✳️守備
大阪桐蔭:敗けたとはいえ1失点ですからよく守ったと思います。後半立ち上がりの失点は密集のなかでゴールを決めた相手選手を褒めるべきと思います。一瞬の隙を突いてと解説者は言われてましたが大阪桐蔭が隙を見せたようには思えませんでした。
金光大阪:相手にボールを支配されたなかでよく無失点に抑えたと思います。先制点の効果にも見えました
✳️攻撃
大阪桐蔭:敗因はこちらにありと思います。攻撃を組み立ててゴールを奪う力がなかったように見えました。
金光大阪:ボールを支配する力が足らないためどうしても得点力は落ちてしまいますが、この日の虎の子の一点は泥臭いものでしたが選手権予選らしい見事なものでした。
コロナ禍で例年より試合数が大幅に少ないながら例年以上に印象に残る好ゲームが多かった世代だけにここで見納めは残念です。興国とのつぶしあいを制し東海大仰星が足元巣食われ同校に大会の流れがきたかと思われただけに尚更です。大会全般通してプリンスリーグでの戦いぶりがそのまま出ていたように思います。ボールを支配する相手に踏ん張る力は強いが自分達で組み立てる力は弱い。それがそのままこの大会にも出て見えました。課題もありましたが単に強いだけでなく記憶に残る好世代だったと思います。下級生世代は分厚い体をした選手やゴール嗅覚に優れた選手が多く残ります。キーパー次第では、現チームとはまた違った魅力的なチームになる可能性を秘めているかと思います。選手層がどれだけ厚くなるかもポイントかと思われます。
✳️金光大阪:プリンスでは下位だが割りと分厚いからだをした選手が多く、選手権予選でも戦えるかもしれないと感じた通りに決勝進出。主力二人を欠いての決勝進出は値打ちあるものであり主力二人を決勝にはというのがあったからこその勝利だったとも言えるかと思われます。決勝での勝利の鍵はカウンターからいかにハイスコア勝負に持ち込むかかと思われます。