春夏にかかわらず全国を制するには高い総合力を誇ることが条件になってきますが、春や夏を制した学校を見ていくと、春は春、夏は夏で総合力プラス@の武器が必要であることがわかってきます。今回は春の展望ですから、春を制するのに必要な、2年前にも旧ブログで触れた4つの条件に沿って占ってみたいと思います。
※全試合3点以内に抑えることのできる超高校級投手を擁するところはどこか。
過去10年の優勝校のうち2012年の大阪桐蔭、翌年の浦和学院、2009年清峰、2008年沖縄尚学が全試合3点以内に抑えて優勝している。大阪桐蔭には藤浪、清峰には今村、沖縄尚学には東浜と、いずれも現在プロで活躍している超高校級の投手を擁しての優勝だった。今大会、この条件に該当する学校はなんといってもMAX152キロ右腕高橋を揺する県岐阜商であろう。公式戦で唯一4点以上奪われた東海大会決勝静岡戦は連投の影響を回避して高橋を5回で下げたからによるもの。それまでは1失点に抑えていた。投手陣は高橋に頼る部分が大きいようなだけに、打線がいかに援護し、高橋を6回くらいで下げれるような試合を一つでも多く作ることが、終盤の過密日程を考えると、優勝への条件になってくるであろう。
※全試合4点以上奪うことのできる高い得点力を誇るとこはどこか。
秋の公式戦の戦績見る限り、そうした学校は見あたらないが、昨年の平安のように大会に向けて、打線の調子をあげてくる学校が出てくるかもしれない。そういう学校が出現することも楽しみにしながら観ることにしよう。
※技巧派左腕を擁するところはどこか。
昨年の平安には今年も出場する高橋、2013年の浦和学院には佐藤という、派手さはないが切れのいいストレートを投げるいい左腕がいました。2007年の常葉菊川の田中もそうかな。今年もそうした左腕を擁し、投打に高いレベルでバランスのとれた学校は多く存在する。明治神宮準優勝の浦和学院の江口は、自身が先発した公式戦はすべて3点以内に抑えている。控えの小倉も同じく左腕でゲームを作る力は十分あり、連戦の不安も少ない。常総の鈴木もMAX130後半の左腕。もう一人のエース樫村との使い分けが飛躍の鍵か。二松學舍大付の2年生エース大江もMAX140超の左腕。大江をはじめ昨年夏のメンバーが多く残り、初優勝を狙う。2番手投手がいかにエースの負担を少なくするかが鍵であろう。天理には斎藤、森浦という2枚の技巧派左腕をもつのが大きく勝ち進んだ先にある連戦の不安も少ない。大阪桐蔭の小柄なエース左腕田中は非常に切れのあるストレートに変化球を操り、高い安定感を誇る。勝ち進んだとして、大会終盤の連戦を考えると2番手投手の活躍が鍵になるが、同じく左腕の松井は小柄ながら威力あるストレートを投げる。2年生の高山も左腕だがこちらは大型本格派。ストレートの威力は抜群である。他に2年生の本格派右腕江島のストレートもこれまで紹介した投手を凌ぐほどの素晴らしいストレートを投げるため、今大会の秘密兵器のような存在かもしれない。県岐阜商の高橋クラスの右腕になる可能性を秘める。秋の四国を初めて制し、センバツ初出場の香川英明は田中、中西とふたりの好左腕を擁し打線も力があるため、今大会のダークホース的存在であろう。1995,阪神大震災の年のセンバツを制した同県の観音寺中央のような快進撃が見られるかもしれない。
※洗練された機動力野球を展開するとこはどこか
2011年東海大相模は上記のような野球で春を制した。今大会でもそうした学校が出現することもまた、楽しみにすることとしよう。
以上です。
※全試合3点以内に抑えることのできる超高校級投手を擁するところはどこか。
過去10年の優勝校のうち2012年の大阪桐蔭、翌年の浦和学院、2009年清峰、2008年沖縄尚学が全試合3点以内に抑えて優勝している。大阪桐蔭には藤浪、清峰には今村、沖縄尚学には東浜と、いずれも現在プロで活躍している超高校級の投手を擁しての優勝だった。今大会、この条件に該当する学校はなんといってもMAX152キロ右腕高橋を揺する県岐阜商であろう。公式戦で唯一4点以上奪われた東海大会決勝静岡戦は連投の影響を回避して高橋を5回で下げたからによるもの。それまでは1失点に抑えていた。投手陣は高橋に頼る部分が大きいようなだけに、打線がいかに援護し、高橋を6回くらいで下げれるような試合を一つでも多く作ることが、終盤の過密日程を考えると、優勝への条件になってくるであろう。
※全試合4点以上奪うことのできる高い得点力を誇るとこはどこか。
秋の公式戦の戦績見る限り、そうした学校は見あたらないが、昨年の平安のように大会に向けて、打線の調子をあげてくる学校が出てくるかもしれない。そういう学校が出現することも楽しみにしながら観ることにしよう。
※技巧派左腕を擁するところはどこか。
昨年の平安には今年も出場する高橋、2013年の浦和学院には佐藤という、派手さはないが切れのいいストレートを投げるいい左腕がいました。2007年の常葉菊川の田中もそうかな。今年もそうした左腕を擁し、投打に高いレベルでバランスのとれた学校は多く存在する。明治神宮準優勝の浦和学院の江口は、自身が先発した公式戦はすべて3点以内に抑えている。控えの小倉も同じく左腕でゲームを作る力は十分あり、連戦の不安も少ない。常総の鈴木もMAX130後半の左腕。もう一人のエース樫村との使い分けが飛躍の鍵か。二松學舍大付の2年生エース大江もMAX140超の左腕。大江をはじめ昨年夏のメンバーが多く残り、初優勝を狙う。2番手投手がいかにエースの負担を少なくするかが鍵であろう。天理には斎藤、森浦という2枚の技巧派左腕をもつのが大きく勝ち進んだ先にある連戦の不安も少ない。大阪桐蔭の小柄なエース左腕田中は非常に切れのあるストレートに変化球を操り、高い安定感を誇る。勝ち進んだとして、大会終盤の連戦を考えると2番手投手の活躍が鍵になるが、同じく左腕の松井は小柄ながら威力あるストレートを投げる。2年生の高山も左腕だがこちらは大型本格派。ストレートの威力は抜群である。他に2年生の本格派右腕江島のストレートもこれまで紹介した投手を凌ぐほどの素晴らしいストレートを投げるため、今大会の秘密兵器のような存在かもしれない。県岐阜商の高橋クラスの右腕になる可能性を秘める。秋の四国を初めて制し、センバツ初出場の香川英明は田中、中西とふたりの好左腕を擁し打線も力があるため、今大会のダークホース的存在であろう。1995,阪神大震災の年のセンバツを制した同県の観音寺中央のような快進撃が見られるかもしれない。
※洗練された機動力野球を展開するとこはどこか
2011年東海大相模は上記のような野球で春を制した。今大会でもそうした学校が出現することもまた、楽しみにすることとしよう。
以上です。
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