じゅんなおひと

スポーツジャーナリストもどき

2019センバツ出場校予想

2018-12-19 15:29:52 | 高校野球

✳21世紀枠

東:釧路湖陵 西:富岡西 ランダム:清水桜ヶ丘 補欠:熊本西

東はどこも例年なら選出されるだけのものがありそうな学校ばかりで激戦。ここから先は今大会の21世紀枠最有力校と思われる西の富岡西が選ばれる前提での話になるが、21世紀枠の3校というのは進学、困難克服、取り組みで見るべきものがあった学校を各1校選ぶのが一般論なのかと思われ、富岡西は少なくとも進学以外の何かしらで評価された学校と思われ、となると残る2校のうちの1校は、進学実績の高い学校が選ばれるものと思われる。今大会の地区代表校のなかで最もそこのアピール力が高そうなのが釧路湖陵かと思われる。西は前述の通り富岡西が本命かと思われ、一般枠でも当落線上に位置する学校が甲子園に出れないということは、少なくともないであろう。ただ、熊本西については、諸々私的なことから、割りと甲子園に出ている学校と、私自身が思い違いをしていたことからマーク出来ずにいたが、九州大会でも1つ勝った実績も考えると、西の有力な対抗馬であると思われる。八尾がさしずめ西のダークホース的存在か。残る1校の予想は本当に難しいが、先に予想した2校が選ばれる前提で見た場合、最もキャラが被らず、戦績、戦力的に見ても選ぶに値するのが、清水桜ヶ丘かと思われます。

 

✳北海道

札幌大谷 札幌第一(神宮枠) 補欠:駒大苫小牧 旭川大高

北海道のみならず明治神宮も制した札幌大谷はもちろん、それによって北海道にもたらされた神宮枠も、決勝で惜敗の札幌第一で決まりかと、思われます。神宮枠については準決勝で優勝した札幌大谷に惜敗した駒大苫小牧を推す声もあるが、準優勝した札幌第一だって接戦を演じていることを考えると、逆転現象が起こることは考えにくいかと思われます。

 

✳東北

八戸学院大光星 盛岡大付 補欠:花巻東 古川

決勝で接戦演じた上記2校でほぼ間違いないであろう。補欠の2番手には準々決勝敗退組から惜敗組の仙台育英、羽黒あたりがくることも有りうるかと思われます。

 

✳関東 東京

関東:桐蔭学園 春日部共栄 山梨学院大学付属 習志野 横浜 補欠:東海大甲府 常総学院

東京:国士館 補欠:東海大菅生 早稲田実業

関東は準々決勝でコールド多発で接戦なし。これに対して東京の決勝は接戦だったことから、6校目に今回は東京の準優勝校東海大菅生が選ばれるという見方が大勢を占めていますが、当ブログでは6校目には関東の準々決勝敗退組から1校推したいと思います。明治神宮での桐蔭学園と国士舘の戦いぶりを見る限りでは、桐蔭学園の方が投手力で勝って見えたことを基準に戦力比較してみると、東海大菅生にも左の好投手がいるらしいですが、投手力でMAX152キロ左腕の及川選手を擁する横浜が、打力で東海大甲府や関東大会初戦敗退ながら補欠に入る可能性を感じる常総学院が勝るものと推察されるかと思われます。では関東の5校目はどこになるかとなると東海大甲府、常総学院は初戦敗退のため不利。県を制し関東でもひとつ勝った横浜が、県決勝で関東を制した桐蔭学園に大勝したことも加味して、関東5校目の枠をゲットし、センバツへ滑り込むものと、推察いたします。

 

✳北信越

星稜 啓新 補欠:上田西 東海大諏訪

決勝で再試合の熱闘を演じた上記2校が順当に選出されるものと思われます。補欠の2番手で遊学館がくる可能性が、くらいがせいぜいの推理欲かと思われます。

 

✳東海

東邦 中京院中京 補欠:津田学園 中京大中京

 優勝した東邦は決まりかと思います。問題は2校目、準優勝だが決勝大敗の津田学園か、準決勝敗退ながら東邦を最後まで追い詰めた中京院中京の逆転選出かで意見が分かれているようですが、当ブログでは後者でいきたいと思います。戦力的には差がないことが推察されるため、結局は負けた試合の内容で勝る中京院中京が、逆転でセンバツ切符をゲットするものと、推察いたします。

 

