out of curiosity #3

ブログを始めて14年目。
カメラを抱えて世界中の山に出没したい~!

八幡平初登頂

2024-06-14 00:00:31 | 山登り in 東北
2024年6月9日(日)
八幡平ガマ沼から岩手山を望む
 
 前日早池峰山に登り安比高原に移動して一泊。 この日は宿でしっかり朝ご飯を食べてから八幡平アスピーテラインにて八幡平に向かった。
 
駐車場でもある八幡平山頂レストハウスに向かう途中、
タニウツギとなだらかな八幡平の山並みの向こうに岩手山。
アスピーテライン沿いでは山菜を採るたくさんの人たちも見えた。
 
右奥には畚岳 (もっこだけ)が見える。
天気予報は曇りだったが、時折薄日も射すような空。 
 
八幡平山頂レストハウスの駐車場に到着。(9:00過ぎ)
ここは有料で ¥500/d だが、アスピーテライン沿い少し下に無料駐車場も有る。
駐車場下の斜面には大きく残雪があり、スノーボードを楽しむ人もいた。
たくさんのミズバショウが咲いている所も見えた。
 
駐車場からアスピーテラインをくぐるトンネルを抜け、八幡平山頂への散策トレイルに入る。
 
ノウゴウイチゴがたくさん。
 
オオカメノキは咲き始め~開花したものまで。
 
このくぼ地には雪解け後キヌガサソウが咲くそう。
 
ショウジョウバカマもたくさん。
 
登山口から15分程でドラゴンアイが見られる鏡沼。(9:55)
前週ならもう少し良かったようだが、まぁ、まだ雪が残っていてなんとかわかる。w
 
イワナシ
八幡平山頂に向け更に歩く。
 
途中たくさんの沼がある。
 
トレイルにも雪の残った所が少しあった。
雪解け直後なのか、フキノトウは薄い黄緑色、たくさん見られた。
それ程登ることもなく。。。
 
日本百名山 八幡平山頂初登頂!
やりました~!w
 
山頂の展望台に上がると見晴らしが良いのだが、山はまったくわからず。
あまり起伏の無い広大な範囲に低めのシラビソが生い茂る様子はまるで外国のよう。
 
八幡平山頂からさらに源太森を目指し歩くとガマ沼。
青空なら水の色も美しいのだろうが。。。それでも北欧のような景色にうっとり。
 
ガマ沼の隣には八幡平を代表する八幡沼。
沼沿いに見える建物は陵雲荘。 避難小屋だが休憩、宿泊もOKのようだ。
室内はとてもきれいで、トイレもある。
 
陵雲荘の手前に見えているトレイルを左方向へ。
すると大きな湿原に入ってゆく。
 
それまでツボミは見ていたが、ここに来てヒナザクラが満開!
 
見られて良かったなぁ~。
 
ミズバショウも咲いていた。
 
山の上の広い湿原は苗場山を思い出した。
 
ミズバショウ
 
あまり目を引く花が無いように見えるが、白い点々はヒナザクラだったりワタスゲが黄色い花をつけていたり。
ヒナザクラはまだつぼみも多く、これからワタスゲが穂になったり、
他の花も咲いて来たらきっともっとにぎやかになるのだろうなぁ。
 
湿原から源太森への分岐を少し登ると雪。
 
マルバスミレ?
花が小さい気がした。
 
源太森と~ちゃく。(10:59)
娘もこちらは初めて。
 
源太森から八幡沼方面を振り返った。
 しばらく景色を楽しんだら駐車場に戻る。
 
しばらく来た道を戻り、八幡沼の手前で左方向へ向かい、八幡沼をグルッと回る。
 
残雪、池塘、ミズバショウ
 
見返峠に向け少し登る。
 
瑞々しいミヤマスミレ
 
見返峠近く。 駐車場までもうすぐ。
 
ハクサンチドリがあちこちに咲きそう。
 
こちらも、つぼみをいくつか見たシラネアオイ。
咲いているのをみたのはこれひとつ。
 
 この後 12:00頃に八幡平山頂レストハウスに到着。 レストハウスで稲庭うどんなどお昼ご飯を頂き、少し標高の低い所へ行ってみた。
 
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早池峰山 2024 娘初登頂

2024-06-11 22:02:32 | 山登り in 東北
2024年6月8日(土)
早池峰山 一合目上から山頂方向を望む
 
 百名山をほぼ制覇しつつある娘は早池峰山に登ったことが無いと言う。 私は早池峰山には2019年6月2日、2019年7月8日と2回訪ねているが、早池峰山は車があればアクセスが良く、トレイルも登りやすい。 そして何と言ってもこの時期からお花が本当に豊富で美しいため何度でも訪ねたい大好きな山だ。 娘はもうすぐ仕事で日本を離れるという事もあり、出発前一緒に行ける山行はこれが最後になる。 計画では前週 or この週にと予定を空けておいたが、前週は悪天候のため断念。 この週は天気が良くなりそう、最悪雨は降らないだろうという予報になったので決行。 天気予報は見事に当たってくれた。
 
