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スポーツジャーナリストもどき

第100回夏の高校野球南北大阪府予選準決勝以降展望

2018-07-25 11:44:36 | 高校野球

※南大阪

大体大浪商-近大付  上宮太子-大商大堺

 浪商の本格派右腕立石、近大付で1年夏からエースの左腕大石、さらには小柄ながら粋の良い球を投げる商大堺の右腕田中と決め手になるエースを擁する3チームが残った。この中では江畑というこれまた力のあるストレートを投げる左腕も控える浪商が、投手層の厚みで若干優位かという見方ができるかもですが、今季はちょっといい投手が出てくると抑え込まれている印象が強いこれらの学校の打力がどこまで上がっているかもカギを握りそう。上宮太子はここまで公立校などに途中手こずりながらも終わってみればしっかりスコアメイクして勝ち上がってきた。4校の中で最も投打にバランスのとれた陣容である事もあり得るかと思われ、本命に躍り出る可能性も秘めているかと思われます。商大堺相手にどんな試合をするかで、同校の戦力値がある程度は見えてくるかと思われます。

※北大阪

履正社-大阪桐蔭  大阪学院大高-東海大仰星

大阪桐蔭は準々決勝で金光大阪の奇抜な継投を最後まで攻略できなかった。やはり打線に決め手はなく、履正社が2年生左腕清水から3年生右腕位田への継投がはまり、守備が乱れずロースコアの展開に持ち込めれば、十分勝負できるであろう。逆に4点以上奪われるようだと、大阪桐蔭の先発が予想される柿木や根尾からそう多くの得点は望めないだけに厳しい。東海大仰星はやはり背番号16の本格派右腕河内の起用法、及び彼の投球次第。この投手がはまれば大阪桐蔭、履正社にも十分対抗できる。そのためにも大阪学院戦で彼の負担をいかに最小限にとどめるかかと思われる。大阪学院は春の準V校関大北陽を破り準々決勝では香里丘の追撃を振り切ってのベスト4進出。どこまでしぶとさを発揮できるかかと思われます。



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