✳️FW
尾道:皆でかく分厚い。サイズのままにスクラム、モールで圧倒
茗溪学園:第3列は小柄も筋肉、厚みはあり、こちらも全体的に分厚さを感じる体つきでなかなか強そうでした。
報徳学園:私が観たときは既に大差のついた後半で選手が大分入れ替わってましたがやや小柄に見えた選手も体つきに分厚さはありました。
高知中央:1列目はあんこ型揃い。ロックの4と両FLはラインアウトのジャンパーに適した体型。ロックの5も一列目のような体型。エイトの留学生のそれは強烈。スクラムは前半はマイボールでも圧倒するも後半は終始劣勢。フルタイムでの戦いに課題が残ったかも知れません。
✳️BK
尾道:バックスも皆筋肉に厚みがあり、見るからに強そうな選手ばかりでした。この日はFW戦でトライまでもっていけたせいか、バックス展開の場面があまりなかったものの、やや粗さは感じるも球だし、展開そのもののスピードもなかなか速かったです
茗溪学園:ウィングの14の快足が光りました。
報徳学園:やや華奢に見えた選手もいたものの展開スピードには見るべきものがありました。
高知中央:やや華奢に見えた選手を両ウイングに置き、分厚さあり強さを感じさせる選手をCTBに配置は理想的に見えました。FWの留学生が確実にポイントを作ってくれた前半は安定の素早い球だし、FWの留学生がこれまた強烈で、彼の突破を起点にしての展開には見るべきものがありました。ですが後半、彼らが下がると終始思うようにいかず。組織としての展開に課題が残ったかも知れません。
✳️尾道
この日は力わざでいけましたが次のAシード京都成章相手にはFWプラスバックス展開が機能するか、後この日相手ボールのスクラムが少なかった事から、タックルが刺さるかどうかも、ポイントになってくるかも知れません。
✳️茗溪学園
かつては展開ラグビーで花園を席巻した同校ですが、シードの大阪桐蔭相手に食らい付けるかどうかは、FWの踏ん張りにかかっているかと思われます。
✳️報徳学園
いくら力の差があるとはいえ、160点は伊達でとれるものではありません。シードダウンする力はあると思います。ただ、こうした展開で怪我人を出してしまったことは、課題として残ったかも知れません
✳️高知中央
前半かなり優位にリードしながら後半大逆転敗けで花園初勝利を逃す。ちょっとしたプレーを大事にする。タックルを磨く。留学生の個の力に頼るのではなくそれをチームとして活かすべく総合力を上げる。これらが出きれば、初勝利はもちろん、シードだってもらえるようになるかと思われ、近未来にその可能性を感じさせた、この日の敗戦だったかと思われます。