i氏の海外生活体験記

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<part4>しもきた

「自治能力無くした」は重い指摘

2015-03-14 23:54:43 | 大間原発の中間貯蔵化
3/10毎日新聞で伝えておりました。

-見通し立たぬ原子力「国策への貢献、無視か」-

 ◇立地自治体に広がる懸念

 「直接処分になると再処理は無くなり、フルMOXの大間原発は必要なくなるのではないか」

 2月25日の大間町議会。大間原発対策特別委員会の席上、石戸秀雄議長が委員として発言し、事業者のJパワー(電源開発)幹部を問い詰めた。2020年12月完工を目指す大間原発。通常の原発から出る使用済み核燃料を再処理して加工するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を、全炉心で使う世界初のフルMOX商業炉となる。六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場と並ぶ核燃料サイクルの中核施設だ。

 しかし、原子力規制委員会による再処理工場の安全審査は既に遅れがちで、規制委はフルMOX炉の審査にも慎重に臨む。再処理せずに地中に埋める「直接処分」も取りざたされ、焦る町議会の懸念が表面化した。

 大間には苦い記憶がある。同町は以前、「新型転換炉」の実証炉の建設予定地だったが、1995年に計画が白紙になった経緯がある。委員会で石戸議長が「国策に貢献している思いだが、全く無視されることになるのが少しずつ見えてきている気がする」と不信感を示すと、Jパワー側は「工事の進捗(しんちょく)率はすでに37・6%。できる限り早く安全な原子炉をつくり、皆様と共存共栄を行っていく」となだめた。

 背景には、財政問題もある。Jパワーの当初計画で同原発は昨年11月に稼働予定で、町はこれを前提に年間数十億円の固定資産税収を見込んだ計画を立てた。しかし、稼働遅れで15~18年度の歳入は約100億円減る見通し。築85年の役場の建て替えなどが後回しになった。別の町議は「『原発マネー』に左右されない町のあり方も考える時期なのか」と思案顔だった。

 ■「自治能力なくした」

 町議たちの不安に、あるマグロ漁師は「町を動かす人たちは自治を考える能力を無くし、原発のことしか考えが及ばなくなった」と冷ややかだ。国内有数ブランド「大間マグロ」への風評被害の懸念から、以前から原発に反対の立場だ。

 とはいっても、町内で原発工事に関わる住民やその親族は多い。表立って反対の声は上げづらいという。北海道函館市が国を相手に大間原発の建設差し止めを求めた訴訟を挙げ「一人が反対してもどうにもならない。『稼働すれば危険』と言える人に言ってもらうしかない」と諦め気味だ。

 ■稼働遅れ、人口流出

 東通原発に隣接する東通村小田野沢地区の集落は、震災後の衰退が著しい。震災前の10年に962人いた住民は、昨年は888人に減った。小田野沢部落会の二本柳政雄会長は「原発が止まって工事の仕事がなくなり、住民がよそへ出稼ぎしたまま戻ってこない」とこぼす。

 東北電の1号機は再稼働のめどが立たず、震災直前の11年1月に着工した東電の1号機も建設再開の道筋が見えない。規制委の審査では、敷地内の断層が活断層かどうかを巡って議論は平行線だ。「外国の第三者の専門家に見てもらえばいい」ともどかしさが募る。

 利用者が減ったガソリンスタンドやコンビニもつぶれ、空き家が増えた。二本柳さんは自宅から外を見つめ、「事故はおっかないが、農業も産業も食って消費する人がいてこそ」とつぶやく。

 バスや自衛隊ヘリで青森市へ向かう避難訓練にも参加した。「福島の事故があって、事故はもう『万が一』ではない」と危機感も持つ。一方、審査をクリアすれば事故につながらない原発ができるとも信じる。「結局は明日死んでも、きょうは死にたくないってことさ」と息を吐いた。

   ◇  ◇ 

 震災と東京電力福島第1原発事故から4年がたつ。県内の原子力施設の稼働が見通せない一方、再生可能エネルギー活用の取り組みも目立ち始めた。「5年目」を迎えるにあたり、県内のエネルギーを巡る動きを追った。

-引用終わり-

以前から指摘しておりますが、大間原発は非常に厳しいと思います。住民の気持ちを察すると「声に出せないけど今は反対」という人は結構多いのではないでしょうか。

原発工事で経済も雇用も支えられてきた状況は崩れてしまいました。徐々に再生エネルギーにシフトしていくことが、未来に負の遺産を残さないためにも必要ではないでしょうか。

私はこの再生エネにソフトラウンディングする方法として「大間原発は中間貯蔵施設に変更する」と提唱しています。

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ダナン国際花火大会の思い出

2015-03-14 23:14:42 | ベトナム滞在記
3/13みんなの経済新聞ネットワークが伝えておりました。

-ダナンで「国際花火大会」-世界5大陸の代表国が参加-

ダナン市で4月28日・29日の2日間、国際花火大会「DIFC 2015」が開催される。(ホーチミン経済新聞)

ダナン市が国内外の観光客に「ダイナミックで活気あふれる都市」などをアピールする目的で2008年から始まった同イベントは今年で6回目。

今回は「Da Nang - A symphony of Colors」(ダナン 色彩のシンフォニー)をテーマに、5大陸の代表国として、ホスト役のベトナムをはじめ、南アフリカ、米国、オーストラリア、ポーランドの5カ国が出場する。上演時間は1カ国約20分。

