炉縁は遠山、桜の花をイメージした茶会となっているので、遠山に桜を想像させられますね。 左の写真は炭をつぐ前の状態です。 湿し灰、化粧灰(白い)がまかれています。炭をついだとき、空気の対流が起きて火が起こりやすくします。 右の写真は炭をついだ状態です。炭には胴炭といった具合に名前があり、炭をつぐ順序など決まりごとがあります。炭の長さなども決まっています。 美しいでしょう。 お茶事などでは、お客の前で炭をつぐ手前があり(初炭・後炭手前)、炭をついで火がおこる間に食事(茶懐石)をします。
裏方では、お菓子の準備もできました。 お菓子は霞をイメージしたお菓子を依頼していたのですが、手違いで一足飛びに緑の山になっていました。 正客さんの所へ持っていくお菓子は3個入っています。 Ⅰ人1個づつ取り回しをします。 お菓子の扱いはナイロンの手袋をはめられますよ。
私がお席に入った時の様子です。 左が亭主、右の写真がお点前をされているところです。 お茶をたてている間、亭主は正客さんの挨拶を受けたり、正客さんから尋ねられると、道具の説明をしたりと会話が弾みます。 亭主の左に黒い机が少し見えています。これは正座の出来ない人の為に、椅子席が用意されているのです。