※北海道:稚内大谷
日本最北端から史上初の甲子園球場の期待がかかる。
※東北:不来方(岩手)
部員10人で強豪八戸学院大光星に善戦し、スタジアムの観客から大きな拍手を受けたとかで、21世紀枠の有力候補として期待がかかる。他実績で見れば県1位で東北大会でも1勝を挙げた横手(秋田)も候補。佐沼(宮城)や小高工業(福島)は震災にも負けず頑張っており、これらの学校もまた、地区代表に選ばれても、全くの予想の範囲であるかと思われます。
※関東:石橋(栃木)
少ない部員で関東大会に進出し、準優勝の東海大望洋市原に善戦しておりやや優位か。他、部員10人ながら県ベスト8に進出した前橋西(群馬)あたりも面白い存在か。
※北信越:村上桜ヶ丘(新潟)
北信越大会に進出した実績が申し分ないだけでなく、地域住民と協力して荒れ地を整備したグランドで練習しているというのも、21世紀枠の理念に合致するかと思われます。他実績で見れば北信越大会で1勝を挙げた小諸商業(長野)も有力。地域貢献で県から推薦された羽水(福井)も面白い存在。
※東海:四日市(三重)
県ベスト16止まりながら強豪海星に善戦、何より偏差値70以上でコンスタントに東大現役合格者を輩出している抜群の進学実績がある分、優位かと思われます。夏ではあるが全国制覇を昭和30年には果たしており、オールドファンには懐かしい存在。他、実績で見れば多治見(岐阜)あたりが対抗馬か。
※近畿:洛星(京都)
唯一地区大会に進めなかった学校ばかりで構成される地区。偏差値70以上でコンスタントに東大現役合格者を輩出している抜群の進学実績、部員10人ながら強豪龍谷大平安に健闘と、21世紀枠候補として申し分ない。
※中国:尾道商業(広島)
オールドファンに懐かしいだけでなく地区大会に進出の実績、さわやか野球の実践と、地区代表校として申し分ない。震災の復興ボランティア活動に精を出す倉吉東(鳥取)も有力。
※四国:中村(高知)
24の瞳、でかつてセンバツを沸かせたオールドファンには懐かしい存在。同県の押しも押されもされぬ強豪私学の明徳義塾に勝って地区大会に進出した実績だけでなく、それが地域に元気を与えているという点でも、地区代表校にふさわしい。ただ、少人数や地理的ハンディを乗り越えただけでなく、行方不明の男性を発見して高野連から善行賞を受けた今治北大三島(愛媛)や同じく離島の土庄(香川)など、ここは東北と並ぶ21世紀枠の激戦区。
※九州:高千穂(宮崎)
九州大会に進出した実績だけでなく、徹底された礼儀作法という観点からも、やや優位か。離島の宮古総合実(沖縄)も、面白い存在。震災で大きな被害を受けた熊本の球磨工業を選出するかどうかで、九州の一般枠の選考の方向性が、見えてくるのかも知れませんね。
21世紀枠は困難克服、進学実績、野球部員の野球以外の取り組み。この3大要素から各1校選ばれる。地区代表校は高野連関係者のみで決められるせいか割と実績重視で選ばれる傾向があるが、最終選考は浅井愼平氏など普段高校野球と関わり合いのない著名人が主なメンバーとして選考にあたるためか、実績以上に野球部そのもの、果ては学校そのものが問われての選考になっているという印象が私的にはあり、仮に地区代表校が上記9校になったとすれば最後の3校は、
東:不来方(困難克服)
西:中村(地域との一体感から感じられる日々の取り組み)
に、素直に考えればなるのではと私的には思い、だとすれば、残る一つのランダム枠は進学校から選ばれると思われ、四日市と洛星の争いになるのかなと邪推しています😊。当然、最終選考にも高野連関係者が入られるはずで、明治神宮枠が近畿にもたらされているというのがどう影響するかが、選考を左右するのかも、ですね😄
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