期間中、芸術照明、 フードフェス、フラワーボートパレード、音楽プログラムなどさまざまなイベントを開き、大会をさらに盛り上げる。

開催時間は、両日共20時~。チケット料金は、30万ドン、40万ドン、50万ドン(約1700円~約2800円)の3種類。

-引用終わり-

2011年ですがこの花火大会を見た思い出があります。90万人の街ですが40万人の人出とか言っていました。

当日では見える場所が無く困っていたらベトナム嫁が「ちょっと待って」とケイタイしました。真正面から見えるレストランのオーナーとお友達だと言うのです。「でもこんな人出じゃ無理だよ」と言いましたが、店からオーナーが現れて裏口階段から侵入しキッチンを通って屋上に案内してくれました。満席でしたが少しずつテーブルを寄せてくれて特等席を確保してくれました。

「悪いけど400万ドン(2万円)ね」

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ちょっとカラス考

2015-03-14 23:02:53 | 一般
3/10ロケットニュースが伝えておりました。

-【カラスの恩返し】少女がカラスにエサを与え続けたら「イヤリングやビーズなど気の利いた貢物」を持ってくるように!!-

 日本人なら、誰でも「鶴の恩返し」を知っているだろう。話の解釈は人それぞれ違うかもしれないが、基本のコンセプトは “良いことをしたら良いことが帰ってくる” という因果応報ではないかと思う。

 そんな鶴の恩返しならぬ、カラスの恩返しとも言えるストーリーが話題となっているの紹介したい。ある少女がカラスにエサを与え続けていると、イヤリングやビーズといった気の利いた貢物を持ってくるようになったというのだ!

【カラスの恩返し】
 カラスが大好きでエサを与え続けていたのは、米ワシントン州シアトルに住む8歳の少女ギャビー・マンちゃんだ。自宅の庭で、6歳の頃から毎日カラスにエサをあげるようになった少女に、なんとカラスがちょっとした貢物を運んでくるようになったのだ。

【カラスのくせにセンスが良い】
 驚いたことに、カラスはイヤリングやビーズ、キラキラ光るきれいな石やペンダント・トップといった、いかにも女の子が好きそうな物を選んで持ってくるのである。

 残飯やゴミなどを持って来られたら恩返しとは呼びにくいが、こういった貢物なら、まだ8歳にしても女心に訴えかけるものがありそうだ。恋人に、ロマンチックでもなんでもない見当違いなプレゼントを渡す人間の男性よりも、よっぽど気が利いている。カラスのくせに、なかなかセンスが良いと言わざるを得ないだろう。

 そして、今までもらった60以上のプレゼントのなかで、ギャビーちゃんはハート型のパールのペンダント・トップが一番のお気に入りなのだとか。

【カラスは人間とコミュミケーションが取れる!?】
 そんなカラスの恩返しについて、野鳥研究家のジョン・マーズラフ氏が見解を述べている。「今までに、いくつか類似した話を耳にした事があります。少女が受け取った貢物はただの偶然ではなく、カラスと彼女はお互いのシグナルを理解して、相互間にコミュニケーションが取れているのです」と語り、どうやらカラスの恩返しは実際に存在するようである。

 全身が真っ黒なだけに、昔からカラスは悪魔や魔女の使いや化身、または悪や不吉な物の象徴として描かれることが多かった。だが、少女とカラスの交流を聞くとおとぎ話のようで、カラスのイメージが一新される思いがした。

-引用終わり-

という記事を見て思い出しました。そう言えば我が川内町のカラスも良く道路にクルミの実を置く頭の良いカラスが居ます。上手くタイヤが通らないと位置をズラしています。一羽だけではありません。感心して調べてみるとカラスは狩猟の方法を仲間に伝達できるようです。

家の屋根ギリギリに短いロープを置いていくカラスを見ました。風で落ちるのを見て遊んでいるようです。屋根の軒下に変なモノがアチコチ落ちている、と親は以前から気が付いていました。「カラスのイタズラだったか」と納得したようです。

夜、FMアジュールを聞いていたら「灰色のカラスは最高さ~」と歌っていました。何かぶっ飛んだ歌詞ですが調べてみると「正義、協調、冒険、いじめ、自主性など現代における問題点を提起している」という意外なストーリィでした。

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ベトナム人の楽しみトップは日本食

2015-03-12 17:18:34 | ベトナム滞在記
3/10みんなの経済新聞ネットワークで伝えておりました。

-ベトナム人の「日本旅行」の調査結果、一番の楽しみは「日本食」-

 ベトナムの消費者リサーチサービス「Q&Me」を運営する「Asia Plus」が3月10日、「ベトナム人の日本旅行」の結果を発表した。調査は、20歳以上の「日本に行ったことのあるベトナム人」と「日本に行く予定のあるベトナム人」300人を対象に今年2月、 ネットアンケートで日本旅行についての調査を行った。「旅行形態」「滞在期間」「滞在中にしたいこと」「情報入手経路」「訪れたい場所」に関する項目について調査した。

 旅行形態に関しては、「個人旅行」と回答した人は29%のみにとどまり、「ツアー」と回答した人は全体の56%。滞在期間に関しては、「4-6日間」と回答した人が全体の36%となり、ベトナム人旅行者の特徴として「ツアーを利用し短い期間で旅行をする」という結果が見受けられた。

 訪日未経験者の滞在予定期間と訪日経験者が実際に滞在した期間の比較は、訪日未経験者は訪日経験者よりも長い滞在期間を希望していることがわかり、滞在期間について理想と現実にギャップが有ることが分かった。

