3/7建設工業新聞で伝えています。
-丸紅、東大ら11者/浮体式洋上風力発電、福島県沖で実証研究へ/清水建設が施工-
丸紅や東大ら11者で構成するコンソーシアムは6日、経済産業省の委託事業「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」に採択されたと発表した。福島県沖の海域に、浮体式風力発電機3基と洋上サブステーション1基を建設。施工技術は清水建設が担当する。漁業と共存する浮体式洋上風力発電事業について実証研究を進めながら、漁業関係者との対話・協議を通して将来の事業化を模索する。さらに浮体式洋上風力発電のノウハウの蓄積やビジネスモデルの確立を図り、日本の輸出産業の一つに育成していく考えだ。
同事業は、11年度中に開始する第1期と、13~15年度に行う第2期とで進める。第1期では、発電能力が2メガワットのダウンウィンド型浮体式風力発電機1基(浮体形式=4コラム型セミサブ)、容量25メガボルトアンペア・電圧66キロボルトの浮体式洋上サブステーション、海底ケーブルを設置する。電圧66キロボルトの浮体式洋上サブステーションの建設は世界で初めてという。第2期では、発電能力7メガワット級の浮体式風力発電機2基を追加で設ける。機種は油圧式ドライブ型(同=3コラム型セミサブ)と、油圧式ドライブ型またはダウンウィンド型(同=アドバンストスパー)を予定している。
設置場所は、海岸から20~40キロメートル離れた、水深100~150メートルの海域。年間の平均風速は秒速7・0メートル以上で、波の高さは10~15メートルの特徴を持つ。福島県では東日本大震災の復興に向け、再生可能エネルギーを中心とした新たな産業の集積・創出に期待を寄せており、同事業を契機に風車産業の一大集積地を目指している。
コンソーシアムのメンバーと役割は次の通り。▽丸紅=プロジェクトインテグレーター▽東大=テクニカルアドバイザー▽三菱商事=事業調査や許認可など▽三菱重工業=浮体式洋上風力発電施設▽アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド=浮体式洋上風力発電施設、サブステーション用浮体▽三井造船=浮体式洋上風力発電施設▽新日本製鉄=鋼材▽日立製作所=浮体式洋上変電所▽古河電気工業=海底ケーブル▽清水建設=施工技術▽みずほ情報総研=マニュアルの作成、委員会運営。
-引用終わり-
福島は今後、再生エネ100%を宣言しています。洋上風力は地熱と同様に震災復興のカギを握っていると言えます。
しかしながら、再生エネの自然条件ということであれば十分下北にもあります。プロジェクトの推進理由が必要であれば日本を救う「使用済み核の中間貯蔵施設化」という案がありましょう。
下北は対抗馬という意味ではなく、純粋に中間貯蔵施設は必ず必要なのですから、機運が高まっているこの時期に再生エネも同時利用して地域活性化につなげよう、ということなのです。
「国にも下北にもこれしか無い」と思っている私には「チャンスは今しかあり得ない」と結構切羽詰まっています。
原発事故で苦しみ再生エネ100%に変身する福島と、中間貯蔵施設を有し再生エネに期待する下北との関係は、結果的に日本のあるべき方向性に関与することになり、過去も現在も将来も切っても切れない繋がりに深い意味合いがあると考えています。
-丸紅、東大ら11者/浮体式洋上風力発電、福島県沖で実証研究へ/清水建設が施工-
丸紅や東大ら11者で構成するコンソーシアムは6日、経済産業省の委託事業「浮体式洋上ウィンドファーム実証研究事業」に採択されたと発表した。福島県沖の海域に、浮体式風力発電機3基と洋上サブステーション1基を建設。施工技術は清水建設が担当する。漁業と共存する浮体式洋上風力発電事業について実証研究を進めながら、漁業関係者との対話・協議を通して将来の事業化を模索する。さらに浮体式洋上風力発電のノウハウの蓄積やビジネスモデルの確立を図り、日本の輸出産業の一つに育成していく考えだ。
同事業は、11年度中に開始する第1期と、13~15年度に行う第2期とで進める。第1期では、発電能力が2メガワットのダウンウィンド型浮体式風力発電機1基(浮体形式=4コラム型セミサブ)、容量25メガボルトアンペア・電圧66キロボルトの浮体式洋上サブステーション、海底ケーブルを設置する。電圧66キロボルトの浮体式洋上サブステーションの建設は世界で初めてという。第2期では、発電能力7メガワット級の浮体式風力発電機2基を追加で設ける。機種は油圧式ドライブ型(同=3コラム型セミサブ)と、油圧式ドライブ型またはダウンウィンド型(同=アドバンストスパー)を予定している。
設置場所は、海岸から20~40キロメートル離れた、水深100~150メートルの海域。年間の平均風速は秒速7・0メートル以上で、波の高さは10~15メートルの特徴を持つ。福島県では東日本大震災の復興に向け、再生可能エネルギーを中心とした新たな産業の集積・創出に期待を寄せており、同事業を契機に風車産業の一大集積地を目指している。
コンソーシアムのメンバーと役割は次の通り。▽丸紅=プロジェクトインテグレーター▽東大=テクニカルアドバイザー▽三菱商事=事業調査や許認可など▽三菱重工業=浮体式洋上風力発電施設▽アイ・エイチ・アイマリンユナイテッド=浮体式洋上風力発電施設、サブステーション用浮体▽三井造船=浮体式洋上風力発電施設▽新日本製鉄=鋼材▽日立製作所=浮体式洋上変電所▽古河電気工業=海底ケーブル▽清水建設=施工技術▽みずほ情報総研=マニュアルの作成、委員会運営。
-引用終わり-
福島は今後、再生エネ100%を宣言しています。洋上風力は地熱と同様に震災復興のカギを握っていると言えます。
しかしながら、再生エネの自然条件ということであれば十分下北にもあります。プロジェクトの推進理由が必要であれば日本を救う「使用済み核の中間貯蔵施設化」という案がありましょう。
下北は対抗馬という意味ではなく、純粋に中間貯蔵施設は必ず必要なのですから、機運が高まっているこの時期に再生エネも同時利用して地域活性化につなげよう、ということなのです。
「国にも下北にもこれしか無い」と思っている私には「チャンスは今しかあり得ない」と結構切羽詰まっています。
原発事故で苦しみ再生エネ100%に変身する福島と、中間貯蔵施設を有し再生エネに期待する下北との関係は、結果的に日本のあるべき方向性に関与することになり、過去も現在も将来も切っても切れない繋がりに深い意味合いがあると考えています。