<アクセス>
JR東京駅 06:32 - 新幹線こまち1号 - 08:44 JR盛岡駅 → レンタカー / コンビニ買い物 → 11:00 河原坊駐車場
 
 
 翌日の 6/9(日)からは週末マイカー規制が始まるため、河原坊駐車場まで入れる最後の土曜日。 そんな日に東京からやってきて 11:00頃到着で駐車場に入れるのか?、が大きな賭け。 万が一駐車できなければ娘一人で登頂させるつもりだったが、幸い周囲まで満車だった駐車場は1台、2台と出てゆく車があった。 早く来た人、ありがとう~。 河原の坊駐車場から小田越登山口まで車道歩き。 この車道脇にも可愛い花が咲くので私ひとりなら 40~50分はかかるのだが、娘と歩いて約30分で小田越登山口に到着。(スミレやオサバグサなどがほぼ終わっており、撮れる花が少なかった。)
 
小田越登山口 11:50 出発!
登山口のトイレは設置完了状態。 山中一か所と山頂に携帯トイレブースあり。
娘の背後にあるのは携帯トイレ回収ボックス。 ありがたい。
 
登山口を入るとしばらく樹林帯。
ムラサキヤシオが良く咲いている。
他にはミツバオーレン、ミヤマスミレ、コミヤマカタバミなどを見ながら進む。
 
ミヤマアズマギクももうたくさん咲いていた。
樹林帯の上り斜度がきつくなり、岩が多くなってきてハイマツ帯を少し登ると。。。
 
1合目付近。 登山口方向を振り返る。
向かいに大きな薬師岳。 その麓に小さく四角く見えるのが早池峰総合休憩所の屋根。
 
2019年の頃は5合目まで「ヒメコザクラはどこ~? ハヤチネウスユキソウはどこ~!」
と無我夢中で一気に登って行った印象があるが、5年経った今、「こんなに岩場きつかったけ~!?」
とやっとこ登ってゆく。
 
けれど周囲はミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ、キバナノコマノツメなどがいっぱい。
 
あ~、しんど。
けど久しぶりの早池峰山、娘も一緒、やっぱり楽しい。
 
娘はスタスタ。
 
ミヤマキンバイ、チングルマもまだ咲いていた。
 
ハヤチネウスユキソウは準備中
 
チングルマ
 
そしてようやく見つけたヒメコザクラ。
1週間前のレポでも再終盤な感じだったので見られないかと思ったが、会えてよかったよ~。
 
ミヤマシオガマ
 
ようやく5合目の岩場まで来るとイワウメがたくさん咲いていた。
 
過去、ヒメコザクラの頃イワウメにはまだ早く、ハヤチネウスユキソウの頃には遅い。
イワウメの大きな群落は見ていたが、たくさん花が咲いているのは今回初めて。
 
ナンブイヌナズナも良く咲いていた。
 
5合目を過ぎ稜線近くになるとまた大岩の急登が続く。
 
そしてこのハシゴ!
時間が遅いので渋滞なく、ゆっくり上れて良かった。
 
ハシゴの後も少し岩を上り稜線に出て、早池峰山山頂方面へ。
2019年7月8日はこの辺りお花畑だったが、まだあまりお花は見られなかった。
 
山頂直下に残雪。
 
岩をひと登りして山頂にと~ちゃくっ! (14:06)
 
娘、初登頂
 
わたし、3回目
 
山頂の岩に陣取り遅いお昼ご飯休憩。
正面に薬師岳と登ってきたトレイル。
周囲の山はあまり良く見えなかったり、わからなかったりで眺めるだけ。
と言うか、大岩をずっと登って、私はもうあまり動きたくなかった。
14:50頃下山開始。
 
チシマアマナ
 
蛇紋岩なので下りもヒヤヒヤ。
 
ナンブイヌナズナ
 
キバナノコマノツメ
 
ミヤマオダマキ
 
ヒロハヘビノボラズ
 
ミツバオーレン
 
オサバグサ
 
 小田越登山口には 16:38 到着。 たまたま登山口に花巻駅行きのバスが停まっており乗ってしまった。
 
 天気は雲が多かったものの終日良く、春の花も愛でることができ、本当に楽しかった。 早起きして東京から出てくれば、午後からでもこれだけ楽しめる早池峰山は本当に素晴らしい! なんだかまた7月に行っちゃおうかなぁ~、なんて思ってしまう。
 この後宿を予約した安比高原に向かう。 翌日は今度は私が初めての日本百名山、八幡平だ。 天気は曇り予報なのであまり期待はしていないが、お花が見られると良いな、と思いつつ夕飯を頂き、温泉に浸かり、バッタンQ。
 
