★組み合わせは添付しません。各自で確認お願いいたします
※Aゾーン:天理(奈良) 仙台育英(宮城) 下関国際大附(山口)が中心も激戦
今大会屈指のスラッガー瀬を擁する天理や仙台育英はいずれもスケールの大きさを感じさせる。下関国際大附も切れ味鋭いストレートを投じる大型左腕古賀を中心に高い総合力を誇る。この3校が中心かと思われるが開幕ゲームを戦う神戸国際大附(兵庫)-北海(北海道)は神戸国際が右腕阪上、北海が左腕木村といずれも好投手を擁し明徳義塾(高知)、健大高崎(群馬)はいずれもチームとしての野球で優勝候補との初戦を戦う力を誇り予断を許さぬ激戦ゾーンと言える。宮崎商(宮崎)にも注目のスラッガーがいるがチームとしては投手を中心にいかに守ってロースコアの展開に持ち込むかかと思われる。
※Bゾーン:鳥取城北(鳥取)が1番手もどこが勝ちぬけてもおかしくなく混戦
投打のバランスで勝る鳥取城北をこのゾーンの本命に推すが3校入った21世紀枠の学校も含めて全校に勝ちぬけのチャンスありとみる。秋の関東大会の再戦となった東海大相模(神奈川)-東海大甲府(山梨)はディフェンスの相模オフェンスの甲府といったところで展開が読みづらい。福岡大大濠(福岡)ー大崎(長崎)も秋の九州大会の再戦。秋は決勝で相まみえ大崎が勝利。センバツでは投手戦が予想される。21世紀枠同士の対戦となった具志川商(沖縄)-八戸西(青森)は八戸西の投手陣が鍵を握りそうだがこちらもロースコア勝負が予想される。もう一つの21世紀枠の三島南(静岡)も強豪鳥取城北相手に食らいつく力はあると推察される。
※Cゾーン:激戦区の1番手は広島新庄(広島) 追う大阪桐蔭 鍵は投手起用
広島新庄は本格派右腕花田を中心に秋の公式戦全試合3点以内に抑えてきた。後半の日程を引いたことにより花田をどこかで休ませる必要があり、昨年からの経験が豊富な左腕秋山の出来が浮沈の鍵を握る。大阪桐蔭も松浦、関戸の左右のドラフト候補が中心のチーム。軸は松浦だろうがどこで関戸を先発させるかも注目される。初戦の相手智辯学園(奈良)は秋の近畿大会決勝で大阪桐蔭に快勝。投打に昨年のメンバーが残っており今年もチーム力は高い。市立和歌山(和歌山)ー県岐阜商(岐阜)は本格派右腕小園に対し県岐阜商はチーム力で対抗。明豊(大分)も投打に戦力充実。21世紀枠の東播磨(兵庫)は本格派右腕鈴木に注目。上田西(長野)は打力で全国に挑む。
※Dゾーン:中京大中京(愛知)がリード 東海大菅生(東京) 常総学院(茨城)が追う
初出場校が半分を占めるフレッシュなゾーン。中京大中京の畔柳はもちろん注目に値する本格派右腕だがこのチームの最大の売りは秋の公式戦全試合で4点以上奪ってきた打線にあるかと思われる。後ろの日程を引いたため控え投手陣の出来も鍵を握るかと思われる。東海大菅生は小柄ながら強いストレートを投げ込む左腕本田が中心となるがチーム力そのものも高い。常総学院も投打にバランスがとれており元プロであり球児としても夏全国準V右腕でもある島田監督の采配にも注目。聖カタリナ(愛媛)、京都国際(京都)は投手力で、専大松戸(千葉)は打力で全国に挑む。敦賀気比(福井)、柴田(宮城)はエースをバックがいかに盛り立てていけるかかと思われる。