 滞在期間中の楽しみは「日本食を食べる(69%)」、「美しい景色を見る(68%)」の回答が最多となった。滞在の時期としては「3-4月」が「花見の季節」という理由で一番回答者が多く、続いて「1-2月」が「雪の季節」という理由でテト休暇などの長期休みを利用して日本へ旅行に行く人が多いことがわかった。

 次に情報入手経路について質問をしたところ、「フェイスブック(54%)」、「ウェブサイト(43%)」が上位を占める結果となった。具体的なページを聞いてみたところ、フェイスブックページ「Cam nhan Nhat Ban」や、ウェブサイト「dulichviet.com.vn」を利用している旅行者が多かった。「ガイドブック(22%)」での情報収集は下位となり、インターネット上での情報収集が主流になっている。

 訪問場所については、「東京」(69%)」が1位、続いて「大阪(38%)」、「京都(37%)」、「広島(26%)」という結果となった。訪日経験者と未経験者では、訪日経験者の方が東京以外への地域「京都(45%)「神戸(23%)」への訪問意欲が高いことも分かった。

-引用終わり-

ベトナム人はやはりツアー旅行が多いですね。短期4~6日間が多いというのも分かる気がします。確かVISAなしの要件として指定旅行会社のツアーであること、だったと思います。旅行会社が一括申請できるシステムです。VISA取得は外国人にとってはとても面倒なんですよ。

これに私の案である青森→函館→下北の推奨ルートを当てはめてみました。4月末くらいの想定です。

「日本食を食べる」・・・これは函館朝市や海鮮三昧、大間マグロなどが堪能できます。

「花見の季節」・・・これは弘前の桜が見頃です。日本と言えば桜が代表格です。花好きのベトナム人にはたまらない花見になりますね。

「雪の季節」・・・これは川内スキー場にシートを被せで融けるのを遅らせます。昨年、一昨年の雪ではゴールデンウィークまで残雪が少しありましたので可能かと思います。少し集めてソリ遊びを想定します。

これに加えて「新幹線乗車」・・・ベトナムでは新幹線は2050年以降に開通予定です。一生に一度は乗ってみたいと彼らは思っています。ベトナム嫁は「飛行機みたい」と言って寝てしまいました。

その他に「温泉体験」「イチゴ収穫体験」「潮干狩り体験」「福祉施設見学」など大人から子供まで満足度の高い体験が考えられます。

先日、黒崎のアサリに挨拶に行きました。バケツ1/3くらいでしたよ。

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むつ市で人口増加したのは

2015-03-09 16:01:46 | しもきた
むつ市議会の一般質問の項目を拝見しても地方創生や人口減少問題が多いので、HPの人口統計をピックアップしてみました。

1.むつ市全体の5年間の人口は93.7%で6.3%減少したのに対し、川内88.5%、大畑89.4%、脇野沢83.6%と旧町村部が人口急減しています。

2.しかしながら、ここ2年間の値は全体で97.3%であり、川内94.0%、大畑94.8%、脇野沢93.5%と減少率が均一に落ち着いた傾向にあります。

3.注目すべきは外国人の居住動向です。2年間で約10%の増加をしています。主に大畑、田名部ですね。市全体では140人になっています。外国人は全体の僅か0.2%ですが、増加しているというのは事実です。

私は彼ら140人の情報発信力に期待を寄せています。例えば、彼らが母国に青森をむつ市を紹介することで日本人の100倍の効果があるでしょう。海外に知り合いや友人を持っている人が情報発信することでも市HPの10倍の効果があるでしょう。例えが良くありませんが・・・。サンマの根室市なんかの交流が見事ですね。

つまり「大事なのは人」ですね。「花燃ゆ」でも「限界集落株式会社」でも言っていましたよね。


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マグロとベトナム

2015-03-07 23:22:31 | しもきた
3/6東奥日報WEBで伝えておりました。

-大間マグロのブランド生かせ-

 大間町は5日、「大間・まぐろ町会議」(会長・金澤満春町長)を設置した。国内屈指の知名度を誇っている大間マグロのブランド力を守り、新たな地域振興にどう生かしていくかを検討し、実行に移していく。

-引用終わり-

ま、大間は原発よりまぐろが似合う訳ですが、町長さんは今からでも遅くないので方向転換を願いたいですね。

さて、ちょっと前の記事2つを掲載します。

1.11/13ベトジョーで伝えておりました。

-日本式マグロ漁、漁民への技術普及が今後の課題-

 ベトナム南中部沿岸地方ビンディン省では、日本から導入した技術や設備を利用したマグロ漁が試験的に始まっているが、多くの漁民にどう普及していくかが課題となっている。

 10月初旬にビンディン省を視察した日本の専門家らは、マグロ漁のプロセスのうち特に急速冷凍処理に問題があり、品質低下につながっていると指摘した。新しい設備の扱いに不慣れで、正しい方法で使っていないことが原因だとしている。

 ビンディン省人民委員会は、日本式マグロ漁の技術を学ばせに農業農村開発局の専門家を日本に派遣している。しかしこの専門家は地元に戻ってきても、漁民を直接指導していない。漁業関係者は、漁民を派遣して直接学ばせるべきと話している。

 農業農村開発省水産資源利用・保護局のファム・ゴック・トゥアン副局長は、8月に日本に試験的に空輸したマグロが取引されたことは成功だったとし、12月下旬頃から始まる次の漁獲期に期待を示した。また、専門家を日本に派遣することについては、日本の専門家を招いて漁民を訓練をするか、漁民を日本に派遣するほうが効果的との考えを示した。