✳近畿

龍谷大平安 明石商業 履正社 智弁和歌山 大阪桐蔭 市立和歌山 補欠:天理 福知山成美

優勝した龍谷大平安、準優勝の明石商は決まり。履正社、智弁和歌山のベスト4組はそこでコールド負けとはいえ、選出そのものには影響ないかと思われます。問題はそこから先。準々決勝敗退組の市立和歌山、福知山成美、報徳学園、大阪桐蔭に加え初戦敗退ながら奈良を圧倒して制した天理の比較検討。戦績、試合内容、実力どの側面から見ても各校一長一短あり、例年にも増してもつれることが予想されると思われます。この中で最もセンバツに近い位置につけるのが市立和歌山か。優勝した平安に逆転サヨナラ負けとはいえ徳俵まで追い詰める。さらには県予選決勝でも強豪智弁和歌山に惜敗とはいえ一時大量リードを奪っており試合内容で高い評価を受けることになりそう。戦績も及第点、試合内容から推察される戦力を考えても、5校目か6校目かはともかくとして、選出される可能性が高いと思われます。戦績でどの学校よりもアピール出来るのが福知山成美。府県1位で近畿ベスト8なら例年ならかなりの確率で選出される戦績。だが履正社に0-5で完封負けした試合の内容がスコア以上に良くなく、そこから実力も推し測られてしまうと厳しいかと思われます。逆に戦績で苦しいのが報徳。県3位校で近畿で一勝しかしてない学校が選出される時は、同一府県の上位2校が共に初戦敗退してる時以外過去に記憶になく、兵庫1位の明石商業が近畿でも準優勝してセンバツをほぼ確実にしているというのは報徳にとって不利な要素。だが、その明石商業に負けた近畿準々決勝は、スコアは0-4で完封負けだったとはいえ、試合内容そのものは良かったらしく、そこが評価されれば、昨夏ベスト8の中心メンバーのひとりである左腕林選手が健在の実力の評価にもつながり、浮上する可能性は秘めているかと思われます。実力チーム力の高さで評価されそうなのが大阪桐蔭。だが、府2位で近畿一勝の戦績は微妙。負けた智弁和歌山戦の試合内容は今一つで選出されるかは微妙な情勢。八尾が21世紀枠で選出されれば同校は厳しくなるか。昨年滋賀の膳所がそれで選ばれてなお、近江はもちろん、当時当落線上だった彦根東も、他に選べる学校がなかったことから選ばれて同一県3校選出につながった昨年とは事情が全く異なるかと思われます。府1位で近畿でもベスト8の文句なしの実績を残す学校を落としてでも大阪桐蔭ねじ込みたいか等といった批判の声を封じるべく、同校が選ばれるとすれば5校目かということが推察できるかもしれず、その場合福知山成美を補欠2位まで落として、大阪桐蔭と福知山成美の順列を可能な限り引き離して、あるかも知れぬ風評被害を最小限に食い止める作業にうってでることも考えられるかも知れません。初戦敗退の天理の逆転選出の可能性ですが、結論から言えば低いかと思われます。市立和歌山が平安相手に接戦を演じていなければ浮上もあったかもですが、実力は評価されても、結局は近畿初戦敗退の戦績が響いて、上記周辺事情からの補欠1位までがせいぜいかと思われます。予想が難しい地区ですが、当ブログでは、ベスト4の4つと準々決勝敗退組から実力、試合内容、戦績を総合的に判断して、大阪桐蔭、市和歌山を推したいと思います。

 

✳中国 四国

中国:広陵 米子東 創志学園 補欠:市呉 関西

四国:高松商業 松山聖陵 補欠:高知商業 明徳義塾

両地区優勝、準優勝校はほぼ決まり。3校目がどちらの地区にいくかが毎年注目されますが、富岡西が21世紀枠から漏れれば先にも触れた理由から同校が最後の一般枠をゲットする可能性が高いと思われますが、もし同校が当ブログの予想通り21世紀枠で選出された場合は、中国地区の創志学園を、当ブログでは最後の1枠に推したいと思います。中国地区の3校目は米子東と最後まで接戦を演じた市呉を推す声が多いですが、創志もコールド負けとはいえ、最後の一イニング以外はロースコアの接戦を演じており、何より夏も甲子園を沸かせた本格派右腕西選手が健在である等、戦力面で勝るかと思われ、富岡西が21世紀枠で選出されれば四国の3校目に浮上しそうな高知商と比較しても、負けた試合の試合内容で勝るかと思われ、不利が伝えられる同校のセンバツゲットの可能性は十分にあるかと、思われます。

 

✳九州

筑陽学園 明豊 大分 日章学園 補欠:興南 神村学園

ベスト4に残った4つが順当に選ばれるものと推察いたします。ベスト4の内、日章学園が準決勝で敗退、一方準々決勝敗退組で興南が優勝した筑陽学園相手に好投手を擁し投手戦を演じていることから、同校の逆転選出を予想する声もありますが、日章学園がコールドは免れていること、同校が県1位なのに対し興南は県2位、戦力的にはチームカラーの違いは感じるが力の差までは、戦績見る限りでは感じられない、といったことから、逆転現象がおこるには至らないものと、当ブログでは予想いたします。



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