 21:24:44 | 高校ラグビー
✳Aシード桐蔭学園(神奈川)が入ったゾーン
同校の優位は揺るぎない。食い下がるとすれば長崎北陽台あたりか

✳Bシード東海大仰星(大阪第3)、東京(東京第1)が入ったゾーン
東海大仰星が本命。力はAシードかと思われる。洗練されたゲーム運びに荒々しさ、泥臭さも出てくるかが、2年ぶりの優勝への鍵かと思われます。

✳Bシード常翔学園(大阪第2)、中部大春日丘(愛知)が入ったゾーン
シード2校の実力は五分と見る。ただ、常翔は予選決勝ではチームが固まってなく見えたため、大会が始まる頃にはAシードクラスの本命へと変貌を遂げている可能性を秘める。名門大分舞鶴を倒して初出場を果たした大分東明(大分)の戦いにも注目。初戦勝てば常翔学園と対戦。手こずらせるくらいの力はあると見る

✳Bシード東福岡(福岡)、國學院栃木(栃木)が入ったゾーン
選抜では桐蔭学園に大敗喫したものの力はAシードと思われる東福岡が本命と思われる。國學院栃木も東のBシードの中では上位に位置付けされる学校と思われるが報徳学園(兵庫)も同等の力はあるかと思われ、シードダウンの予感を最も感じさせるゾーンかと思われる。

✳Aシード京都成章(京都)が入ったゾーン
同校が優位。FWの強さ重たさは今大会屈指。BKに鋭さがついていれば、悲願の初優勝も現実味を帯びてくる。国体で好成績を収めた石見智翠館(島根)、尾道(広島)の中国勢がどこまで食い下がれるか

✳Bシード佐賀工(佐賀)、流経大柏(千葉)が入ったゾーン
今期安定してBシードクラスの戦績を収めている佐賀工が本命。ただ昨年ベスト4の流経大柏は昨年も全国大会に向けてチーム力を上げてきており、予断を許さない

✳Bシード大阪桐蔭(大阪第1)、日本航空石川(石川)が入ったゾーン
2連覇を狙う大阪桐蔭が本命。力はAシードクラス。選手層の分厚さが売り。ゲームメイクが成熟してくれば、2連覇も現実味を帯びてくる

✳Aシード御所実(奈良)が入ったゾーン
同校が本命。体格のしっかりした選手が15人ずらりと揃う。全体的にスピード感が増してくれば、悲願の初優勝も現実味を帯びてくる。本郷(東京第2)あたりがどこまで食い下がれるか。高知中央(高知)ー秋田中央(秋田)は1回戦屈指の好カードかと思われる

優勝争いはAシード3校にBシードの大阪桐蔭、東海大仰星、東福岡を含めた6校で争われるものと思われ、そこに常翔学園が絡めるかどうかといったとこかと思われ、僅差ながら大阪桐蔭が抜け出てた昨年と比べると激戦模様かと思われます。準々決勝以降の展望は、気が向けばやりたいと思います。