2.2/3VERACで伝えておりました。

-日本品質のマグロ7本を日本へ輸出、15年初出荷-

 ベトナム南中部沿岸地方ビンディン省にあるビンディン水産株式会社(Bidifisco)は1月31日、輸出業などを手掛ける株式会社加藤均総合事務所(大阪府堺市)の専門家と協力し、日本の技術により漁獲したマグロの品質検査を行い、日本の品質基準を満たしていると判断された7本のマグロが日本に向けて空輸された。日本の技術協力によるマグロ輸出は、今回が2015年の初出荷となった。

 これらのマグロは、日本から導入した技術や設備を利用したマグロ漁の試験導入プログラムの一環として漁獲されたもの。今回は5隻の漁船が出漁し、マグロ100本近くが水揚げされた。日本の品質基準を満たさなかった残りの93本については、漁民とマグロの購買契約を結んでいるビンディン水産が市場価格を上回る価格で買い取った。

 なお、2014年8月にはマグロ54本が水揚げされ、日本の品質基準を満たした37本のうち、9本が日本に空輸された。9本のマグロは大阪府で競りにかけられ、1kg当たり1200円(約21万7000VND)の高値で競り落とされたが、それ以降は品質基準を満たしたマグロが漁獲できず、日本へのマグロ輸出は行われていなかった。

 なお、農業農村開発省及びビンディン省人民委員会は1日、加藤均総合事務所の日本人専門家とマグロ漁獲技術向上プロジェクトに関する会合を開いた。今後は、漁船25隻に電気ショック装置(Tuna shocker=電気ショックにより、マグロやサメなどの大型魚の動きを止めさせ、暴れやスレによる魚体の損傷を最小限にする装置)を導入し、漁民に対してノウハウの訓練を行うなどして、マグロの更なる品質の向上を目指す計画だ。

-引用終わり-

ベトナムのマグロ業界は日本のノウハウを希望しているようですね。大間漁協も大阪の日本人専門家とタイアップでもして、活動範囲をベトナムに広げてみてはいかがでしょうか。ちょっと部外者の意見ですが・・・。

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忘れていた回答、議会報告会

2015-03-07 00:33:27 | 川内グランドデザイン
何気にむつ市HPを開いたところ、昨年7月に開催された市民への議会報告会&意見交換会の回答がUPされていました。7か月経っているとはいえ忘れていなかったのですね。真摯に回答しています。一歩前進です。

ところでHPがリニューアルされていました。表紙で横に勝手に動くヤツが流行りなんでしょうね。最近よく見ます。正直言えば少し見にくいです。大きさのバランスが悪く目で追うのに移動が速すぎるのですね。それとお知らせ項目が何か少なくなりました。各部署にアクセスして下さい、ということでしょうね。

実は「議会報告会の回答は無いのかなぁ」とずーっと思っていました。出席された方は気になりますよね。今後議会だよりもパワーアップ改善中のようですので期待しております。それと議員のHP、MAIL、FACEBOOKも一般市民の意見吸い上げには有った方が良いのではないかなぁ、と感じています。余計な事ですが・・・。それと満足度調査意見の回答というのはあるのかなぁ・・・。独り言です。

さて議会報告会回答の中で、私が勝手に策定している「川内グランドデザイン」の「避難計画を諦めない」という項目に関係する内容がありましたので、ちょっとコメントさせて下さい。先ず意見と回答を引用します。

ある意見:「原子力災害時の避難計画は現実的でないため変えるべき」

その回答:「むつ市内の報告会でも意見が出ましたが、県や市が出した計画はたたき台で出したもので、実際に考えれば何万人も一緒にバスで移動となれば無理です。基本はそうですが、現状に合わせて地域ごとに変更していく予定ですので、今後も議会と行政側の議論になると思いますし、各地区の現状を把握しなくてはならない。川内、脇野沢地区に避難した場合に全ての人を受け入れられるか、その先はどうするかなど、今後の議論になるかと思います」

-引用終わり-

素晴しい回答をしています。「その先はどうするか・・・」 その通りですね。問題意識抜群です。例え命が助かっても財産と安全・安心な暮らしがパァになったら・・・。

避難施設で受け入れた。その先はどうするのですか??? 避難民も生活しなければなりませんよね。子供や若い女性は出来れば遠方に住まわせたいですよね。高齢者、寝たきり、病人、身体障害の人は・・・。

福島の例であれば、その後「仮設住宅に入る」か「他県の親戚を頼る」の2択でしょうか。

大間原発の場合はどうでしょう。フルMoxは毒性が強いので30kmで良いのかなぁ、とシロウトは考えてしまいます。風向きにも依るでしょうが・・・。陸奥湾、農地もダメでしょうから他県、他国?に移住ですかね。

この覚悟はありますか?と函館は青森にも言っているような気がします。大間原発差し止め訴訟次回は3月19日です。

大間原発はより深刻ですよね。

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ベトナム農業のダラット

2015-03-06 23:15:55 | ベトナム滞在記
3/5日経新聞WEBで伝えておりました。

-ベトナム農業に「日の丸」品質 高原で通年栽培-

 ベトナム南部の高原都市ダラットで、日本の技術を使った「日の丸ブランド」の農業生産が進んでいる。冷涼な風土を生かし、イチゴやレタスなど高品質な農作物を通年で栽培する試みだ。価格は2~4倍だが、品質や安全性の面から現地では支持が広がる。冷蔵輸送網の整備も始まり、周辺国だけでなく日本への輸出も視野に入る。ダラットが東南アジア有数の農産地に成長する可能性も出てきた。

 ホーチミン市のイオンモールには昨年11月から「日本のいちご」と日本語ラベルが張られた商品が並ぶ。価格は300グラムで12万ドン弱(約700円)と一般商品の約4倍。それでも週3回の入荷後にすぐ売り切れるという。