【 参考 】
 
コメント (2)
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娘と三ツ峠山

2024-06-02 16:14:01 | 山登り in 山梨県
2024年6月1日(土)
三ツ峠山から富士山を望む
 
 この週末は天気がまずまずなら娘と遠出をする予定だった。 が、予定していた 土・日・月曜日とも現地の天気は悪く延期することに。 土曜日は関東周辺陽も出そうだったので、私は何か所か行きたい所をピックアップし娘も誘った所、娘は三ツ峠山に登ったことが無いというのでこちらに決定。 数年前に訪れた時には6月中旬ごろに咲いていたカモメランがもう咲き始めているらしい。 
 
この日は花を見るだけでなくトレーニングもしたいので達磨石の登山口から。
中央高速の渋滞を避けるために 6:30出発。
 
登り始めから急登が続く。
もうツツジは終わったかと思っていたが、まだヤマツツジがきれい。
 
「股のぞき」到着。(7:08)
自分の股からでなく、木の股から富士山を眺める場所。
ただし予報に反して空はどんより、富士山は雲の中。
 
小さなお花や
 
キノコなど眺めながら、急なトレイルを登る。
 
馬返し到着 (7:27)
湿っているので緑がきれい。
トレイルはさほど歩きにくくはない。
 
と、娘が「富士山見えてきた!」
 
あら、ほんとだ。 予報が当たるかな。
 
ずっとつづら折りの急なトレイルを登りようやく八十八大師到着。(8:12)
ベンチに座りおやつ休憩。
ここまで来れば山頂まではあと一息だが、ここからのトレイルは
崩落斜面や岩の出ている場所、階段など険しさが出てくる。
 
キバナノコマノツメ
お花など見ながら慎重にゆっくり。
 
ナツトウダイ
 
ミツバコンロンソウ?
 
 
 
ウツギ
 
富士山が見えてきた!
 
四季楽園さんの分岐辺りから屏風岩。
あとひと登りだが、急な階段が辛い!
 
ミツバツツジが咲いていた!
 
 
 
ニガイチゴ
 
電波塔のある辺りからの最後の階段は登りやすいものの辛い所!
娘はラクラク~♪
 
三ツ峠山 開運山と~ちゃくっ! (9:08)
ところがこのタイミングで富士山方面は真っ白。
 
手前は御坂山辺りか、その奥雲に半分隠れているのが甲斐駒ヶ岳。
奥秩父方面なども若干見えたが、お花を見に行く。
 
シロバナノヘビイチゴ
 
シロバナフウリンツツジ
 
カモメラン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
マイヅルソウ
 
ツルシロカネソウ
 
 今回カモメランは随分少ないように感じた。 2022年6月20日に訪れた時は2017年6月26日に見た時より随分少ないと感じたが、その2022年よりさらに少なかった。 時期が早すぎたから? これからもっと咲くのかな? なにしろ 2022年は 6/20に行っているのでアツモリソウも咲いていた。 今回はまだ葉っぱとつぼみを一つ見ただけだ。 時期が早すぎたという事だけなら良いが。。。柵の中ではたくさん咲いているが、柵の無い所にはまったく、という状態。 こんなに早く咲いていることも、柵の無い所には全く見られないという事も、なんだか嫌な感じ。。。
 
お花を見てから御巣鷹山に行き、その後北側のトレイルを通りトイレに寄っていると、
「きれい~!」という声が聞こえた。 「何か花が咲いていたかな?」と思っていると、
通りがかった男性から「富士山全開ですよ。」と教えていただいた。
 
あら、本当だ!
 
三つ峠山荘さんの前ではまだミツバツツジの花も残っており、
富士山と共に。
 
その後木無山の方へも行き、クライミングゲレンデの絶壁から富士山を眺め、
広場でお昼ご飯を頂き下山開始。(11:04)
 
もう一度富士山を眺め下山する。
 
屏風岩はクライミングの人たちが多くなっていた。
 
登るのは大変だったが、お喋りをしながらの下山はラクラク。
それでもこの急なトレイルを良く登ったなぁ~、と。
 
 けれど、この日は全体で 8.2kmほどしか歩いていないし、陽は出たものの空気は割と冷たく歩きやすい一日だった。 これから蒸し暑い中でも登れるように暑熱順化のトレーニングも期待していたのだが、これではダメだったろうな。 (暑熱順化のために暑い日に歩かなければいけないわけではないが) とりあえず、ちゃんと毎日運動しよう!
 
 12:46 には終了できたので、帰りの高速もスイスイ、渋滞なしで帰宅できた。 そこそこの天気だったが、娘と楽しい一日を過ごすことができた。 延期した遠征は一応来週を予定している。 天気が良くなるといいな。
 
コメント (2)
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