※守備
大阪桐蔭:前半の2失点はいずれもミスによるもの。してもさして影響のないミスと、致命傷につながるミスの区別はできてないといけません。サッカーに限らず、スポーツに限らず、仕事でもそうですが、そういうのはそれまでの経験によって体や心に染み込ませていくものだと思います。新人戦やインターハイ予選の大商学園戦同様、CB2の選手など、個々の守備には観るべきものがありました。そうした、一対一で絶対に負けない。負けそうなときは無理にいかない。そういう抜き差し加減を、それこそこれまでの経験で感覚的に染み込ませることができている選手が、前に出て全体を鼓舞することができていた点が、春より良くなってる点かも知れません。他、CB10,ボランチ7あたりの守備も良かったです。
大商学園:ほとんど攻めていたため守備の印象はほとんどありませんが、CB10の勝負所をしっかりとらえて見えた守備が印象に残りました。
大阪学芸:前半はしっかりブロックを形成して見えましたが、後半、やや受けにまわって見えたことが、2失点の要因かもですね🎵DF5や右MF8の一対一での強さが光りました。
リベルテ:戦術だったのか相手との兼ね合いでそうなったのかはわかりませんが、終始引いてブロックを形成。ですが相手がパスをつないできたため、こらえることができませんでした。
※攻撃
大阪桐蔭:2点ビハインドの後半投入された3年生と思われる選手たちがよくやったと思います。右MF18はどの場面でも的確なボ━ル捌きの選択が出来てみえ、それが反撃ののろしを上げるPKゲットにつながって見えました。この選手は一年の頃からス━パ━サブ的な感じで効いてましたが2年になって見なくなり、3年になるとベンチからも外れて見えたのが何故かはわかりませんが、この日は一年の頃の輝きを取り戻して見えました。後半途中からFWで投入されたFW11も3年生と推察されますが、ロスタイムの同点ゴ━ルは敵陣ふかくでこの選手が蹴ったボ━ルが相手に当たってずれたコ━スがこの選手にとって良い方向に転がり再び素早くボ━ルをつかまえ瞬時にゴ━ル前にグランダ━のクロスをけりこんだことによってもたらされたもの。ラッキーな面もありましたしが体格からも感じ取れるこの選手の強さがもたらした劇的な同点ゴ━ルだったように思います。最後の戦いではうまさより強さがものを言うもの。どの競技でも、最後の戦いでは、こうした3年生が活躍するものだなと思いながら見てました。インターハイの時に感じたつなぎの意識の高さですが、GKが最終ラインで空いてる選手を瞬時に見つける力が増して見えたあたりに、その成果が表れていたかもです。
大商学園:新人戦やインターハイでの大阪桐蔭戦と違ってGKからつなぐ場面が多く感じたのは相手との兼ね合いなのか何らかの取り組みなのかは?です。大量得点のなかで前半にGKとゴ━ル前で一対一になりながら右サイドの選手にパスしてしまっていたのはやや気になりました。FW途中から左MF11は単に体格が良いだけでなく、高さ勝負も含めてフィジカルの強さとドリブルで切れ込むときの迫力を感じましたし、右SB13も強かったです。チ━ム全体で見ても、うまさ以上に強さを感じる選手が、今期も多いように見えました。
大阪学芸:右MF8の強さ、FW9やボランチ7の相手のミスを逃さぬ思いきりの良さが光りました。ここ数年同様、カウンターに鋭さを感じました。
リベルテ:攻め込む時間がほとんどなかったので特別印象はありません。カウンターもほとんど前で止められて見えました。
大阪桐蔭:大商学園との差は埋まっておらず他校の突き上げを喰らってる状況ですが、この日は交代で出た4人の選手が悉く機能しており、選手層の厚みは春より増して見えました。
大商学園:インターハイ予選の頃よりさらに強さが増して見えます。今後どこまで伸びるか次第では、初の全国制覇も視野に入れれるほどになる可能性を秘めていると思います。
大阪学芸:大阪桐蔭相手に引き分け、しかも参考PKで勝利は上々のスタート。全体に相手より大きさ骨格の強さを感じる選手が多かったことが要因かと思われます。
リベルテ:この日は大敗に終わりましたが勝ち点をとる力はあると感じました。追手門に引き分けた上で勝ち進んできているのが何よりの証拠です。引いて守るサッカーはこの日の相手のようにつないでくるところには厳しいですがハリルジャパンのようなサッカーするとこには有効。ここを侮ったチ━ムが、奈落の底に落ちてしまうのではないかと感じました。
✳大阪桐蔭と大阪学芸の試合は参考PKが行われましたが、これが参考なのかガチなのかわからずに見てると大阪桐蔭の5人目が外した瞬間、大阪学芸は歓喜の輪ができ大阪桐蔭の外した選手は泣き崩れる。これはガチだったのかなと思いつつ大会要項見てるとやはり参考PKでこの試合は引き分け扱いで共に勝ち点1がつく。しかも順位決めにおいて参考PKの優先順位は、勝ち点、得失点差、総得点、直接対決の勝敗に続いて5番目に過ぎない存在。これが事実ならこの試合で泣く思いをしたのはむしろ学芸の方。2点差をロスタイムで追い付かれ勝ち点3を取り損ねたということになりますし、参考PKとれたのがまだ救いということになりますが、両校のリアクションがそれとは真逆のものであっただけに実際どうなのか?あくまで一戦一戦での一喜一憂だったのかもですね😉いずれにしても今期の冬の選手権の大阪府予選はこれまでの大商学園、大阪桐蔭で決まりで最終節は消化試合みたいな感じだったのとは一変し、最後の最後までもつれるスリリングな展開になりそうですね🎵
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