 生産地は車で7時間ほど北に向かったダラットだ。標高1500メートル級の山あいに合計5000平方メートルの温室が広がる。日系農業法人のキラクベトナムファーミングが昨夏から消毒効果のある電解水を使い、化学肥料も減らした低農薬農法で、日本原産のイチゴ「ペチカ」「章姫」を栽培している。

 現地のイチゴは農薬の使用量が多く、糖度や香りが十分ではない。「日本の技術を使えばより安全でおいしいイチゴを作れる」(中島正宏・最高執行責任者)という。

 ダラットの気候は農産物の生産に適している。同地があるラムドン省の野菜生産量は年150万トン。国内消費量(約1100万トン)の1割以上を満たす農業地帯だ。

■まだ低い生産性

 ただ零細農家が多く、生産性の向上では遅れている。同じ高原野菜の産地でもマレーシアのキャメロン高原に比べ、単位面積あたりの出荷額は9分の1以下にとどまる。

 ベトナム人は野菜消費量が東南アジアで最も多い(英ユーロモニター調べ)こともあり「安心・安全に敏感なうえ、糖度の高いトマトなど高付加価値の作物を求める。日本と協力できることは多い」。約45万平方メートルの農場を持つ地場農業法人のフォン社長は日本ブランドを歓迎する。イオンの「安全野菜」コーナーでも“日本”野菜が人気だ。

 長野県川上村に本社がある日越合弁会社アンフーラクエは昨年1月、現地で栽培したレタスの出荷を始めた。今では地場のコープマート、仏系ビッグC、独系メトロなど同国の主要スーパー約30社に「朝霧」ブランドで1日2トンを出荷する。

 「生産を指導してほしい」。レタスの高い品質を見た地元農家から依頼が殺到したため、契約農家に栽培法を教え、規格を満たしたレタスの買い取りも始めた。地元農家は技術料を払うが、技術を磨けて販路も確保できる。今年2月には契約農家が栽培した「朝霧」レタスが初出荷された。

 今年は香港やシンガポールへの輸出に本格着手する。その先に見据えるのは日本。日本では難しい冬場の露地栽培もダラットでは可能だからだ。

■外資も熱視線

 「(約1週間の)輸送費込みでも冬場ならば日本の相場の半値で販売できる」。同社の花岡貴也社長は自信を示す。輸出をにらみ、年内にも栽培面積を17ヘクタールに広げる。

 日本以外の外資もダラットに進出している。オランダ系のフレッシュスタジオは地元農家への技術指導と種苗販売の傍ら、自社農場で栽培したトマトを米マクドナルドのベトナム国内店向けに出荷。韓国のハッピーファームも近く大規模な野菜農場を立ち上げる。

-引用終わり-

ダラット産の果物、野菜は有名ですね。ベトナムに無さそうな農産物を見ては「これはどこで穫れるの?」と嫁に聞くと殆どが「ダラット」と返ってきます。

先日テレビでもやっていましたが、奇跡のレタスはダラットにも進出しています。ベトナムでは野菜は一般に洗剤で洗います。農薬が心配なんですね。ダラットの野菜はみずみずしく農薬の心配がありません。ベトナム農産物の一大ブランドが出来そうですね。

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収穫ミニトマトを飾る

2015-03-06 02:25:12 | Danang sushi bar 日記
ベトナムでの屋上菜園でミニトマト栽培にトライしています。嫁が5個収穫したよ、とメールしてきました。

良く分からないのですが飾りのつもりです。こうすれば靴箱もおしゃれに見えるでしょう、と・・・。

それよりミニトマトの出来は色も濃くまあまあのようです。黄色のアイコも出来ました。嫁は「黄色じゃなくて金色だ」と言っていますが・・・。

行く行くは、このミニトマトとラディッシュをサラダに使えないかなぁ、と考えています。日本では普通ですが、ベトナムでは珍しいんですよ。

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台湾観光客向け講演会

2015-03-04 23:23:31 | あおもり
3/4NHKニュースが伝えておりました。

-台湾の観光客増加に向け講演会-

 青森県を訪れる台湾からの観光客を増やそうと、県内の観光業界の人たちに台湾からの観光ツアーの特徴や喜ばれる対応などを知ってもらうための講演会が青森市で開かれました。

 これは、県が青森市で開いたもので、県内の市町村や観光業界の関係者などおよそ60人が参加しました。

4日は台湾のコンサルティング会社の代表で現地の旅行業界に詳しい向井純さんが講演し台湾から日本へのツアーは4泊5日が一般的で繰り返し日本を訪れている人が多いことを紹介しました。

 そしてより多くの人に青森県を訪れてもらうには、「ねぶたやリンゴといった地域を代表する祭りや特産品とともに青森でしか体験できないこと、見ることができないものをもっとPRしていく必要がある」と述べました。

 その上で、宴会場での食事の際にはご飯を最後ではなくおかずと一緒に提供したほうが喜ばれることや、商品の名前は、ひらがなやカタカナより漢字や絵などで表示したほうが伝わることなどをアドバイスしていました。

青森県によりますと県内を訪れる外国人は台湾からが最も多く、県は、今後、チャーター便の増便に向けた取り組みも進めていくことにしています。

県観光交流推進課の戸沼康弘課長は「来年の北海道新幹線の開業に向けて函館と連携し台湾の観光客に青森も訪れてもらえるよう取り組んでいきたい」と話していました。

-引用終わり-

訪日客のターゲットを絞って分析・研究することは大変よいことだと思います。「外国人観光客誘致」と一括りにしない事です。

やはり旅行コーディネーターが重要ですね。「青森でしか体験できないこと・・・」

私はベトナム人の青森→函館→下北という観光ルートを推奨しています。繰り返しで恐縮ですが、「弘前桜」「新幹線乗車」「函館山夜景」「函館朝市と海鮮三昧」「大間マグロ」「川内温泉」「川内雪遊び」「福祉施設見学」「陶芸体験」「潮干狩り体験」「イチゴ収穫体験」などです。

このうち「イチゴ園」はまだありませんが、多分そのうち出来るでしょう。雪遊びはシートを被せておくだけです。ソリのコースならざらついた少ない雪でも大丈夫です。出来れば福祉施設見学はEPAで介護福祉士研修に来て頂いて、その人に案内してもらうのがベストですね。

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ベトナム留学生爆発的増加、仙台

2015-03-04 22:47:41 | ベトナム滞在記
3/2河北新報WEBで伝えておりました。

-仙台への留学生過去最多に、ベトナム爆発的増加-

 学都・仙台で学ぶ留学生が、2014年4月時点で2776人と過去最多を記録した。国別の内訳を見てみると、隣国の韓国、中国が東日本大震災を契機に減少した一方、日系企業の進出が進むベトナムが爆発的に増加。留学生倍増計画を掲げる政府の後押しもあり、大学や関係団体は優秀な学生の囲い込みに余念がない。(報道部・古賀佑美)

 韓国・釜山出身の劉陳〓(ユー・ジンヨプ)さん(30)は著名な教授の下で学びたいと、13年4月に来日した。東北大大学院工学研究科で青色発光ダイオードの研究に打ち込む。

 「最先端の技術を学べている。仙台に来てよかった」と劉さん。しかし、家族や友人からは福島第1原発事故の影響を心配されるという。

 仙台国際交流協会によると、韓国人の留学生は現在147人で、震災前の268人から約4割減った。韓国国内では日本語学科を廃止する大学も多い。

 駐仙台韓国総領事館の南宮煥(ナングン・ファン)さん(49)は震災や原発事故の風評に加え、円安の影響を指摘する。「日本企業で働く魅力が減った」と見立てる。

 半面、ベトナム人留学生は10倍増。韓国を追い抜き、留学生の4割を占める中国の背後をうかがう。
 市内のある日本語学校は生徒の半分以上がベトナム人だ。技能実習生として来日した若者が、日系企業への就職を目指して再来日するケースが多い。

 世界に目を転じると、先進諸国では既に優秀な留学生の争奪戦が起きている。負けじと日本政府も20年度までに30万人の留学生を受け入れる計画を表明した。

 これに呼応して1700人超の留学生が学ぶ東北大は、英語で全ての単位が取得できるコースを大学に3、大学院に13開設した。教員が世界中を飛び回って留学希望者の面接なども実施している。

 留学生の就職支援も手厚い。仙台市の一般社団法人「東北多文化アカデミー」は、留学生向け就職セミナーを開催し、海外進出を検討している地元中小企業と留学生とのマッチングに努めている。

 ただ、企業側の反応は鈍く、セミナー参加企業は10社程度にとどまっているのが実情だ。アカデミー事務局の松崎修一さん(60)は「仙台が好きになり、第二の古里として就職を望む留学生も多い。地元企業も意識改革し、即戦力を迎え入れてほしい」と呼び掛ける。

-引用終わり-

昨年、仙台でベトナム人が増えている、という事を耳にしたことがありました。彼らは観光ではなく日系企業で働き技術を習得してベトナムに戻って指導者になりたい、と志を持っています。

下北でも水産工場で働いているベトナム人が居るようですし、根室や釧路はサンマの輸出とベトナム人の雇用が上手く行っている、と聞きます。

多分、今年は福祉介護の分野も含めてベトナムとの交流が拡大していくように思います。

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ベトナム屋上菜園ミニトマト経過

2015-03-04 22:25:56 | Danang sushi bar 日記
ベトナムの屋上菜園で試験栽培中のミニトマトがようやく色付いてきました。2月中旬から気温も穏やかでしたので、野菜栽培には今が絶好の季節です。

私は調子に乗ってキュウリ、カボチャ、シソも種蒔きしました。

カボチャは日本ではキチンと実を食べますが、ベトナムでは茎を炒め物に使います。


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30km圏内外の体制

2015-03-04 14:18:56 | 川内グランドデザイン
3/4東奥日報WEBで伝えておりました。

-30キロ圏外は事故後判断 規制委が今春にも指針改定へ-

 原子力規制委員会は4日、定例会合を開き、原発事故時の住民避難の方針をまとめた原子力災害対策指針の改定案を了承した。避難計画の策定が必要な原発の半径30キロ圏の外では、屋内退避が必要な範囲を規制委が事故後に判断するのが柱。5日から30日間にわたり意見募集し、今春にも指針を改定する。

 また、東京電力福島第1原発事故で患者の受け入れ拒否が起こるなど十分機能しなかった被ばく医療体制の見直しに向け、外部専門家を入れた検討チームの設置も決定。4月から会合を開き、今夏にも指針に反映する。

-引用終わり-

規制委は決める順序を間違っていますね。この避難方針は原発の規制適合審査の合否の前にやるべきですよね。30km圏の自治体には避難計画の策定を義務化しているのですから。それを受けて避難体制の検討がなされるべきでしょう。段取りの悪さは多分アチコチで言われるでしょう。

さて、私は勝手に策定中の「川内グランドデザイン」で「避難計画、避難道路を諦めない」としました。川内町は東通原発と大間原発の30km圏のラインにどちらも半分引っ掛かる微妙な地域です。東通原発事故の場合はむつ市側からの受け入れ避難場所としても学校などが指定されています。

そこで思うのですが、廃校校舎も避難所としてすぐに使えるように維持管理を兼ねて農産物などの室内実験場所として整備、開放したらよいと思います。常時使えるように人が出入りしていることが重要です。冬場の除雪一つとっても人の出入りが無いと不便です。加えて駐車場や物資倉庫の確保ができる事ですね。

学校は少ししたら授業再開しなければなりません。しかし避難住民はいつ帰還できるかわかりません。廃校校舎であるとギリギリコミニュティが保たれ、農産物の室内実験などは避難してきた高齢者なども働ける、というメリットもあります。

この様な既存施設を上手く使い一次産業を育成し、同時に災害時にも使えるようにするのも「国土強靭化計画」の重要な部分ではないでしょうか。

追)むつ市HPから東通原発事故時の川内町への避難人数を拾ってみました。(H26.6.2修正版)
・宇曽利川 197人 (大湊高川内)
・堺田    37人    同
・新城ケ沢 238人    同
・城ケ沢  185人    同
・泉沢   106人    同
・永下    26人    同
・近沢    46人    同
・角違、大川目 171人  同    
・戸沢   103人  (川内中学)
・袰川    87人    同
・田野沢  162人  (川内小学)
・高野川   11人    同
・石倉    12人    同
合計   1,381人
収容人数
大湊高川内1,250人  川内中学350人  川内小学306人  

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ふるさと納税と艦コレ

2015-03-03 23:58:23 | しもきた
2/18インサイドで伝えておりました。

-ふるさと納税で『艦これ』や『とうらぶ』プレイが捗る!?寄付額の50%がDMMマネーに-

 DMM.comは、寄附額の50%分のDMMマネーが進呈される、加賀市のふるさと納税の内容を明かしました。

任意の地方自治体へ寄付できる、いわゆる「ふるさと納税」は、収入や所得税・住民税などを鑑みた上で適切に行えば、実質2,000円の自己負担で各自治体が用意している様々な贈呈品を受け取ることも可能な制度です。

 この制度を利用するには確定申告が必須な上、個々人の状況で控除される金額などに差があるため、気軽に行える制度とまでは言えませんが、適切な手続きさえ済ませれば実質負担額の何倍もの恩恵を得ることができます。すでに少なくない方々が自治体に寄付して肉や魚などの特産品などを受け取っており、テレビやニュースでも話題となっています。そしてこのたび、加賀市贈るふるさと納税のユニークな贈呈品が明らかとなりました。

 2015年3月31日までに加賀市へふるさと納税を行うと、寄付額の50%分に当たるDMMマネーが進呈されます。個人の状況に左右されるのであくまで目安ですが、例えば独身で年収300万円のケースでは、加賀市に16,000円を寄付することで14,000円の税金が控除に。そして寄付額の半分に当たる8,000円分のDMMマネーが加賀市より進呈されるので、実質2,000円の負担額で、+6,000円分ものDMMマネーがもらえる計算となります。

 なお、夫婦で年収600万円の場合では、39,000円の寄付で37,000円が控除。加賀市から19,500円のDMMマネーが進呈されます。こちらも納税状況などで金額は変動しますが、2,000円の負担で十倍近いDMMマネーの受け取りが可能です。

 DMMマネーは、動画や電子書籍、英会話に3DプリントなどDMMが提供する様々なサービスで利用することができるので、これらのサービスを日常的に活用していれば十分にお得な贈呈品と言えるでしょう。決済手続きがクレジットカードで行えるのも、嬉しいポイントのひとつです。

『艦これ』や『刀剣乱舞』をはじめとするブラウザゲームで使えるポイントは、DMMマネーでの購入も可能なため、このふるさと納税の贈呈品をゲーム内課金に充てることもできます。また、DMMマネーとDMMギフト、ポイントはこの春に統合を予定しているので、実施後は更に使いやすくなります。

 DMMが提供するサービスやゲームを楽しんでいる方は、加賀市へのふるさと納税を活用し、いっそう満喫してみるのも一興でしょう。なお詳細や注意点は、下記のサイトをご覧ください。

■DMM発祥地の加賀市にふるさと納税してDMMマネー50%ゲット!! 3/31まで
URL:http://www.dmm.com/furusato/

-引用終わり-

ふるさと納税の在り方を批判するメディアもありますが、私は仕組みそのものが発展途上と考えていますので、その枠組みの中で色々あって良いと思いますね。自治体から見ればアイデアを出せるチャンスではないでしょうか。

さて、「艦コレ」聞いたことありますよね。自衛隊のある大湊でイベントがありました。軍艦を擬人化してお姉ちゃんと合体させているんですね。理解しがたいです。

それで思い出したネタがあります。むつ警察のアンナちゃんです。このキャラクターは青森出身の漫画家武井さんのシャーマンキングの「恐山ル・ヴォワール編」に出てきます。ネット検索すると恐山生まれの気の強い美人許嫁ですね。以前も書いたことがありますが、アニメ聖地として街おこしをしている地域が結構あります。恐山もこのテーマ曲でニコ動100万アクセスあった時はチャンスだったと思います。3年くらい前でしょうか。

そこでこのネタを捨てるのは惜しいと思い、2つほどアイデアを考えました。先ず「恐山ル・ヴォワールの翻訳化」です。英語のみならず中国語、韓国語くらいのバージョンですね。ネットで無料アップが良いと思います。武井さんの許しを得て。フィギアもきっと売れるでしょう。中国嫁日記が参考になります。中国美女モンちゃんあたりに紹介してもらうと大ヒットする気がします。それは多分聖地巡礼という訪日観光に繋がります。

次に「恐山ル・ヴォワールの街のチャイム化」です。いま「むつ市民歌」がチャイムとして有線で流れていますが、17時のチャイムに「恐山ル・ヴォワールの曲を使う」という大胆なものです。私は結構良いメロディだと思いますが・・・。多分メディアは話題性を取り上げてくれるでしょう。

良く分からないという人は、むつ警察のお姉ちゃんに聞いてみると良いでしょう。

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さて、どう進めるか

2015-03-03 20:51:23 | しもきた
3/2東奥日報紙面に「東奥日報東京経済交流会」の講演要旨記事がありました。講師はむつ市長です。

私が気になっているのは「人口減少対策」と「避難計画を諦めない」です。自治体の役割である住民の生命と財産と安心安全な暮らしを守る事に直結するからです。講演要旨はちょっと長いですが転記します。

-知恵、行動で活路模索(財政再建と地方再生)-

 東奥日報社は2月19日、14回目の「東奥日報東京経済交流会」を都内で開いた。講師はむつ市の宮下宗一郎市長。東北で最も若い35歳の市長として、財政が厳しい中で地域おこしをどう進めるかの持説を展開した。

 8か月前に市長に就任してすぐ財政難という現実に直面した。財政再建には前市長(在職中に亡くなった父・順一郎氏)も心血を注いだ。さまざまな施策のうち何に重点を置くのか。

【カネはなくても】
 カネはない。それでも遅れている分野から手を付けようと思った。例えばインフラ整備。本市は内閣官房の「国土強靭化地域計画」モデル調査対象に選ばれた。モデル地域となれば全国から注目される。その流れをつくりたい。

 産業育成の面でも、下北ワインを生産するワイナリーが資金調達法として、インターネットを通じたクラウドファンディングを活用するというので、市としてもファンド組成費用の一部助成を行う事にした。

 また、産学官連携で弘前大学の食料科学研究所と協定を結んだ。本市の農林水産品の成分を分析してもらい、食材のおいしさに加えて健康志向についての科学的な裏付けが得られれば、付加価値を高められる。

 一方、来年春の北海道新幹線開業を控えて活気づく函館市など道南地域と、下北地域が観光面で協力し、交流人口の拡大に結び付けたい。函館は台湾など外国からの観光客が多く訪れている。この「熱い地域」と下北はフェリーで結ばれている。チャンスを活かさないと。大間原発の建設差し止めをめぐり、函館市は国や事業者を相手に訴訟を起こしているが、観光面での広域的な協力は今こそ進めなければならない。

【目指す街づくりは】
 そんな中で、国の地方創生の取り組みが始まった。「やっと、いい流れになったな」と評価している。アベノミクスの効果についてはさまざまな意見がある。都市部や大企業では景気や業績が上向いているところもあるが、その「おこぼれ」が青森県まで来るかどうか。ただ黙って待っていても来ないだろう。地方創生は、頑張っている地域への財政支援だ。

 老朽化で閉鎖した市民体育館に代わる新体育館の建設へ基本構想を策定する。ただの箱モノではない。農・畜・水産業の6次化産品を売り出す拠点施設としての位置づけも考えている。

 下北全域の人口減少に歯止めをかけるため、定住自立圏の形成へ大間・東通り・風間浦・佐井の4市町村と動き始めた。対策は「働く場をどうやってつくるか」に尽きる。観光や農林水産など、地に足の着いた産業を活かしてやっていく。

 私は就任あいさつで「「世界のむつ市」となり、むつ市がさまざまな分野で1番になるため、全力で駆け抜ける」と申し上げた。大言壮語だと思われるかもしれないが、むつ市が何を目指すのかを明確に示したかった。今までの殻を破り、壁を壊し、しがらみを振り払い、新しいむつ市を市民の皆さんとつくりたい。

-引用終わり-

この講演要旨はとても重要です。先ず具体的に6つの事を言っています。

1.「国土強靭化地域計画」のモデル地域で全国の注目のもと、インフラ整備を整えたい。
2.下北ワインのワイナリーで行う「クラウドファンディング」に一部助成を行う。
3.「弘前大の食料科学研究所と協定」を結び、健康の科学的裏付けにより食材の付加価値を高める。
4.「北海道新幹線開業」で函館や道南地区と観光面で協力を進める。
5.新体育館の基本構想は農・畜・水産業の「6次化産品の拠点施設」としての位置づけも考えている。
6.「定住自立圏の形成」で観光や農林水産など生かし働く場を作って人口減少に歯止めをかける。

ここでは今まで出てきた「下北縦貫道」「道の駅」「北の防人」「ジオパーク」「地熱開発」「下北サテライト」「コンパクトシティ」「クルーズ誘致」「健康マイレージ」などが出てきません。多分「地域おこしの重点施策」を前面に6項目には特に力を入れていきたい、という現れですね。ただ「国土強靭化地域計画」には「下北縦貫道」「道の駅」が含まれているでしょうね。それともこれは講演要旨なので全体では詳細な発言を言っているかも知れませんね。

それと「新春、市長は語る」と内容が少し変わってきたようにも感じますが・・・。 いや、良いと思いますよ。勝負はこれからです。

以前の繰り返しで恐縮ですが、私は「世界のむつ市」になるためには「原発半島」から「再生エネ半島」にシフトしていくことがベースだと考えています。

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